和歌山県太地町|秋祭りの太地町へよりみち観光
和歌山県の東側にある那智勝浦から「紀の松島めぐり」という遊覧船に乗り、途中の太地町によりみちしました。太地町といえば、鯨漁やイルカの追い込み漁が有名なところです。街には鯨があふれていました。そして、たまたま訪れた日がお祭りの日で、街のあちこちで獅子舞が家々を訪れていました。
日時:2015年10月
エリア:和歌山県(東牟婁郡太地町)
本州最南端にある和歌山県の那智勝浦町、太地町、串本町によりみちしました。
よりみちスポット
クジラの街「太地町」
那智勝浦町の「紀の松島めぐり」遊覧船に乗って、途中の太地町で下船しました。
太地町におり立つと、雨がぱらついてました。小雨になったところを見計らって、太地町の町をよりみち開始です。
船を降りると、クジラの町のイメージがドーンとあらわれます。鯨漁船、第一京丸が展示されています。
太地町の街はクジラであふれています。クジラの尻尾のモニュメント。タイルにもクジラがいます。そしてくじらの博物館もあります。
雨が止んでくれました。太地町の町の方面に向かいます。
太地町の船着場から街へと抜けるトンネルの手前に海水浴場があります。「くじら浜海水浴場」。こちらの浜の名前にもクジラが付いています。
太地町で偶然出会った秋祭りの風景
トンネルが見えてきました。なにやら、トンネルの向こうから太鼓と笛の音が聞こえてきます。
浴衣や法被を着た人たちがいます。
建物の中で、笛の演奏をしてるみたいです。外では雨よけにビニールをかぶせて太鼓を叩いています。
獅子舞もいました。10月の連休にある秋祭りだったようです。一軒ずつ回っていってます。
でも、さすがに全世帯は回らないですよね。どういうところを回ってるんでしょうかね。
太地町役場近くの港にきました。近くの飛鳥神社も、お祭り仕様に彩られてます。
太地漁協スーパー前でも獅子舞とお囃子がでてました。先ほどとは違う組のようです。
地元のテレビ局も取材に来てます。獅子舞が舞って、笹の枝にかかっている日の丸の扇子をくわえて取るようです。
こんな地元のお祭りに出会えるなんて、なんか縁起がいいですね。
そうそう、こちらの漁港スーパーには、いろんなクジラ肉が販売されています。冷凍のものと、生のものもありました。映画の取材など、反対派の方が多数取材に来たんでしょうね。店内取材お断りと書いてありました。
お祭りの皆さんと別れて、町の中をよりみちしてまわります。
雨の太地町をいく
このあたりは細い路地が続きます。祭りの日なので、民家の軒先には日の丸が立ってました。
落合博満野球記念館?なぜに?
調べてみると、もともとは落合個人の別荘だったところなんだとか。背番号「6」にちなんで六角形に設計されているそうです。喫茶店からは熊野灘を一望できる、ということで行ってみようかとも思いましたが、ここで雨が本降りに。
今回はここで引き返すことにしました。朝から100%の雨予報でしたが、よくここまでもってくれました。
近くの東新集会所でバスの時間まで雨宿りさせていただきました。こちらもお祭り仕様です。
コミュニティバスに乗って、JR太地駅に戻ります。
太地町のコミュニティバスの料金がホームページなどにも載ってないので、乗るまでいくらかわかりませんでしたが、こちらのバスは普通に距離で料金が上がっていくシステムです。
東新集会所から太地町駅までたしか250円だったかな。(350円だったか忘れた。50円を払った覚えが・・・)
10分ほどで太地駅に到着。途中にクジラの大きなモニュメントがあったんですよね。晴れてたらよりみちしたかったな。
クジラだけに「9:00ra」Tシャツなんてのもありました。エコバッグもありました。
太地駅のプラットフォームにもイルカやクジラなどの絵がかかれています。太地町はクジラ推しの街でした。
雨が降って少し靄がかってきて、電車の光がぼんやりとしています。雨の予報の中、これだけよりみちできたなら、かなりラッキーな方かな。
翌日は紀伊半島の最南端でもあり、本州の最南端でもある、潮岬によりみちです。