下呂市のサクラスポット2024
春の醍醐味といえば桜の花の下での「花見」ですね。下呂市・下呂温泉近郊のウーーノおすすめの定番花見スポット、穴場の花見スポットなどをご紹介します。下呂の桜は、岐阜市よりも少し遅く咲き始めます。
定番
飛騨川の桜
下呂駅から下呂の温泉街へは飛騨川にかかる下呂大橋を渡って行きます。この川沿いには有名な河原の露天風呂「噴泉池(ふんせんち)」があります。現在は足湯限定となっています。「噴泉池」のある飛騨川沿いが、桜並木になっています。
川原にはベンチもありますし、芝生にレジャーシートを敷いて花見をするのもいいです。「噴泉池」で足湯を楽しみながらの花見もできます。また、下呂大橋の上から見下ろす桜というのもありですね。
夜になるとライトアップもあるので、また違う印象の夜桜も楽しむことができます。
穴場
焼石の苗代桜(なわしろざくら)
下呂駅から一つ隣の焼石駅には水面に映る桜のスポットがあります。焼石駅からげろバスで3つ目の「大和橋」が最寄りのバス停です。徒歩だと30分ほどかかります。
一つの桜の木に見えますが、よく見ると二本に分かれています。二本の巨木からなる樹齢約400年以上の姉妹桜。夜はライトアップにより水田に映し出される姿はまさに幻想的です。こちらは、昼間より、夜桜の方おすすめです。
下呂にはもう一つ有名な夜桜スポット「八坂湖畔桜」があります。湖畔に立ち並ぶ桜がライトアップされて、湖に映ります。飛騨金山駅から行けるバスもありますが、夜行くなら車は必須です。
JR高山本線飛騨金山駅下車、げろバス金山祖師野線、げろバス金山戸川線「八坂」停留所下車すぐ。
穴場
焼石の飛騨川沿いの桜
下呂駅から一つ隣の焼石駅から歩いて3分ほどの川沿いの桜です。
中原郵便局の脇の道を入り、飛騨川に出ると真正面に八重桜があります。その左右両側に桜並木が続いています。ほとんど知られていないところなので、誰にも邪魔されずに、ゆっくり川辺で花見をしたいという方にはもってこいの場所だと思います。
焼石駅に自販機とトイレはありますが、近くにコンビニなどはありませんのでご注意を。
近くにイタリアン「クッチーナ・オルセッティーナ」があるので、ランチをしてからのよりみちもいいです。
穴場
飛騨はぎわら桜めぐり(岩太郎のしだれ桜・森山神社のしだれ桜)
下呂駅から北の地域に萩原町があります。桜の時期になると、萩原町内の桜の名所にのぼりが立って、「飛騨はぎわら桜めぐり」として18ヶ所の桜の名所を巡ることができます。4月上旬の日曜日には、飛騨萩原駅近くにある飛騨川公園で、ステージイベントや地元のグルメ、雑貨が並ぶ「飛騨はぎわら桜まつり in 飛騨川公園」があります。
今回は、歩いて巡れる、「上呂駅」から「しみずの湯」までのコースをご紹介。
今回のコースのメインの「岩太郎のしだれ桜」をまずは目指します。大まかなマップが載ったチラシも配布されていて、それぞれ桜の名所には、桜の木の種類などの解説が書かれた立て看板が設置されています。
JR上呂駅からスタート。下呂駅から高山方面に3つ目の駅です。下呂からバスも出ていて、濃飛バスは上呂駅から少し行った国道41号線沿いにあります。また、げろバスも走っていますが、川の向こう側で「北中前」が最寄りのバス停です。
上呂駅から歩くなら、せっかくなので生活道路となっている吊り橋を渡ってみてくださいね。上呂駅から少し北に行ったところにあります。
「岩太郎のしだれ桜」へは橋を渡って右(北)の方へ行きます。
川沿いに歩いて30分ほどで「岩太郎のしだれ桜」に到着。樹齢120年を超えるしだれ桜です。明治時代に岩太郎という方が高山市から移植したのでこの名前がついているそうです。
道に覆いかぶさるように咲くしだれ桜の姿は圧巻です。下から見上げる桜の風景も面白いですね。
「岩太郎のしだれ桜」からさらに北の方へ10分ほど歩くと、「森山神社のしだれ桜」があります。桜の花で、神社も鳥居も見えないくらいです。
「森山神社のしだれ桜」からそのまま道を進んでいくと、南飛騨国際健康保養地の「飛騨川温泉しみずの湯」があり、そこから坂を登っていくと「皇樹の杜」という公園が広がっています。ここには、2006年に開催された「第57回全国植樹祭」で、天皇皇后両陛下にお手植えいただいた桜がありました。
花見をたくさんした後は、最後に立ち寄り湯でもいかがでしょう。「皇樹の杜」に登る坂の手前にあった「飛騨川温泉しみずの湯」が、日帰り温泉施設になっています。温泉以外にもプール利用もできて、両方利用しても1000円かかりません。ただし、プール利用はスイミングキャップが必要です。貸し出しもあります。
温泉は下呂温泉と同じくアルカリ性のお湯で、露天風呂も広いです。
しみずの湯の前にバス停がありますので、帰りはこの、げろバスを利用するのがおすすめです。上呂駅の近くを通って下呂駅まで行ってくれます。
下呂地域を走る「濃飛バス」と「げろバス」は走るルートが違うので注意してください。