和歌山県由良町|南紀白浜よりみち2〜白色の風景が広がる「白崎海洋公園」

南紀白浜へ行く途中で「白崎海洋公園」にもよりみちしました。テレビやインスタなどでフォトジェニックな白い風景として紹介されていて、前から気になっていたところでした。

紀伊由良駅からバスが出ていますが、平日は少し手前が終点になります。週末は直接「白崎海洋公園」までバスが行ってくれます。平日、手前のバス停「白崎西バス停」から、歩いて「白崎海洋公園」までよりみちしてみました。

【よりみちレポート】和歌山県由良町|南紀白浜よりみち2〜白色の風景が広がる「白崎海洋公園」

日時:2019年12月
エリア:和歌山県(海南市、日高郡由良町)

和歌山県の「白崎海洋公園」と「白浜」をよりみちして回りました。

よりみちスポット

海南駅から紀伊由良駅へ

海南駅から、特急の停まらない紀伊由良駅へ、普通列車で向かいます。珍しい2人掛け+1人掛けシートの車両でした。

海南駅を越えると、石油コンビナートの風景が続きます。球体やら円柱やらいろんな形があります。

和歌山といえば、ミカンも有名です。みかん畑が続いていました。

海南駅から40分ほどで紀伊由良駅に到着。ここから「白崎海洋公園」までは、中紀バスで一番近い「白崎西バス停」まで行き、そこから20分ほど歩きます。土日だけ、直接「白崎海洋公園」の前まで行ってくれるバスがあります。平日は「白崎西」止まりとなります。

事前にバス時刻を確認していましたが、紀伊由良駅での乗り換え時間が1分でした。改札を急いで出ていくと、今まさに発車しようとしているところで、間一髪乗る事ができました。バスの本数が少ないところなので、せめて3分ほど接続時間が欲しいところです。

バスの中から駅の写真を撮りました。

「白崎西バス停」から歩いて「白崎海洋公園」へ

紀伊由良駅から中紀バス白崎線に乗って、25分ほどで平日の終点となる「白崎西バス停」に到着。バスはここで引き返して行きます。

バス停の向かいはすぐに大引漁港があり、船がたくさんとまっていました。

空模様を見てみると、暗い雲があったり、青空が見えたりとすっきりしません。この日は、大気の具合が不安定で、風が台風並みにある日でした。トイピアノを持って歩くと、トイピアノの面に風が当たって、前に進むのを止められているように感じます。帽子も飛ばされそうなくらい風が吹いていました。

白崎西バス停から「白崎海洋公園」までは、海沿いの道を20分ほど歩きます。風が強くて押し戻されるので、もっとかかりそうな予感がします。

白崎西バス停から少し歩くと、もう目指す「白崎海洋公園」が見えてきました。ゴールが見えると、モチベーションが上がりますね。影になっていてグレーに見えますが、あの突き出たあたりの岩は、確かに白色です。右の手前に立っている岩は「立厳岩(たてごいわ)」です。

「立厳岩」は、手前の方から見えると、普通の岩に見えます。通り過ぎて行ったあたりから見てみると、「立厳岩」の真ん中にはぽっかり穴が開いており、向こうに海が見えます。

「立厳岩」も岩肌が少し白い色をしています。

「立厳岩」を越えると、もうすぐ「白崎海洋公園」です。ここまでくると、晴れていなくても岩肌が白いのが分かりますね。

そうこうしていると、「白崎海洋公園」のあたりに日がさしてきました。いつの間にか、雲がずいぶん開けて、青空がたくさん見えるようになっていました。

ようやく日に照らされた「白崎海洋公園」の姿を見る事ができました。確かに、手前の岩に比べるとずいぶん白いです。

岩場のところに見えていたトンネルを越えると、「道の駅 白崎海洋公園」の看板が見えてきました。突き当たりを左へ行くと、「白崎海洋公園」があります。

「白崎海洋公園」の白い世界へ

「白崎海洋公園」へは門を通って行きます。公園内にはスキューバダイビング・オートキャンプ場・ログハウス・展望台・レストランなどの様々な施設があります。

門をくぐって左手へ進んで南側の道をい気ます。ログハウスが何棟か建っています。コンテナタイプのものや、小さめのバンガローもあります。キャンプ場もあり、宿泊する事ができます。

日差しは出ましたが、相変わらず風は吹き抜けて行きます。風向きを考えないと、写真を撮っているうちにトイピアノが倒されてしまうくらいです。

和歌山県有数の景勝地として万葉の時代から現在に至るまで長い歴史のある白崎海岸。周辺は白崎海岸県立自然公園として指定されており、白い石灰岩がまるで氷山のようにそびえ立つ美しい海岸は、県内の白良浜とともに「日本の渚百選」に選ばれています。

南紀白浜の白良浜が白い理由と、この白崎海岸が白いのには、石灰岩という共通点があるみたいですね。

白い岩山の方へ登る事ができる階段があり、上から白い風景を楽しむ事ができます。「日本のエーゲ海」なんて言われることもあるようですが、確かに、ちょっとそんな感じもします。

奥の方に「ダイビングハウス」や「デッキカフェ」がある建物があったのですが、入れないようになっていました。

2018年の台風21号の影響で、被災したため、この辺りの施設が閉鎖となっているみたいです。和歌山というと、結構台風直撃しますもんね。

北側の道を通って、「白崎海洋公園」の入り口の方へ戻って行きます。こちら側は「シーサイドデッキ」になっていて、海を見ながらお弁当をいただけたりするベンチが設置されています。

「道の駅 白崎海洋公園」で みかんソフトクリーム

「白崎海洋公園」の門をくぐってすぐ右手に、「道の駅 白崎海洋公園」の中で駐車場にトイレ、産品や軽食を販売する「パークセンター」があります。しらす丼などがいただけます。

由良町産みかんを使用した「みかんソフトクリーム」。コーンの下までぎっしりソフトクリームが詰まっていて、結構ボリュームあります。爽やかな味です。

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