福井県永平寺町|雪の永平寺へ
富山から福井へ移動して、ご当地グルメ「ソースカツ」をいただきました。翌日永平寺によりみちしました。3月初旬の永平寺はまだ雪が残っていて、静かな空間でした。ゴールデンウィークは観光地といった感じで、ひっきりなしに観光バスが来ますが、この時期は静かな時を過ごすことができます。雪が音を吸って、なおさらシーンとしています。
日時:2015年3月
エリア:福井県(福井市、吉田郡永平寺町)
富山県の舟橋村で演奏会をした後、福井県、鳥取県、島根県と日本海側の地域をよりみちして回りました。最後に京都の伏見稲荷へ。
よりみちスポット
富山から福井へ。まずはソースカツ丼
まだ北陸新幹線開業前でしたので、富山駅から福井駅までは直通運転の特急しらさぎや、特急サンダーバードがありました。特急で1時間30分ほど。現在は金沢駅で新幹線と特急を乗り継いで、乗り換えも合わせると同じ1時間30分ほどで福井に到着します。
舟橋村から戻ってくるまでは何とか雨が降らずに持っていましたが、サンダーバードに乗る夕方頃には本降りの雨となりました。移動の時でよかった・・・
到着は結構夜になりました。21時頃になると、のきなみ商店街の灯火が消えていく・・・。夕食難民になりかけました。アーケード街でみかけた、「ソースカツ丼」ののぼり。岐阜県土岐市の「ちちや」でもデミグラスソースのソースカツ丼をいただきましたが、ソースカツ丼って、結構各地のご当地グルメになってるんですね。
23時までやっている「ほていや食堂」で福井のご当地グルメ「ソースカツ丼」をいただきました。福井だと、ヨーロッパ軒が有名ですね。福井の「ソースカツ丼」はイメージ通りのソースに浸したカツが乗っている丼です。
朝の福井駅周辺によりみち
2015年の福井駅前は、富山駅と同じように絶賛工事中でした。北陸新幹線延伸に向けて、工事していました。
現在福井駅の周辺は恐竜たちがたくさんいるそうです。福井県から数多くの恐竜の化石が発掘されたため、福井県が恐竜王国として有名ななんです。再びよりみちしに行きたいですね。
福井県庁によりみちしてみましたが、県庁って、お堀の中に建ってることが多いんですよね。もとは、城だったんでしょうね。その名残の石垣と、橋と、堀があります。
福井駅の前にはアーケード街がありました。ガレリア元町。昨日ソースカツ丼を食べた「ほていや食堂」もこのガレリア元町商店街にあります。結構おしゃれなお店もあります。
福井から永平寺までの道のり
福井駅から永平寺までは、2つの生き方があります。1つは京福バスの「永平寺ライナー」という直通バス。だいたい1時間おきくらいに出ています。30分ほどで到着
もうひとつは、えちぜん鉄道で永平寺口駅までいって、バスに乗り換え。45分ほどかかります。
京福バスで、永平寺と東尋坊の両方に行こうと思うと「永平寺・東尋坊二日フリーパス」がお得。2300円で、永平寺ライナーにも乗れます。丸岡城や芦原温泉によりみちもオススメです。
今回は、えちぜん鉄道に乗りたかったので、鉄道&バスで永平寺へ。福井駅の構内には、白衣の恐竜博士がいました。彼は各地に出没しているそうです。
福井駅から永平寺口駅に25分ほどの乗車で到着。ここからすぐに永平寺行きのバスが接続されています。駅前のバスロータリーですでに待っていました。バスに乗ったのはウーーノを含めて3人でした。ちょっと寂しい。
ちょっと雲行きが怪しいです。
バスに乗っていると、胡麻豆腐の団助というお店があり、気になります。どうやら永平寺のお土産として有名なんだそうです。
15分ほどの乗車で永平寺バス停へ。
バス停の傍にはこんもりと雪が盛られています。この一段高くなった感じ・・・どこかで見た覚えありませんか?
多分、昔ここまで電車が来てた名残だと思います。プラットフォームっぽい感じでしたし、バスからの風景で、人が通ってなくて雪がきれいに積もってた土手が続いてましたから、鉄道の線路があった跡なんでしょう。
静かに時を過ごせた永平寺
バス停から参道を歩いていきます。結構静かです。この道をまっすぐ進んだところに永平寺の入り口があります。
赤い橋のところからまっすぐ進むと、ここに突き当たります。カーブして右に回ったところあたりに、永平寺への入り口があります。
3月の永平寺はまだ雪が残っていました。観光客の方がみえるんですが、静かです。
修行僧の方が行き交いしますが、「カメラを向けないように」との注意があります。撮影禁止の場所もいくつかありますが、だいたい大丈夫です。修行僧の方の後ろ姿など、とっても絵になりますので、撮りたくなりますが、我慢しましょう!
ちょうどお昼時にうかがいました。修行僧の方のお昼のおつとめの声だけが、どこかの部屋の奥から聞こえてきます。
時間を感じにいくには、とってもいい場所です。