沖縄県与那国島|八重山よりみち旅1〜セントレアから与那国島へ、トイピアノと飛行機に乗る

沖縄県への初よりみちは、八重山諸島を巡りました。トイピアノとともに飛行機に乗るのは初めて。最近、トイピアノ用のアルミケースを作りましたが、この時はまだケースができる前。楽器を預けるか、機内持ち込みにするか色々と試行錯誤しました。どういう風にトイピアノと飛行機に乗ったかのレポートを書いてみます。

まずはセントレアから石垣空港へ飛行機で行き、与那国島行きに乗り継ぎをしました。

【よりみちレポート】沖縄県与那国島|八重山よりみち旅1〜石垣島から与那国島へトイピアノと飛行機に乗る

日時:2017年1月
エリア:岐阜県(岐阜市)、愛知県(常滑市)、沖縄県(石垣市、八重山郡与那国町)

沖縄県に初よりみち。八重山諸島の、与那国島、石垣島、波照間島、西表島、小浜島、竹富島を巡りました。

よりみちスポット

岐阜からセントレアへ

岐阜から飛行機に乗ろうとすると、愛知県小牧市にある県営名古屋空港か、常滑市にあるセントレア(中部国際空港)が最寄りの空港になります。

今回は、セントレアからANAで石垣空港へ、JALに乗り継いで与那国島へまずは向かいました。

名鉄岐阜駅からセントレアへ。

全車指定席のミュースカイに乗ります。荷物置き場が広くて快適です。名鉄岐阜駅が始発駅で、直通で中部国際空港駅前まで行けます。ミュースカイで1時間ほど。

指定席の購入には、ミューチケットの回数券がお得でしたが、スマホから指定席を予約できるようになってから、回数券が廃止になりました。

名鉄岐阜から中部国際空港駅までの乗車券は、名鉄の株主優待券がお得です。1枚で1乗車できます。通常、名鉄岐阜から中部国際空港駅の運賃が1370円です。岐阜駅近辺の金券ショップでは株主優待券が1200円で売られています。ちなみに、名古屋駅周辺で購入するともう少し安くなるので、名古屋にでかけた際に購入しておくといいと思います。

中部国際空港駅に到着。

セントレア(中部国際空港)の風景

名鉄をおりると、少し坂になっている動く歩道に乗って3階へ。3階が出発ロビーになっています。

3階の出発ロビー。航空会社の受付カウンターが並びます。

4階には食事処やお土産屋があります。飛行機を眺めながら入れるお風呂もあります。

広いデッキへ。風が強かったので早々に退散。

トイピアノを梱包して、手荷物として預ける(ANA編)

トイピアノとともに飛行機で移動する時、当初機内持ち込みを考えていました。楽器用に隣の席を1席取るということができます。一律料金で、大体1万円ほどです。これで持ち込めるかと思いましたが、トイピアノのサイズを測ってみると、横に5センチオーバーしていました。そうすると、楽器用に2席取らないといけなくなります。自分の運賃より高くつきます。

そこで、手荷物として預けるという方法を今回は試してみました。

セントレアから石垣空港までは、ANAの便で向かいました。

今回は「割れ物」と同じような扱いで事前に電話でお願いしました。電話で楽器のお預けをお願いすると、2つの道具を用意していただけていました。「緩衝材」と青色の「紙コンテナ」です。

まず緩衝材でトイピアノを包んでいきます。

緩衝材でグルグル巻きにされたところで、青色の紙コンテナに入れます。いくつかの大きさの種類がありますが、今回は、スポッと入るちょうどいいサイズがありました。隙間が空いてますが、隙間を埋めるために、小さな紙の箱や、緩衝材を丸て動かないように詰めていきます。

