滋賀県多賀町|彦根から多賀大社へ

彦根駅も通っている近江鉄道に乗って、多賀大社にもよりみちしました。古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社です。

【よりみちレポート】滋賀県多賀町|彦根から多賀大社へ

日時:2016年3月
エリア:滋賀県(彦根市、犬上郡多賀町)

滋賀県彦根市周辺をよりみち。彦根城や多賀大社、琵琶湖に浮かぶ竹生島を巡りました。

よりみちスポット

彦根駅から多賀大社前駅へのアクセス

多賀大社の最寄駅、多賀大社前駅へは、彦根駅から近江鉄道に乗っていけます。平日は直通で行ける列車がありますが、週末ダイヤでは、ほぼ高宮駅で乗り換えになります。20分ほどの乗車です。

向かい合わせのベンチタイプの座席の車両です。

多賀大社参道の風景

多賀大社前駅に到着。思っているより小さな駅です。夕方近くだからなのか、参拝する雰囲気の方はいませんでした。あたりはひっそりとしています。

多賀大社前駅の前に大きな鳥居があります。多賀大社までは、鳥居をくぐって、8分ほど参道をいきます。

参道沿いには古い町並みがあります。飲食店やお土産物屋が並んでいますが、夕方4時頃になると、店じまいが始まります。平日だとことさら早く店じまいしているように感じます。

多賀大社のご当地土産というと「糸切餅」が有名ですが、夕方になると、お店も閉まっていますし、売り切れていることも多いようです。今回は、手に入れることはできませんでした。

参道を歩いていると、お店の前に「開運!近江地獄めぐり」という看板があちこちにありましたが、詳細はわからず。

ネット検索してみると、観光案内所で「観光之礼札」を500円で購入すると、拝観料やら、おみくじやら、商品券やらがついてくるとってもお得なものらしい!帰りの電車も彦根まで100円で乗れちゃう・・・ってすぐ元がとれちゃいます。

ぜ〜んぜんその内容については町のどこにもはりだしてなかったよ!早く知りたかったな!

現在もこれが続いているのかはよくわかりません。ちゃんと宣伝しよう!

「笑う門には福来る」が町のテーマになってるみたいで、玄関には「笑門」という絵馬のようなものがかかってました。

見返してみると、参道の写真にも、「絵馬通り」の下に「笑う門には・・・」という旗がかかってますね。

思わず写真を撮りたくなるスポットのある多賀大社

多賀大社の境内に入ると、まず大きな橋「太閤橋」がお出迎えしてくれます。多賀大社は豊臣秀吉が愛した神社でもあり、太鼓橋(太閤橋)は、豊臣秀吉が奉納したものだとも言われています。

奥が見えなくなるくらいの高さがある橋です。橋を渡ってもいいのですが、これを普通に渡ろうと思うと、アーチを登ることができないでしょう。

橋にかかっている丸太を頼りにしてやっと登ることができます。トイピアノも登れました。

多賀大社は伊邪那岐命(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)の2柱を祀り、古くから「お多賀さん」として親しまれた。

多賀大社の境内を巡っていると、思わず写真を撮りたくなるスポットがいくつかあります。

枝垂れ桜はきれいに咲いてます。下にライトがあるので、夜はライトアップされた桜が楽しめそうですね。

枝垂れ桜に負けないくらい、きれいに枝垂れたおみくじたち。

多賀大社では、しゃもじを奉納するようです。

その昔、元正天皇が病で倒れられた時に、強飯(こわめし)とともに、杓子を添えて献上し、病が治ったことから、しゃもじを奉納するようになったようです。

これを「お多賀杓子」と呼んで、「おたまじゃくし」の語源になったそうな。カエルの子の「おたまじゃくし」も、調理器具の「お玉杓子」もここが由来というのは、なかなか面白いつながりですね。

そういえば、神社の名前が似ていて「多賀大社」と「多度大社」を勘違いすることが多いです。滋賀にあるのが「多賀大社」で、三重県にあるのが「多度大社」です。「多度大社」では「上げ馬神事」が有名ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です