ピアノであそぼう2〜作曲してみよう
さあ、ピアノで作曲してみよう!!!
えっ?!むずかしい?
今回は、かんたんにできる作曲のしかたをお教えしましょう。
1.まずデタラメにピアノをひいてみよう
どんなふうでもいいです。長くてもいいし、短くてもいいし。適当なところを適当なだけピアノの音を出してみましょう。
2.もう一回同じようにピアノをひいてみよう
さっきデタラメにひいたのを、すべて同じようにもう一回ピアノでひいてみよう。音のたかさや、ならす順番。音のながさ、音のつよさ、どの指でひいたか。
わすれてしまったら、もう少しおぼえやすいようにくふうしてみよう。音の数をへらすとか、近い音だけをつかうとか。
何回でも同じようにひけるようになったら次へ。
3.タイトル(題名)をつけてみよう
どんなタイトルが合うか、自分で決めてみよう。
以上
これでピアノ曲の完成です。作曲して1曲できてしまいました。タイトルがついていて、同じように何回でも弾ければ作品になってしまうんです。
ここに、もう一つ次の作業が加わると完璧です。
4.楽譜にして、他の人も同じようにひけるようにしよう
自分で作った作品なので、その曲をひくコツは知っていると思います。それを他の人にも伝える方法の一つが音楽にとっては「楽譜」です。
音のたかさ、音のながさ、音のつよさ、指番号など自分が思いうかべた、その曲をひく「コツ」を全部楽譜に書いてあげましょう。そうすると、自分以外のみんなも同じようにピアノでひくことができるようになるかもしれません。
そうしたら、「ピアノ曲」として、後の時代に残すことができます。こうやってクラシックなどの音楽は長い間伝わってきたわけです。
とりあえずピアノをデタラメにひいてみて、再現できること。これが、作曲のはじまりです。あとは、「おもしろい曲」になるかは自分のウデ次第です!