長崎県雲仙市|九州初よりみち17〜雲仙温泉で地獄めぐり

長崎市から特急バスに乗って、溶岩ドームができた雲仙・普賢岳で有名な、雲仙市によりみちしました。火山の近くだけあって、雲仙温泉があり、街のあちこちから硫黄の煙がもくもくと上がっています。

【よりみちレポート】長崎県雲仙市|九州初よりみち17〜雲仙温泉で地獄めぐり

日時:2015年9月
エリア:長崎県(長崎市、雲仙市)

山口県下関から歩いて関門海峡を渡り、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県の各地をよりみちして回りました。

よりみちスポット

長崎から雲仙温泉へのアクセス

長崎から雲仙までは、直通の特急バスが1日3往復から4往復出ています。1時間40分ほどの乗車です。バスは、夜行バスや観光バスのようなシートの車内でした。トイレの設備はありません。

途中の経由地、小浜あたりは海沿いを行きます。車窓からは海の景色を楽しめます。小浜からは内陸を走り、雲仙岳を登っていく感じになります。

終点一つ手前の「雲仙お山の情報館」で下車。向こうの方に、すでに蒸気が上がってるのが見えます。

ここから雲仙の街をよりみちして回ります。

雲仙地獄で煙に巻かれる

ここから、雲仙普賢岳が見える仁田峠まで行ってみようかと思ってたのですが、この地を訪れた2015年の長崎豪雨で、土砂崩れが発生していて、仁田自動車道が通行止めになってるんだとか。今は通れるようになって、ロープウェイも再開しています。

遠出はできなさそうなので、雲仙温泉の周辺をよりみちしてまわります。町のあちこちで蒸気があがっています。

雲仙地獄。蒸気にまぎれるトイピアノ。硫黄の香りに包まれます。周りや足元の木を見てみると、黒く変色しています。これも、硫黄の蒸気にずっと晒されているからなんでしょうね。朽ちたようになっているところもあります。カラーコーンも色あせています。電気機器も傷むのが早いそうです。

雲仙地獄と呼ばれるところでは、至る所から硫黄の含まれた煙が立ち上っています。正に地獄のような光景です。

温泉といえば卵。卵も販売してました。

「温泉卵」ではなく、「ゆで卵」です。ということは、温泉の温度が高いのでゆで卵になってしまうのでしょうね。

雲仙の街をよりみちして回る

雲仙温泉のメインストリート。ちょっと寂しい感じもしますが、ホテルや旅館、お土産物屋や飲食店も並んでます。朝方と夜の方が賑わっていたりします。

大体の温泉地にある温泉神社。温泉が枯れないようになどの願いが込められているんでしょうか。

至る所から温泉が噴き出していて、地面にも色が付いてます。温泉の成分が強いということでしょうね。

道端からも硫黄がでて変色しています。

穴が空いた器が乗っかってる、土管みたいなものから、硫黄の蒸気があがってます。この土管は町のあちこちで見かけます。どこを掘っても温泉がでるんでしょうね。

蒸気を使った調理場もあります。こちらは有料の調理場。

「湯の里温泉」という銭湯もあります。もちろん温泉です。

スーパーは見かけませんでしたが、車の移動販売車がまわってました。

オシドリの池。湖面に波が立っていなかったので、綺麗に山が逆さに写っていました。

原生沼、かきつばた公園。特に何もありませんが、散歩するにはいいところです。

クラシカルな佇まいのホテルもありました。素敵ですね。雲仙観光ホテル。


雲仙地獄を眺めながらの食事や温泉に入れる「雲仙温泉九州ホテル」

雲仙地獄すぐのところにあるホテル「雲仙温泉九州ホテル」に宿泊しました。こちらの素敵なところは、夕食の会場から、雲仙地獄が見えるので、景色を見ながら食事をいただけます。そして、2018年に大幅なリニューアルがあったみたいで、大浴場を無くして、すべての客室に半露天風呂をつけたそうです。そして、露天風呂からも雲仙地獄の風景が楽しめるんだとか。とってもゴージャスなリニューアルになりました。


到着すると冷たいグリーンティーでおもてなし。

2015年の時のお部屋。シンプルですが、広めの部屋です。どうやら、もっと広くなって、露天風呂付きの部屋へと変わったみたいですね。

雲仙地獄の風景を眺めながら、洋食のコース料理をいただきます。外を眺めていると、空の色が刻々と変化していきます。

長崎の地のものを使ったフルコース料理。美味しかったです。ゴージャスに生まれ変わった今のホテルはどんな料理に変わったのでしょうね。気になります。その分お値段も随分アップしたみたいです。

カフェバーや屋上ラウンジも新しくで木、そこでのドリンクは無料でいただけるんだそうです。ますます気になります!

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