沖縄県波照間島|八重山よりみち旅9〜ニシの浜と最南端の碑へ
最南端の有人島「波照間島」によりみちしました。波照間島の北西にある「ニシの浜」と、その反対側にある「日本最南端の碑」によりみちしました。「日本最南端の碑」の周辺には「南十字星」を観測できる「波照間島星空観測タワー」や波照間空港もあります。
日時:2017年1月
エリア:沖縄県(八重山郡竹富町、波照間島)
沖縄県に初よりみち。八重山諸島の、与那国島、石垣島、波照間島、西表島、小浜島、竹富島を巡りました。
よりみちスポット
集落から北の「ニシの浜」へ
波照間の中央にある集落から、北西あたりにある「ニシの浜」へよりみちします。波照間の港からも10分ほどで行ける浜辺です。
波照間の道は、舗装されている道もありますが、ほとんどが未舗装の道です。畑の間を真っ直ぐ伸びる道。
さとうきび畑が広がります。1月から2月がサトウキビの収穫最盛期なんだそうで、ちょうど訪れた時期が刈り取りの時期みたいです。
定休日だった「あやふふぁみ」や「パーラーみんぴか」を超えていくと、甘い香りがしてきます。煙突から黒い煙が出ていますが、とても甘い香りです。港の近くにさとうきびを黒糖に生成する工場「波照間製糖」があって、そこからいい香りが立ち込めてきます。
島中からサトウキビがここに集められてきていました。
お土産に、波照間産の黒砂糖や、その黒砂糖を使ったちんすこうなどもおすすめです。
工場近くの坂を降りていくと、そこは白い砂浜です。東屋があって、トイレや足を洗う場所などがあります。
美しい。こんなに空がどんよりしていても、美しい海の色です。
ちなみに、「ニシ」というのは「北」という意味だそうです。方言は難しいですね。
ここで昨日買った与那国島のかまぼこが役に立ちました。海を眺めながらいかまぼこをほおばりました。
波照間の島の風景
「ニシの浜」から南東の方にある「最南端の碑」まで波照間島を横断していきます。牛やヤギもそこら中で飼われています。
島の真ん中あたりにある「コート盛」。遠くを見渡すために作られた昔のものです。
「コート盛」の上からは、さとうきび畑が広がっているのが眺められます。
サトウキビの収穫をしています。畑があるところは真っ直ぐな道が多いです。
「波照間灯台」は内陸にあります。波照間島はなだらかにこんもりとした形をしているので、真ん中あたりが一番高くなっています。島の中心あたりの高くなったところに「波照間灯台」があります。
波照間島の西側は、人家はあまりなく、さとうきび畑が広がっています。
細い道を抜けていくと、海が見えてきました。もうすぐ「最南端の碑」がある波照間島の南東側に出ます。
「日本最南端の碑?」から東海岸沿いによりみち
「日本最南端の碑」に到着。集落から30分ほど歩きました。
よく見てみると「日本最南端平和の碑」。最南端の碑ではないではないか!!!
夕食時に写真を見返して発覚。実は、「最南端の碑」はこの平和の碑の裏側にあるんです。なんで気づかなかったんだろう。葉書に押してもらったスタンプにも「最南端の碑」が描かれていたのに・・・
明日の朝に、再びよりみちすることにしました。
最南端のあたりは浜ではなく、岩場の崖になっているので、海まではいけません。岩場から下を覗き込むと断崖絶壁になってます。危険な高さです。
東海岸沿いは散策できるような道があります。その先にプラネタリウムのような建物があります。
「波照間島星空観測タワー」です。波照間島は「南十字星が見える島」です。こちらで、夜に星空を観測するイベントもあります。
波照間島のマンホールは、こちらの「波照間島星空観測タワー」と「南十字星」が描かれています。
そして、また真っ直ぐな道。こちらは舗装されています。波照間の外周をぐるっと結んでいる道です。
舗装された道路から東側を見てみると、草の生茂る向こう側にも道路のように舗装されたところがあります。
これは、波照間空港の滑走路です。
東の果て「波照間空港」があります。立派な空港の建物ですが、旅客便は出ていません。屋根瓦が並んだ姿がとっても綺麗です。真ん中にシーサーがちょこんと座っていて可愛いです。
日がだんだん暮れて来ました。ずっと曇り空だった一日の最後にサンフラッシュ。