愛知県犬山市|国宝犬山城と木曽川鵜飼によりみち
木曽川の中流に愛知県犬山市があります。昔は鵜沼から犬山へと渡る橋が、車と名鉄電車が並走して走っていて、とても珍しいところでした。今では車の通る橋と電車の通る橋は別々になってしまいました。
名鉄電車や並行して走っているJR高山線の車窓からは、犬山城の風景を見ることができます。JRの特急ひだに乗ると、観光アナウンスで、犬山城の紹介もされます。
犬山城の城下をよりみちして回るのも楽しいです。今回は、犬山城と犬山城のそばを流れる川「木曽川」で開催される木曽川鵜飼を岸から観覧しました。
日時:2011年8月
エリア:愛知県(犬山市)、岐阜県(各務原市)
よりみちスポット
国宝犬山城をいろんな場所から眺めてみる
国宝犬山城は、小高い山の上にあるために、周りからも見やすくなっています。逆に言えば、城から城下が見渡せる位置に造ったわけですね。
すぐ近くを木曽川が流れているので、岐阜県側の対岸から眺めるのもとっても素敵です。特におすすめは夕暮れです。川の流れが穏やかな時は、木曽川の川面に犬山城が逆さに映り込みます。夜にはライトアップされます。
天守閣に登ると、城下の風景を眺めることができますが、床が外に向いて少し傾いている上に、手すりがかなり低いので、高いところが苦手な方には、少し怖いかもしれません。しかしながら、遮るものがないので、素敵なパノラマ風景が広がります。耐震工事が行われるようなので、その後にこの風景はどう変わるでしょうか。
女性鵜匠が誕生した木曽川うかい
鵜匠というと男性のイメージが強いですが、こちらの木曽川鵜飼の鵜匠に女性鵜匠が誕生しました。時代の先取りですね。
長良川鵜飼と同じく、船から鑑賞することもできますし、岸から鑑賞することもできます。バチバチと漁火の火の音も聞こえてきて、ゆったりと時が過ぎていきます。