長崎県壱岐市|九州初よりみち7〜美しい砂浜「清石浜」と「はらほげ地蔵」
長崎県壱岐の島の東部の港町「芦辺」周辺によりみちしました。芦辺にあるキレイな浜「清石浜」や、海の中に佇むお地蔵さんが並んでいる風景「はらほげ地蔵」などによりみちしました。はらほげ地蔵では、地元特産のウニをいただける食堂があります。
日時:2015年8月
エリア:長崎県(壱岐市)
山口県下関から歩いて関門海峡を渡り、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県の各地をよりみちして回りました。
よりみちスポット
郷ノ浦から芦辺へ
壱岐には、フェリーが着く港が3つあります。一番西に「郷ノ浦港」、真ん中に「印通寺港」、一番東に「芦辺港」があります。郷ノ浦から、芦辺に向かいます。ちなみに、バス停の「芦辺港」と「芦辺」は別の場所になり、結構離れています。郷ノ浦から芦辺港に行く場合は、だいたい芦辺で乗り換えて接続するバスに乗り継ぎます。郷ノ浦から芦辺までは25分ほど。
壱岐のバス移動は一日乗車券がお得です。
バスに乗ってると、開けた原っぱの中になにやら縄文時代的な住居跡が見えてきました。「原の辻一支国王都復元公園」というところだそうです。あとでよりみちしてみよう。
海の色がキレイです。
芦辺バス停に到着。港へは、ここで乗り換えます。ちょうどバス停の前の海を渡った対岸にあります。橋のところまで少しぐるっと回る感じになるので、歩いていこうと思うと、結構時間がかかりますので、バスをオススメします。
透き通るようにキレイな「清石浜」へ
芦辺バス停から、さらに東の方へ歩いていきます。集落の中の茶色っぽい道を進んでいきます。民宿などもあります。
九州電力の変電所。高い建物が少ないので、結構目立ちます。ここを過ぎると浜辺が見えてきます。
砂浜が見えてきました。すごいキレイ!
こちらが壱岐対馬国定公園の「清石浜」。読み方は「くよしはま」です。バスだと、「八幡線」に乗るとこの近くまで来ることができます。1日4往復のみ。
う、美し過ぎる!
しかも、誰もいなーい!
この頃は8月下旬でしたが、まだ夏休み中。ですが、海水浴の人はいません。ただ、海の監視員の方はちゃんとみえますので、溺れても大丈夫?!
壱岐の海が混むのは、お盆の頃までなんだそうです。お盆を過ぎると海を独り占めできる機会が多くなります。
こちらの風景が、【ウノゾーン通信2016年7月8月号】の表紙の「ここどこ?」写真でした。
テトラポットのおかげで、浜辺の波はとっても穏やかです。小一時間ほど波の音に揉まれていました。幸せなひと時でした。
うにめし食堂「はらほげ」でウニをいただく
清石浜からは1日4往復しかないバス路線「八幡線」でさらに東へ向かいます。終点八幡までは歩くと30分ほどかかります。この日はいい天気!ものすごく暑い!汗が止まりません。ほんと、バスに乗れて、ありがたい!
10分弱の乗車で終点の「八幡」バス停へ。このバス停のある通りの向こう側にすぐ目的地「うにめし食堂はらほげ」があります。「やっております」の看板がお出迎え。
生うにぶっかけ定食をいただきました。ミョウバンに使ってない生うには、濃厚で美味しいですね。
ウニの他には刺身と小鉢2品とあおさ汁がついてきました。小鉢はトコロテン。爽やか。
「はらほげ定食」というのもあり、こちらは、ウニをご飯に混ぜ込んだうにめしがついてきます。うにスパゲティなどもあるので、迷っちゃいますね。
はらほげ食堂で、ようかい手々てんに遭遇。この後次のところまで送っていただけることになりました。ありがとうございます!
海の中に立っている「はらほげ地蔵」
壱岐の島は、基本的にはゴツゴツした岩場の多い島です。ところどころに砂が堆積して、清石浜のようにキレイな浜があります。
はらほげ食堂の近くの浜辺に行ってみると、岩場が広がっていました。今ちょうど干潮の時間のようです。
ところで、うにめし食堂の名前が「はらほげ」という不思議な名前ですが、近くに同じ名前の「はらほげ地蔵」というのがあります。海の中にあるお地蔵さんです。「はらほげ」の意味は「腹に穴があいている」ということだそうです。その穴を利用して、お供えものをするんだそうです。
海辺に6つのお地蔵さんが並んでいます。これが「はらほげ地蔵」です。
今は干潮なので、海の中ではありませんが、満潮になると、海に沈みます。一度海から上げて設置し直したそうですが、海に戻すようお告げがあって、今の位置に戻されたんだとか。海が好きなんですね。
やっぱり、写真撮りたくなっちゃいますよね。