熊本県、鹿児島県|天草・佐賀・対馬のよりみち旅15〜大雨の中、天草から佐賀へ大移動

熊本県天草のよりみちが終わって、一気に佐賀県へ大移動です。

天草下島の「牛深港」からフェリーで鹿児島県の「蔵之元港」へ渡ります。連絡バスで九州新幹線が走っている「出水駅」へ。九州新幹線とJR在来線を乗り継いで、佐賀県を目指します。

大雨の中の移動になりましたが、街中を歩き回る日ではなかったので、ある意味ラッキーでした。ただ、思いの外大雨になって、交通機関が麻痺している状態でした。無事に予定通り着けたでしょうか・・・。

【よりみちレポート】熊本県、鹿児島県|天草・佐賀・対馬のよりみち旅15〜大雨の中、天草から佐賀へ大移動

日時:2018年8月〜9月
エリア:熊本県(天草市)、鹿児島県(出水郡長島町、阿久根市、出水市)

天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。

よりみちスポット

牛深からフェリーで鹿児島県蔵之元港へ

前々からこの日は雨予報が出ていて、しかもかなり荒れるとのこと。無事佐賀まで到着するのか心配しながら向かいました。

朝の天草牛深港の風景。雨がひとしきり降った後でした。港へと移動するときにやんでくれていて助かります。もくもくとした夏の雲が空を覆っていました。

牛深ハイヤの像にお別れ。

天草と鹿児島を結ぶ「三和フェリー」の始発便に乗ります。早朝6時40分発の便です。フェリーのチケットは事前予約がないので、当日チケット売り場で購入します。車と一緒に乗る人も、当日購入になります。ですから、繁忙期は、満席になって後の便に回されることもあるみたいです。乗用車だと35台まで積めるフェリーです。乗客は350人の定員です。

20分ほど前までに乗船券を購入してフェリーに乗り込みました。この日は週末ともあって、車で乗り込む家族づれの方が多くみられました。

牛深港から蔵之元港までは、30分ほどの船旅です。片道500円と、結構安めの設定です。JR九州新幹線を利用する方向けに、蔵之元港から出水駅まで連絡シャトルバス「出水・天草ロマンティックシャトル」が運行しています。1時間ちょっとで出水駅まで行けます。出水駅まで1050円。バスのほうが運賃が高いです。

雨が降っていない間に、フェリーを散策。船内は大体がベンチ椅子になっています。ちょっとした売店もあります。

出航。絶対あっち側は雨が降ってます。そんな空模様でした。

連絡バス「出水・天草ロマンティックシャトル」で出水駅へ

予定通り30分で、鹿児島県長島の蔵之元港へ到着。

予想通りの雨でした。結構強く降っています。晴れていたらバスを一つ遅らせて、周辺のよりみちをしようと思っていました。港から40分ほど歩いたところにある「長島温泉センター『椿の湯』」は、朝9時から立ち寄り湯ができる温泉です。海沿いに絶景の露天風呂があるということで、よりみちしてみたかったです。

蔵之元港のすぐ前に出水駅までの連絡バス「出水・天草ロマンティックシャトル」がとまっていました。鹿児島を主に走っている南国バスの運行です。

フェリーの運行に合わせて運行されます。普通の路線バスと同じように、バス停で途中から乗ったり、途中で降りたりもできます。

車両はリクライニングができるような観光バスではなく、普通の路線バスのものでした。週末だったので、フェリーにはたくさんの乗客がいましたが、バスを利用したのは・・・僕を含めて2人でした。

雷鳴轟く道を出水駅まで走りました。

もし晴れていたら、阿久根市で途中下車して、「脇本海水浴場」などによりみちをしたかったです。

別の機会に「脇本海水浴場」によりみちしてみました。とてもきれいな砂浜です。最寄りのバス停は「三笠中前」です。

九州新幹線が通る、「出水駅」に到着。まだまだ土砂降りの雨模様です。

公共交通機関のダイヤが乱れる中の移動

出水駅の改札前に掲示板が出ています。九州新幹線は走っているが、鳥栖から先の佐世保線が運転見合わせ、とのこと。

これから向かうのが、まさにその佐世保線です。

新幹線に乗っているうちに運転再開してもらうことを願って、新鳥栖駅へ向かいました。出水駅から新鳥栖駅までは新幹線で1時間ほどです。

結果的には、ちょうど乗る予定だった特急列車から動き出してくれて、無事に次の目的地「祐徳稲荷神社」の中継駅、肥前鹿島駅までいくことができました。特急「かもめ」で新鳥栖駅から肥前鹿島駅へ。特急で30分ほどです。

車窓からの眺め。そう、これから行くところは、あのちょうど雲の切れ目の向こう側です。雨の境目があそこにある感じです。

本当に、この日はドキドキしました。こういうのを楽しむのも旅の味わい方かもしれませんね。

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