東京都台東区&墨田区|雷門と東京スカイツリーの撮影スポット巡り
静岡県の富士市と富士宮市をよりみちして回った後、東京にもよりみちしました。雷門や東京スカイツリーなどの名所は、なかなか思うように写真に収めるのは難しいですね。雷門の前で人を入れずに写真を撮ったり、高さのある東京ツリーの全景を写真に収めるのは結構難しいですね。そこで、写真に撮るのにいいスポットや時間帯を探してみました。
写真撮影のベストスポット探しの参考にどうぞ。
日時:2019年8月
エリア:東京都(台東区、墨田区)
よりみちスポット
早朝の浅草雷門
浅草や雷門というと、言わずもしれた東京の観光スポットです。昼間に訪れると観光客でごった返しています。写真を撮るのも一苦労です。そこで、昼間の時間を避けて、浅草を訪れてみました。
朝7時前の浅草の商店街です。地下鉄浅草駅から階段を登った出口すぐにあるアーケード街「観音通り商店街」です。6時台の浅草だと、パラパラと人がいるくらいでした。
しかしながら、さすが浅草。もう観光客の方が訪れていました。
朝の浅草寺雷門の様子です。雷門の向こう側にある「浅草仲見世商店街」を通る人が写真に人は入りますが、雷門前には他の人が入らないように写真を撮ることができます。
観光客の方が来て写真を撮っていきますが、パラパラとくる程度なので、待っていれば、雷門前の風景を独占することもできます。
角度を変えたりすると、人が入らないように撮影することもできます。
浅草のシンボルともいえる雷門にかかる大提灯は、高さは3.9m、直径は3.3m、重さはなんと約700kgもあります。京都の高橋提燈という提灯屋が制作をしていて、約10年ごとに新調されているそうです。
雷門に向かって右側に風神の像、左側に雷神の像が建っています。
雷門の大提灯は、日本の電器グループ「Panasonic」と深い関わりを持っています。松下電器産業(今のPanasonic)の創設者である松下幸之助は病気に悩んでおり、治癒を願うために浅草寺に参拝に行ったそうです。その後、無事に病気が治ったため、そのお礼として門及び大提灯を寄贈し、現在の雷門が成立しました。その縁が続き、今でも大提灯の下には、松下電器産業(今のPanasonic)の創設者である松下幸之助の名前が刻まれています。
雷門をくぐってみると、大きな赤い提灯の裏側には「風雷神門」と書かれています。「雷門」は通称で、正式名称は「風神雷神門」です。雷門の表に風神と雷神の像が建っているので、そう名付けられました。呼びやすく省略され「雷門」と通称されるようになったようです。
雷門の裏側にも二体の像が建っています。門に向かって右側が金龍像(女性の姿)で左側が天龍像(男性の姿)といいます。金龍(きんりゅう)と天龍(てんりゅう)は、水をつかさどる龍神であり、仏教徒を守る神とされています。先に説明した風神・雷神と対称となるように置かれています。
浅草寺の資料によると、龍神は海の災難から人々を守る神、また穀物が豊かに実り育つことを守る神として信仰されています。浅草寺の場合、「龍神は仏教徒を守る」という信仰に基づいて、雷門を守る神として奉納されたのだとか。
金龍山浅草寺という寺号にちなみ、龍神を天龍・金龍の男女二つの人間の像に見立てています。龍神を人に見立てた像なので、それぞれの像に尻尾が付いています。
朝の「浅草仲見世商店街」。お店のシャッターが閉まっていますが、人通りは少ないです。近所の方がランニングしていたり、犬の散歩をしていたりします。観光客もちらほら通ります。
この「浅草仲見世商店街」から空が見える風景が素敵だなと思いました。
朝から浅草寺を参拝される方は意外と多くみえました。
628年、隅田川で漁をしていたある漁師の兄弟が、網にひっかかった仏像を見つけます。この兄弟がのちに出家し、自宅を寺にして供養したのが浅草寺の始まりとされています。網にかかった仏像が、現在浅草寺で祀られている像と言われています。
浅草寺や雷門は、7時を過ぎると途端に人が増えてきます。6時台は比較的写真を撮りやすい時間帯だと思います。
浅草寺の境内からも「東京スカイツリー」が見えます。次は、「東京スカイツリー」の撮影ベストスポットを探してよりみちしていきます。
「東京スカイツリー」を撮影するベストスポットを探して
浅草寺から隅田川を渡って「東京スカイツリー」の方面へ向かいます。
浅草寺の「浅草仲見世商店街」の真ん中あたりから東西に伸びている「伝法院通」。ここからもスカイツリーが見えます。
隅田川にかかる「吾妻橋」へ。黄金に輝くのモニュメントがアレに見えることで有名なところです。そのお隣のビルも金色に輝いています。アサヒビールの建物で、ビールジョッキのイメージです。
左側の猫のモニュメントの奥にある建物で、隅田川を行くクルーズ船のチケットを購入できます。
橋のあたりで見ると「東京スカイツリー」は高い建物に囲まれている感じに見えます。
吾妻橋のあたりだと、橋の下にある道に降りた方が「東京スカイツリー」を撮りやすいです。隅田川沿いに遊歩道が続いています。
ここに、隅田川クルーズ船の乗り場があります。
吾妻橋を渡って、墨田区に入りました。橋を渡ってすぐにある、「リバーピア吾妻橋ライフタワー」前のポケットパークからの「東京スカイツリー」。ずいぶん近くなってきました。横長の向きで写真に収めるのが難しくなってきました。
「東京スカイツリー」の真下にある「京成橋」。ここからだと縦長にして、地面すれすれから撮影しても、上まで入れるのはなかなか難しいです。
「東京スカイツリー」の最寄り駅「押上駅」にもよりみち。
地下から「東京スカイツリー」の商業施設「東京スカイツリータウン」に入ることができます。8時頃の様子。電車が到着するたびに人が増えて、そしていなくなってを繰り返している、面白い風景がみられました。この時間は観光客は少なく、みなさん会社へさっさと向かわれるので、この場に人がいなくなる一瞬の隙ができます。
「東京スカイツリー」の前を流れている、隅田川の支流「北十間川」をもう少し東へ行ってみます。そうすると、川の向こうにちょうど「東京スカイツリー」が入る感じになるので、周りに障害物が少ない状態で「東京スカイツリー」を撮影することができます。
ということで、今回見つけた「東京スカイツリー」を撮影するおすすめスポットは、この「北十間川」沿いや、「北十間川」にかかる「西十間橋」「十間橋」です。
あいにくこの後雨模様になってしまい、白い雲に囲まれた風景になってしまいました。しかも、風が強かったので、川に波がたっていました。
風の影響が少ないと、「北十間川」に「東京スカイツリー」が映り込んで、逆さ「東京スカイツリー」とともに写真に収めることができそうです。
ぜひよりみちしてみてはいかがでしょうか。