栃木県宇都宮市|北関東よりみちの旅7〜石の町「大谷町」によりみち観光

栃木県宇都宮市をよりみちして回ると、石造りの建物が多くあります。それは、近くに「大谷町」という石の産地があるため、その石を利用した建物も多くあります。せっかくなので、採石場のある大谷町もよりみちしてみました。採石場の地下洞窟を散策できたり、石に囲まれたお寺があったり、まさに、石の町でした。

【よりみちレポート】栃木県宇都宮市|北関東よりみちの旅7〜石の町「大谷町」によりみち観光

日時:2015年11月
エリア:栃木県(宇都宮市)

千葉県からはじまり、茨城県、栃木県、群馬県と北関東を横断しながらよりみちしてまわりました。

よりみちスポット

ロールプレイングゲームの気分を味わえる採石洞窟がある「大谷資料館」

宇都宮市で石造りの建物をみて、その石が採れる採石場がある、大谷町によりみちしました。宇都宮からは、バスで30分ほどの乗車で、大谷資料館入口バス停へ。

あたりを見渡すと、早速採石の跡が見られます。岩石に囲まれてるという感じです。水墨画にも描かれそうな雰囲気のところです。

おもしろい模様がいっぱいです。岩に残されている模様を見て回るだけでも楽しいです。

5分ほど歩くと「大谷資料館」という、採石場を利用した資料館があります。

人工的に切り出した感じの切り口が岩に残ってます。

大谷資料館の入口。こちらから、採石場跡がある地下へと入れます。入館料800円。ただし、撮影は厳しく制限されてます。内部は独特な雰囲気があるので、ドラマや映画などのロケ地としても使用されているようです。

採石場の内部は色とりどりの照明で照らされてます。まるで、ロールプレイングゲームの洞窟探検しているみたいです。照明は良しとして、音楽を流すのはいらないような気がしました。

いろんな撮影したくて、迷惑かける方が多くなってきたのか、禁止事項が前より増えていました。インスタの影響ですね。音楽が気持ち悪くと僕は5分くらいで出てきちゃいました。

大谷資料館の中に入らなくても、採掘場の雰囲気を味わえるところはあります。切り出しの跡が見られる壁とトイピアノ。ドリルで削った跡でしょうか。模様みたいになっていて面白いですね。

石に飲み込まれたように建つ「大谷観音」

大谷観音のある大谷寺に向かう途中にあった、大山阿夫利神社。境内がイチョウの葉っぱで黄色い絨毯になっていました。トイピアノの角度を変えると影の伸び方が変わって面白いですね。

10分ほど歩くと「大谷観音(大谷寺)」に到着。坂東三十三観音第19番札所になっています。

建物が石に埋もれてます。というよりは、石のところに建物を建てたんでしょうね。建物の中には、岩肌に彫られた観音様が祭られています。

赤く紅葉したお庭もありました。赤い風景が池に写って素敵です。

巨大岩の「平和観音」と「天狗の投石」

大谷観音のすぐ近くからも「平和観音」のある「大谷公園」に入ることができますが、ぐるっと回って正面から入ってみました。大谷公園入り口。

右のほうを見上げてみると、岩が出っ張っているところがあります。こちらが「天狗の投石」。今にも崩れそうな感じです。

さらに公園を奥に進んでいくとあるのが「平和観音」。でかい!巨大岩に彫られています。

観音像の肩のあたりまで階段でのぼっていけます。

大谷の街で見かけた石造りの建物

大谷の町を歩いていると、あちこちで、石の建物に出会えます。株式会社屏風岩。さすが石材会社の建物です。ちゃんと石造りの建物です。

「旧大谷公会堂」。国の登録有形文化財に指定されています。重厚感のある建物です。

「荒針公民館」。普通に公民館も石造りの建物でした。

ここからバスに乗って、宇都宮とは反対方向の、鹿沼に向かいます。

20分ほどの乗車でJR鹿沼駅に到着。次の電車まで時間があると勝手に思い込んでいて、ゆっくり写真をとっていたところに、電車が入線。「日光行き」の行き先表示が目に止まり、急いで乗りました。

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