これで預け入れ完了。後はしばしのお別れ。石垣島で現地集合です。

石垣島へ到着、トイピアノとの再開

セントレアから石垣島の便は、ANAのみ1日1往復出ています。飛行時間は約3時間です。

飛行機の窓から、名鉄線のセントレアへかかる橋が見えました。

この日から全国的に雪予報の一週間。厚い雲が続いてます。

石垣島が見えてきました。

手荷物のレーンから、青い紙コンテナが流れてきます。

無事にトイピアノと再開できました。石垣空港からは、別の航空会社JALに乗り換えて、与那国島へ向かいます。与那国島に行くのは急遽決めたため、別の航空会社になってしまいました。石垣から与那国へはJALしか路線がありませんでした。同じ航空会社を使っていたら、包み直す必要はなかったですけどね。今回は別の航空会社を利用するので、それぞれの対応をみることができて、ある意味よかったと思います。

石垣空港の風景

到着ロビーの自動ドアを出ると、「お〜りと〜り八重山へ」という看板で歓迎していただけます。「ようこそ八重山へ」という意味です。

乗り換えまでに時間があったので、空港内をよりみちして回ります。その前にお着替えを。石垣島は1月でも大体20度くらいです。沖縄本島に比べても、もっと南にあるということで、あったかいです。最低気温と最高気温にあまり差がありません。寒くても、秋の装いくらいで大丈夫です。心配なら、ヒートテックあたりを用意しておけば、荷物がかさばらなくて済みます。

建物の外に出ると、大体みなさん「南ぬ島 石垣空港」と書かれたところで、石垣島に到着したという記念写真を撮っていきます。

「南ぬ島」を「ぱいぬしま」とはなかなか読めませんね。「南ぬ」ってどうやって読むのかと思ったら、「ぱいぬ」なんですね。「北」を「にし」と呼んだり、「東」を「あがり」って読んだり、慣れるのは大変ですね。

この鳥は石垣空港のゆるキャラ「ぱいーぐる」です。

モチーフは八重山の森の王者、特別天然記念物のカンムリワシ。沖縄県石垣島の新空港「南ぬ島空港(ぱいぬしまくうこう)」のマスコットキャラクターとして生まれました!そして、2014年空港開港1周年を機に、石垣市公認のマスコットキャラクターに進化。

尊敬する人はやっぱり「具志堅用高」らしい・・・

展望デッキもあります。

展望デッキから海が見えます。また数日後に石垣へ戻ってきます。

石垣空港内で味わう八重山の味

石垣空港にはカフェや食事処もあります。石垣牛を味わうことができる「いしなぎ屋」で「牛そば」をいただきます。

石垣牛の牛すじがゴロゴロ入ってます。スープはあっさり味です。

食べ終わると器の底に沖縄の方言が書かれていました。

「だっからよー」→「そうだよね」

空港内でようかい手々てん発見。与那国のお店の情報をいただきました。

トイピアノを梱包して、手荷物として預ける(JAL編)

石垣島から与那国島へはJALで向かいます。今回も電話で紙コンテナと緩衝材をお願いしておきました。

JALは白い紙コンテナです。同じように、隙間に紙の箱を詰めて動かないようにしていただきました。

石垣空港からプロペラ機で与那国空港へ

石垣空港から与那国空港へは、JAL系列のRAC(琉球エアコミューター)の飛行機が1日3往復飛んでいます。35分ほどの短いフライトです。

日も暮れてきて、飛行機へ。50席ほどの小さなプロペラ機に乗り込みます。

夕日が目にしみます。眼下は厚い雲に覆われていました。

与那国は日本で一番西にあるので、日本一遅い夕日を拝めるところです。今回は雲に覆われて、見られませんでした。

無事、トイピアノとも再開できました。与那国空港の手荷物レーンは、短いですね。真ん中に、与那国島の模型が置いてあります。

与那国空港はとても小さな空港です。小さいながらも、お土産屋や、飲食店もあります。この地方の特産品「長命草」を利用したそばやスイーツもあります。

さて、これから先は、ほぼ曇りから雨の予報です。晴れ男の力がどれだけ持つのか・・・。