高知県東洋町|四国よりみち旅7〜甲浦へよりみち観光&阿佐海岸鉄道に乗る
高知県室戸岬から徳島県へと向かう際、バスと、阿佐海岸鉄道を乗り継いで向かいます。阿佐海岸鉄道のよりみちスポットをご紹介します。
日時:2016年3月
エリア:高知県(室戸市、安芸郡東洋町)、徳島県(海部郡海陽町)
香川県の琴平から始まり、高知県の高知市と室戸岬を回って、徳島県へ。牟岐の出羽島でアートに触れて、徳島市までよりみちして回りました。
よりみちスポット
室戸岬から甲浦駅までバスで移動
室戸岬で宿泊した【岬観光ホテル】の前に「室戸岬ホテル前」バス停があります。そこから高知東部交通のバスで鉄道が走っている、甲浦駅まで向かいます。
バスは海岸線をずっといくので、車窓からは海の景色が続きます。やっぱりごつごつした岩です。
途中に「室戸世界ジオパークセンター」や「むろと廃校水族館」などのよりみちスポットもありますので、途中下車してよりみちするのもいいですね。
前は室戸岬から甲浦駅までは直通バスがありましたが、現在は「室戸世界ジオパークセンター」バス停で乗り換えのようです。接続便があって、すぐの乗り換えになります。乗り継ぎできる便は1日6本です。
ようやく砂浜に出会える、甲浦駅周辺をよりみち
室戸岬から甲浦駅までは50分ほどの乗車です。甲浦駅から一つ手前の「東洋町役場前」バス停で下車して、甲浦駅がある東洋町の街をよりみちしました。
この辺りは住宅街で、付近には小高い丘などはありません。
そういったところには、必ず津波用の避難タワーが設置してありました。海岸からすぐのところにある街ですので、備えは必要ですね。
歩いてすぐのところに「白浜海水浴場」があります。
室戸の方へ来て、ようやく砂の浜辺を見た気がします。遠浅の海で、穏やかな波が打ち寄せていました。
白浜海水浴場の近くには「海の駅東洋町」があります。マグロやクジラを購入できたりします。中のイートインでピザもあります。
地元のポンカンを使用した、ぽんかんソフト。さわやかな味です。この日も暑かったので、ありがたい!
海の駅でようかい手々てん発見。
甲浦駅からトンネル内も楽しい「阿佐海岸鉄道」に乗る
甲浦駅。「かんのうら」と読みます。駅が初めから高架になっていて、ほぼ高架路線を行きます。ここから阿佐海岸鉄道阿佐東線がでていますが、ほんの10分ちょっとで次の鉄道に乗り換えです。
甲浦駅と海部駅を結ぶ阿佐海岸鉄道は1両編成の列車です。高知県から徳島県へと越境しますが、全長8.5キロしかありません。
車内は春の装いです。10分ほどしか乗りませんが、ほとんどがトンネルの中を行きます。
阿佐海岸鉄道はほとんどトンネルを行くため、外の景色を楽しめません。しかし、そんな中でも楽しませてくれます。トンネルに入ると、車内がライトアップ。なんとも心意気がうれしいですね。
海部駅でチェック!日本一・・・ではないけど短いトンネル
10分ほどの乗車で海部駅に到着。そういえば昔、海部さんが総理大臣になったときに一時有名になりましたね。この列車に乗れば徳島まで行けます。今回は、このJR牟岐線に乗り換えて、ほんの10数分の乗車で、麦駅へ向かいます。
長椅子と向かい合わせの椅子が合わさったこの椅子の配置って、結構珍しい気がします。車窓から海が見える伊東線などの路線で、たまに見かけます。
そういえば、徳島県にいつの間にか入ってました。甲浦駅をでて次の駅との間が高知県と徳島県の県境です。徳島へ初よりみちでした。
乗り換えの時になんとなく写真をとったんですが、この一枚に珍しいものが写ってます。線路の向こうに見えるのが、トンネルだけのトンネル。「町内(まちうち)トンネル」
山がないのにトンネルがあります。もともとは山だったところを削ってしまい、トンネルだけ残ったそうです。なぜトンネルは削らなかったんでしょうね。
海部駅のプラットフォームから見えます。チェックしてみてくださいね。