熊本県天草市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅11〜天草にある下田温泉
富岡から無料巡回バスで下田温泉へよりみちしました。「下田」というと神奈川県にある「下田」と間違えてしまいそうですが、こちらは熊本県天草ある「天草下田温泉」があります。近くの海は岩場になっていて、その岩場の上の高台を道路が通っているので、道から海を眺めると、日本の夕陽百選に選出されている綺麗な夕日が見えます。
日時:2018年8月〜9月
エリア:熊本県(天草市)
天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。
よりみちスポット
夕暮れ時の下田温泉へ
富岡から無料巡回バスで「天草下田温泉」へよりみちしました。「天草下田温泉」は、天草下島の西海岸沿いにあります。西側の海岸からは180度の広々とした何もない海の眺望が魅力です。かつて天草を旅した北原白秋や与謝野鉄幹らが歌に詠んだ天草西海岸には、東シナ海に沈む夕陽が感動的な絶景スポットが多く点在します。特に美しい場所は、「天草夕陽八景」と呼ばれています。
巡回バスに乗っての到着だと18時を超えるので、海岸で見る夕日には間に合いませんでした。バスの終点「下田温泉バス停」からの夕日。下田温泉を流れる下津深江川が、夕日に照らされてキラキラしていました。またの機会に見たいですね。
下津深江川にかかる下津深江橋を渡って、川の上流の方へ歩いていくと、下田温泉の温泉街があります。下津深江川沿いに旅館やホテルが並んでいます。
橋を渡ってすぐの広場に「下田温泉五足の湯」という足湯あります。「五足の湯」という名前は、明治40年、日本の近代文学の基礎となった作品を次々と世に送り出した、与謝野寛(鉄幹)、北原白秋、平野万里、吉井勇、木下杢太郎の5人の詩人が九州を旅して書いた紀行文「五足の靴」からきています。
「五足の靴文学遊歩道」という遊歩道もあります。
温泉街にはコンビニはありませんが、「マーキーマート」や「浜崎商店」などのお店がありますので、お酒など夜まで買い物ができます。
天草下田温泉「夢ほたる」に宿泊
本日のお宿はこちら「下田温泉 湯本の荘 夢ほたる」に宿泊しました。下田温泉の奥のほうにあります。
下田温泉は弱アルカリ性の温泉。源泉が50度前後なので、ほぼそのまま源泉を使っているそうです。少しとろみのあるお湯。露天風呂も広くて素敵でした。日帰り入浴もできます。入浴料500円。
なかなか旅館は1人で泊まるプランがなかったり探すのに苦労することもあります。この旅館もたまにしか一人用のプランは出ないみたいです。お隣の系列店「下田温泉 味の宿 海王亭」には泊まれるみたいです。「料理自慢の宿」で魚屋さんがやっています。「夢ほたる」の露天も自由に入浴可能です。
料理もたくさん海の幸が並びます。この後も次々に料理が運ばれてきました。カニもついてて贅沢なご飯でした。さすが、魚屋さんの宿です。
朝食は小鉢が色々ついています。朝のバスが早い便だったので、朝食の時間を早めていただきました。お世話になりました。
8時前に旅館をチェックアウトして、少し下田温泉をよりみちしてみました。
「天草下田温泉」の風景
立ち寄り湯の「下田温泉センター白鷺館」の脇にある「下田温泉神社」。左手奥に白鷺の像が見えます。
「下田温泉神社」の近くにかかる「湯の本橋」。下を流れる下津深江川は静かな流れで、空の風景が写ります。
旅館「夢ほたる」から5分ほどで「下田温泉バス停」に到着。今日もいい天気になりました。
温泉街はそれほど大きくはないので、散策をするなら、海沿いがいいかもしれません。少し遠出をして、「五足の靴展望台」や「鬼海ヶ浦展望台」まで海沿いを歩くのもいいかと思います。バス停から歩いて15分ほどです。その近くにある「石山離宮 五足のくつ」という旅館も気になるところです。
バス停で産交バスの路線バスを待ちます。これから世界遺産に登録された、「大江天主堂」と「崎津天主堂」に向かいます。同じようにバスで移動される方とおしゃべりして待ちました。
まずは大江天主堂によりみち。バスで「大江天主堂入口」へ向かいます。