青森県鯵ヶ沢町&深浦町|東北よりみち旅8〜五能線で観光列車「リゾートしらかみ」乗車
「北海道&東日本パス」を利用して、青森列車旅をしてみました。青森駅から弘前方面へ向かい、五所川原へ。このあたりからJR五能線が始まります。五所川原と秋田県の能代を結ぶので、「五能線」です。この沿線には、白神山地があって、青池などの観光地として有名な十二湖もあります。
今回は時間が足りなくて、十二湖まではいけませんでしたが、青森から半日で行って帰って来れそうな「千畳敷駅」までよりみちしてみました。
そして、帰りにちょうど観光列車「リゾートしらかみ」に乗ることができました。快速列車なので、「北海道&東日本パス」で乗ることができます。中は個室風になっていて、さすが「リゾート」と付くだけはある列車でした。
日時:2014年9月
エリア:青森県(西津軽郡鯵ヶ沢町、西津軽郡深浦町)
東北の宮城県、岩手県、青森県と北海道の函館をよりみちして回りました。
よりみちスポット
「北海道&東日本パス」で五能線に乗る
とってもお得な「北海道&東日本パス」をゲット。1週間使えて10290円です!JR東日本とJR北海道の普通列車や快速列車に乗れます。そのほか、「青い森鉄道」などいくつか第三セクターの列車にも乗れます。
今回は、このフリーきっぷを利用して、五能線の列車旅に向かいました。五所川原駅を出ると、ほぼ海岸線沿いを通っていくので、とても景色のいい線です。
列車の旅というと、駅弁。駅で事前に購入しておいた「五能線弁当 玉手箱うにごはん」をいただきました。
ウニやホタテがいっぱい。魚介のダシが効いてます!車窓からの景色を眺めながらの食事は最高です。
外を眺めると、青森らしい、りんご畑が広がっていました。
そして、ポツンと一つ大きな山が見えてきます。五所川原から鰺ヶ沢まではこの「岩木山」の風景が楽しめます。
鰺ケ沢駅を過ぎると、今度は海の風景が見えてきます。五能線に乗ると山あり海あり、いろんな車窓を楽しめますね。
自然の力に圧倒される「千畳敷」の風景
青森駅から川部駅で乗り換えて、2時間半ほどで千畳敷駅に到着。駅舎もなく、ただ乗り場があるだけの簡素な造りの駅です。
駅前には民宿がポツンとある程度。その向こう側に・・・
見渡す限りの岩場の風景。自然が作り出した模様です。まるで砂浜の風紋の様です。駅名の千畳敷は、この海の手前に広がる岩場から名前がつきました。千の畳が折り重なる様な風景。
波の音がざっぱ〜ん
それだけ
でも、それでいい。そんな感じ
駅前には民宿がありましたが、こちらで全国で人形劇をされている手々てんさんに遭遇しました。青森は全国を回る方が多い?!三内丸山遺跡でもそういう方にお会いしましたしね。
鰺ケ沢駅のご当地グルメ「鰺ヶ沢チキンボー」
バスで鰺ケ沢駅へ戻り、再び五能線に乗り換えます。次の列車は「リゾートしらかみ」です。その前に、鰺ケ沢駅周辺で食料と飲み物を調達しました。
ありがたいことに、駅前に「あじパル鰺ヶ沢ショッピングセンターパル」があり、色々と買うことができました。
そしてもう一つ気になったのが「たこやき西海」。
「鯵ヶ沢チキンボー」という看板があります。気になります!
早速「チキンボー」を購入してみました。「チキン」が「ボー」に刺さってるやつでした。チキンをこれでもかと引き伸ばして、唐揚げというか、天ぷらというか、竜田揚げに近い感じに、ザクっとした衣になる様に揚げられています。そこにマヨネーズ。
200円というのは安いですね!
これでリゾートしらかみに乗る準備はバッチリです。
贅沢に個室を利用できた「リゾートしらかみ」
鰺ケ沢駅から「リゾートしらかみ」に乗ります。窓が大きくとってあって、外の景色をたっぷり眺めることができます。
快速電車なので、フリー切符「北海道&東日本パス」が使えますが、全車指定席なので、事前に指定席券を購入しておきます。
普通の席もありますが、今回は空いていたので、「コンパートメントタイプ」の席をとっちゃいました。
背もたれの部分を倒すと、座敷席のように、フラットにすることができます。空いてたので、一部屋を独り占めできちゃいました。
これはなかなか贅沢な造りです!指定券のみで乗れるのはありがたい!
早速、鰺ケ沢駅で買い込んだもので晩酌開始。
チキンボーは、あっさり唐揚げというかんじ。マヨネーズをつけるとちょうどいい塩梅になります。
エビが大好きなもので、つい買ってしまった大量のボタンエビ。これだけ入って298円!安い!
リゾートしらかみでは、車内販売があったので、駅弁「白神浪漫」をいただきました。列車の旅って本当にいいですね。
ぜひリゾートしらかみ、乗ってみてくださいね。空いていたらコンパートメント席を!