岐阜県飛騨市|飛騨古川の定番観光スポットをよりみちして回る
岐阜県高山市より北側に位置して、富山県との県境にあるのが岐阜県飛騨市です。飛騨市の市役所がある飛騨古川駅周辺をよりみちして回りました。小さな川の流れ沿いに古い町並みがあり、風情がある町並みです。
蕎麦やコロッケ、カフェなどのグルメ情報もあります。
日時:2012年5月
エリア:岐阜県(飛騨市)
よりみちスポット
- 飛騨古川駅
- 瀬戸川
- 白壁土蔵街
- 三嶋和ろうそく店
- 蒲酒造場(白真弓)
- 渡辺酒造店(蓬莱)
- まつり広場
- 起し太鼓
- 起し太鼓の里 飛騨古川まつり会館
- ひだコロッケ本舗
- 福全寺そば
- 本光寺
- 壱之町珈琲店
- 飛騨市美術館
- 飛騨市ハートピア古川
高山から飛騨古川駅へ
JR高山駅から富山方面への列車は1時間に1本あるかないかくらいの本数です。特急ひだは1日5本あり、そのうち4本は富山行きで、1本は飛騨古川止まりです。
JR以外にも、濃飛バスが走っています。1時間に1本〜2本出ているので、飛騨古川に行くには、バスの方が便利かもしれません。
今回はJRの普通列車で高山駅から飛騨古川駅に向かいます。20分ほどの乗車です。
飛騨古川駅に到着。懐かしいタイプのポストがあります。ここから飛騨古川の街をよりみちして回ります。
瀬戸川沿いにある古い町並み、白壁土蔵街
飛騨古川駅から南の方に行くと、瀬戸川沿いに古い町並みがあります。
川をのぞきこんでみると、たくさんの鯉が泳いでいます。
白壁土蔵が並ぶところもあります。ところどころに鯉の餌もあるので、購入して鯉の餌付けをしながら散策というのもいいですね。
赤と白のろうそくが並ぶ「三嶋和ろうそく店」
古川の古い町並みの中に、手作りの生掛け和ろうそくの「三嶋和ろうそく店」があります。飛騨を代表する伝統工芸品です。
職人さんが、ろうそくを作っているところを間近で見学することができます。
日本酒「白真弓」の蒲酒造場と、「蓬莱」の渡辺酒造店
飛騨古川のお酒というと、2つ有名な銘柄があります。日本酒の「白真弓」と「蓬莱」です。
「白真弓」を作っているのが、「蒲酒造場」です。他にも、「やんちゃ酒」の日本酒や、発砲するスパークリング日本酒の先駆け「ジャンパン」もこちらのお酒です。
三嶋ろうそく店のはす向かいくらいにあります。
蒲酒造場のすぐ近く、通りを渡った角に、もう一つの酒造場「渡辺酒造店」があります。お酒造りをしている銅像が目印です。
「渡辺酒造店」の中で、いくつか試飲させていただきました。お酒のほか、蓬莱の大吟醸を使用したお菓子「禁断の大吟醸ケーキ」も試食できました。口の中に入れると、日本酒の甘い香りが広がります。
古川祭で使用する起こし太鼓を試し打ち
ちょっとした堀のようなところがあって、鯉もたくさんいました。
まつり広場と言われるところで、古川祭が行われるところです。毎年4月19日、20日の2日間開催されます。飛騨のお祭りは週末ではなくて、日にちを決めての開催をするところが多いようです。
まつり広場の奥にある建物に、古川祭で使用される巨大な起こし太鼓が展示されています。
大きいですね。こちらの太鼓は打つことができます。100円を納めて、1打入魂で打ちましょう。あたりに太鼓の音が響き渡って気持ちがいいです。
近くに「起し太鼓の里 飛騨古川まつり会館」もあり、祭りの様子や屋台を見ることができます。
飛騨牛コロッケがいただける「ひだコロッケ本舗」
まつり広場の近くに、小さな屋台くらいのお店があります。「ひだコロッケ本舗」というコロッケ屋さんで、飛騨牛の入った飛騨牛コロッケがいただけます。
こちらのお店は、イベントに出張販売されることも多く、岐阜市の柳ヶ瀬で週末に営業されていることが多いです。ですので、お店の方とは顔見知りでした。
飛騨牛の旨味をまとったコロッケは絶品です!1個250円。
「福全寺そば」でざるそばランチ
ひだコロッケ本舗のすぐお隣にあるのが「福全寺そば」です。こちらでお昼をいただきました。
飛騨流葉産のそば粉を使用した本格手打ち蕎麦です。最初はつゆをつけずに蕎麦のみで蕎麦本来の味を味わい、次に塩とわさびで蕎麦の甘みを味わう。その後つゆにくぐらせて喉ごしを楽しみます。お酒をまぶして食べる食べ方もあるんだとか。
個人的には塩わさびが好きでした。
蕎麦湯もついていて、おつゆも全部いただきました。
飛騨市で一番大きな木造建築「本光寺」
本光寺は木造建築では飛騨市で一番大きいお寺です。本光寺の敷地内には、その昔、製糸業の盛んな信州に出稼ぎに行ったという多くの飛騨の若い女性たちを描いた小説「あゝ野麦峠」を記念した文学碑も建てられています。
毎年1月15日に行われる飛騨古川の冬の風物詩「三寺まいり」の時にお参りするお寺の一つです。
古民家カフェ「壱之町珈琲店」で珈琲時間
本光寺の近くにある、古民家をリノベーションしたカフェ「壱之町珈琲店」でひと休み。
もうすぐ端午の節句ということで、鯉のぼりが飾られていました。
大きなテーブルが真ん中にドーンとあって、奥に座敷もあります。ちょっとした中庭を眺められる席もあります。
飛騨牛カレーなどの食事メニューもありますが、メロンパンとコーヒーをいただきました。パンはふわふわもっちりで、外はカリッとしています。
飛騨古川駅の北側へは駅の上を通る歩道橋を通っていきます。北側には「飛騨市美術館」や、コミュニティセンターの「ハートピア古川」などがあります。ピアノの銅像がありました。
他にも回りたいところはいっぱいありましたが、今回はこれまで。