福島県下郷町|福島よりみち4〜会津鉄道で「塔のへつり」と「芦ノ牧温泉」へ

福島県の会津若松から、会津鉄道に乗って、「塔のへつり駅」と「芦ノ牧温泉駅」に途中下車しました。景勝地「塔のへつり」の絶景は、自然の力を感じる風景です。芦ノ牧温泉の駅周辺をよりみちしてまわったあと、芦ノ牧温泉に宿泊しました。

【よりみちレポート】福島県下郷町|福島よりみち4〜会津鉄道で「塔のへつり」と「芦ノ牧温泉」へ

日時:2016年10月
エリア:福島県(会津若松市、南会津郡下郷町)

福島県へ初よりみち。郡山市、猪苗代町、会津若松市と会津鉄道沿いによりみちしました。

よりみちスポット

七日町駅から塔のへつり駅へアクセス

「七日町駅」から「JR快速AIZUマウントエクスプレス」に乗って南下していきます。JRの名前がついていますが、会津鉄道の路線を行きます。七日町駅から「塔のへつり駅」までは40分ほどの乗車です。

赤い車体が印象的な快速です。車内も普通列車とは少し変わっています。

「JR快速AIZUマウントエクスプレス」はこのまま乗っていくと、JR只見線、会津鉄道会津線、会津鉄道鬼怒川線、東武鉄道鬼怒川線、東武鉄道日光線と、最長で日光までいくことができる列車です。

車内は特急のような造りの座席になっています。自由席の快速なので、特急券や指定席券は必要ありません。旅気分を味わえる列車です。

自然が作り出す風景「塔のへつり」

塔のへつり駅へ到着。静かです。この駅で降りたのはウーーノを含めて2人でした。この駅で降りるのは、観光で「塔のへつり」へ行く方のみと言ってもいいです。周りには「塔のへつり」という景勝地しかありません。

「塔のへつり駅」の駅舎は森の中。自販機とコインロッカーとトイレがあります。

駅の入り口には、味のある書体で「塔のへつり」と書かれた門だけあります。森へと続く道って感じで、トトロが出てきそうな雰囲気です。

駅から3分ほど歩くと「塔のへつり」に到着。「へつり」というのは「断崖」という意味です。長い年月をかけて自然が作り出したこの渓谷は、塔の形が立ち並ぶ断崖という意味から「塔のへつり」と名づけられました。

塔の形をした断崖まで吊り橋が架けられ、断崖内部の一部を見学することもできます。

そそりたつ岩壁に沿って散策することができます。

へつりを進んでいくと、岩穴があり、その中には「虚空蔵菩薩」がまつられています。岩に囲まれたこの空間は、ひんやりとしていて空気が冷たく感じられます。

写真NGのネコ駅長がいる「芦ノ牧温泉駅」

「塔のへつり」から少し会津若松方面に戻って、「芦ノ牧温泉駅」によりみち。

「芦ノ牧温泉駅」ネコの駅長「ばす」がいました。1代目の初代ご長寿あっぱれ名誉駅長が「ばす」。今のネコ駅長は2代目で「らぶ」といいます。しかしながら、写真撮影はNGです。先代のネコ駅長が、フラッシュ撮影の光の影響で、失明してしまったんだとか。なので、フラッシュなしでも撮影はダメになりました。

ということで、ネコ駅長の写真を写真におさめました。

駅舎の隣には、「会津鉄道神社」があります。平成24年に開業25周年を記念して建立されました。

また、駅前には「上三寄(かみみより)」という駅表示が残されています。昔は別路線が走っていた名残なんでしょうね。

「芦ノ牧温泉駅」の駅周辺の街の風景

「芦ノ牧温泉」へのバスまで時間があるので、「芦ノ牧温泉駅」周辺をよりみちして回りました。

家の屋根を見てみると、ほぼみんな同じ形です。多分、雪対策に作られた屋根なんでしょうね。

「大豆田集会所」。味がある建物です。

「大豆田集会所」の近くにあった「三嶋神社」はgooglemapにも、のってませんでした。

駅前の通りを行くと、すぐのところに定食屋「牛乳屋食堂」がありますが、この日は定休日。会津ラーメンとソースカツ丼と餃子がおすすめとのこと。中でもソースカツ丼は、第2回全国丼グランプリで金賞を受賞した実力の逸品です。なかでもオススメは、会津ラーメン&ソースカツ丼&オリジナル牛乳が1本ついてくる「牛乳屋ミニセット」。食べたかったなぁ

ノスタルジックな「芦ノ牧温泉」の温泉街

「芦ノ牧温泉」は、「芦ノ牧温泉駅」から南へバスで10分ほどのところにある、阿賀川沿いの温泉街です。

芦ノ牧温泉の温泉街。提灯がノスタルジックな温泉街を醸し出してます。千と千尋の神隠しのような雰囲気です。

温泉街にありそうなイメージの建物があちこちにあります。

階段を登ったところにある「温泉神社」。

階段を上ったところで、いや〜な風を感じる。雨が降りそうな予感。的中して、この後雨が降り始めました。ホテルへと急いで帰りました。

夜になって、雨が止んでたので、夜の温泉街もよりみちしてみました。かかっていた提灯に灯りが灯っていて、幻想的な風景です。しかしながら、人がいない。店も開いてない。21時頃でした。ちょっと寂しい。

あそこに灯りが・・・と行ってみると。

ああ、あれね。

会津芦ノ牧温泉の老舗旅館「丸峰本館」に宿泊

芦ノ牧温泉の一番奥あたりにある「会津芦ノ牧温泉 丸峰本館」に宿泊しました。到着すると、ロビーでお茶をいただきました。広い庭を眺めながら、しばし体を休めます。

芦ノ牧温泉の温泉の泉質は、カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。結構熱めのお湯です。

内風呂の「渓流展望風呂」は30メートルくらいあるガラス窓があり、渓流を眺めながらお湯に浸かることができます。露天風呂では、渓流の音が聞こえてきます。

夕食は、季節感のある懐石料理が出てきます。品数が多く、どんどん出てきますので、満足感があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です