長野県塩尻市|冬の塩尻市へよりみち観光&グルメ
塩尻市の奈良井宿の次は塩尻駅から塩尻の街をよりみちして回ります。塩尻というと、昔、瀬戸内の旅でご一緒させていただいた方がいました。「元ナンパ師の公務員」という触れ込みで有名な方です。
【参考:瀬戸内国際芸術祭2010によりみち6〜犬島を一緒にめぐる】
今回の旅ではお会いすることはできませんでしたが、全国を駆け回ってる方なので、どこかで出会えるかもしれません。
塩尻駅の東側に市役所などがあり、西側にはワインを作るための葡萄畑が広がっています。それぞれの街の風景をよりみちしてきました。ご当地グルメの「山賊焼き」もいただいてきました。
日時:2016年3月
エリア:長野県(塩尻市)
長野県の木曽福島、奈良井、塩尻、諏訪湖周辺と山梨県の甲府、身延、下部温泉を巡りました。
よりみちスポット
奈良井駅から塩尻駅へ
奈良井駅には特急列車がとまらないので、普通列車で塩尻に向かいます。25分ほどの乗車で塩尻駅に到着。
塩尻駅の東口へ。駅の装飾は洋風で、どことなくおしゃれな雰囲気です。それに対して駅名の看板は渋いですね。
塩尻駅東側の街の風景
塩尻駅の東側には、塩尻市役所や、塩尻市文化会館(レザンホール)、塩尻総合文化センターなど、大きな公共施設が立ち並びます。今では珍しくなった回転扉がぐるんぐるん動いてました。
通りごとに街路樹が違っていて、木の名前が通りの名前になっていたりします。こちらが白樺の通り。
交差点ごとに横断歩道を渡る歩行者のために、黄色い旗が置いてあるのも印象的でした。雪が降っても目立つように、ということでしょうか。
「市民交流センターえんぱーく」によりみち。こちらも大きな公共施設です。
中はとてもおしゃれな感じです。毎日のように何かしら講座やイベントが行われていて、活用されていますね。机などの作業スペースも多く、いろんな作業や勉強をされている方も多くいらっしゃいました。
図書館も充実しています。ガラス張りなので、外からの採光があり、とっても明るいです。
ご当地グルメ「山賊焼き」
塩尻の街を歩いていると、飲食店の看板に「山賊焼き」の文字が多く見られます。「山賊焼き」とは長野県中信地区(塩尻・松本エリア)で特に食べられている長野県の伝統料理です。「山賊焼き」の由来には様々な説があり、「長野県塩尻市の『山賊』というお店で作られた」とか「山賊が人から“物を取り上げる”=“鶏揚げる”と、語呂を合わせた」などと言われています。
塩尻市役所の近くにある「正和食堂」によりみちしました。
山賊定食(中)で1000円。鳥の骨つき肉のでかいのがカラッと揚がってでてきます。とにかくでかい!
味はニンニクの下味が効いていて、塩などつけなくてもそのままいけるパンチのある味です。マスタードをつけるとさっぱりするかも。
エリーゼさんと比べると大きさがわかりますね。これで「中」なのですが、「大」もあります。「大」にすると、もう一枚胸肉が付いてきて、肉が2つになるそうです。でも100円しか違わないってところがすごいです。
この味だと食が進んで食べられるかもしれません。
塩尻駅西側の葡萄畑が広がる風景、
今度は塩尻駅の西側へ。東側に比べると静かな感じです。
駅前の通りには、藤棚のようなものがずらっと並んでいます。これは、藤の木ではなく、ぶどうの木です。信州と言えば、ぶどうやリンゴなどの果物が有名ですね。特に、長野県は、ワインづくりも盛んな地域です。塩尻でもワイン用にブドウを生産しています。
駅から西の方へ進んでいくと、広い葡萄畑が広がっています。
葡萄畑があるということは、ワインの醸造所もあります。煉瓦造りの大きな建物が「井筒ワイン」です。
冷蔵庫の中に井筒ワインのボトルが入っていて、自分で小さなカップに注いで試飲することができます。
井筒ワインからもう少し西に行ったところにある、林農園の「五一ワイン」。前に「元ナンパ師」さんに送っていただきました。ありがとうございました。
ワインだけでなく、葡萄ジュースなんかもあります。