沖縄県石垣島|八重山よりみち旅18〜鮮やかな青色の海「川平湾」と周辺の街の風景

石垣島の有名な観光地といえば、鮮やかなエメラルドグリーンの海が見られる「川平湾」があります。石垣島をめぐる観光バスも必ず訪れる場所です。

観光バスで訪れる「川平湾」では、皆さん大体海の底が透けて見えるグラスボートに乗って、海中の美しい風景を眺めながらの乗船を楽しみます。今回は、川平湾周辺の街をよりみちして回りました。

【よりみちレポート】沖縄県石垣島|八重山よりみち旅18〜鮮やかな青色の海「川平湾」と周辺の街の風景

日時:2017年1月
エリア:沖縄県(石垣市)

沖縄県に初よりみち。八重山諸島の、与那国島、石垣島、波照間島、西表島、小浜島、竹富島を巡りました。

よりみちスポット

川平湾へのアクセス

せっかく5日間もバスに乗り放題になる「みちくさフリーパス」を買ったので、石垣島をバスでめぐります。石垣島の北端の平久保崎まで行って、よりみちしながら帰って来ました。

石垣バスターミナルからバスに乗って、まずは途中の「川平」で下車。川平の街によりみちします。

昨日も「フサキビーチリゾート」に行く際に乗った「川平リゾート線」のバスで、川平湾へ向かいます。バスターミナルから45分ほどのバス旅です。

路線バスは他にも、「西回り一周」「東回り一周」「吉原線」「西回伊原間線」「米原キャンプ場線」など、いくつかの路線が川平を通ります。

川平は、観光バスも大体通っていく、石垣島観光の有名スポットです。

エメラルドグリーンの川平湾

バスを降りると、「島の駅カビラガーデン」があります。お土産物などが並びます。

観光バスがたくさんとまっている駐車場を過ぎると、木々に囲まれた「川平観音堂」があります。。この脇の道を奥へ進んでいきます。

木々の間を抜けていくと、川平湾の海が見えてきました。

「八島小学校」の東側に、青く塗られた防波堤があるとのこと。よりみちしてみました。「八島小学校」は、石垣港から南東に15分ほど歩いたところにあります。

白い砂浜から青い海へのグラデーションがキレイです。向こうに停まっている船が「グラスボート」です。船の底がガラスになっていて、海の中が透けて見えます。

観光バスが停まる駐車場あたりで、受付をして乗り込みます。30分で大体1000円くらいが相場です。観光バスで訪れるときは、グラスボートの料金は入っていないことが多く、オプションでその場で支払って乗ることが多いみたいです。

次々に観光バスがやってきて、次々にグラスボートに乗って、去って行きます。

ちなみに、川平湾は遊泳禁止です。海の水に浸るくらいはできますが、泳いで楽しむことはできません。

そんなみなさんを横目に、浜辺で海の風景を楽しみました。そういえば、川平湾はエメラルドグリーンと言っていたけど、エメラルド感ないですね・・・と思っていましたが・・・

川平湾を一望できる高台へ行ってみると、確かにエメラルドグリーンの海でした。

川平でもブルーシールアイスクリーム

川平湾への駐車場の周辺には飲食店などもあります。沖縄といえば「ブルーシールアイスクリーム」ですね。ここにもありました。グラスボート遊覧の予約ができる「川平マリンサービス」にブルーシールアイスのお店が併設されていました。

味がたくさんあるので迷ってしまいます。

ブルーウェーブ。見た目からは想像できませんが、爽やかなパイナップル味です。

沖縄名物「かまぼこおにぎり」

もう一つ沖縄グルメをご紹介。石垣の街を歩くと「かまぼこ」の文字を目にすることも多いです。そういえば、与那国島を訪れた時も、薩摩揚げのような独特な「かまぼこ」がありました。

この川平にも、「沖縄・八重山マーミヤかまぼこ」という蒲鉾屋さんがありました。沖縄本島や、石垣島に何軒かお店があります。

こちらでは、「アーサーかまぼこ」と珍しい「かまぼこおにぎり」を購入。

普通だと珍しいはずなのに、珍しくないんです。なぜなら、岐阜には「かまぼこおにぎり」を売ってるお店があるんです。柳ケ瀬にある、サーターアンダギーとかまぼこおにぎりのお店「ティダティダ」です。本場のかまぼこおにぎりは後で、平久保岬によりみちしたときにいただきました。

平久保灯台の前で「アーサーかまぼこ」をいただきました。かまぼこというと、板に乗せて蒸したかまぼこのイメージですが、沖縄のかまぼこは揚げたものです。

アーサーの海の味がほのかに感じて美味しいです。魚のすり身なのでほんわかと柔らかい食感です。

「かまぼこおにぎり」をいただきます。海苔の代わりにかまぼこでご飯が包まれています。中は黒米でした。色合いが面白いですね。あっさりした味付けです。何個でも食べちゃいそう。

川平の街の風景

川平の街をよりみちしてみます。川平湾からなだらかな斜面に住宅が並んでいます。ほとんど歩いている人がいなくて、観光バスで来られる方は、こちらの方までは来ないようです。

沖縄によくある四角い建物の他にも、昔ながらの赤い瓦の建物もありました。

1月の時期は、川平に宿泊する方は少ないようで、街を歩く人は少ないですが、民宿など宿泊施設は結構あります。食事処も多くあります。沖縄そばや、タコライスなどがいただける「川平ごはん屋」。

遠くからでもわかる、大きな木々に囲まれた「御嶽(うたき)」。沖縄では、この「御嶽」が祭祀などを行う聖域です。八重山では御嶽のことを「オン」と呼ぶそうです。鳥居のさらに奥にある石垣の先で女性神役者と呼ばれる神の使いが儀礼祈願を行います。基本的に地元で生まれ育った住民以外は鳥居の奥にある石垣から先に許可なく進むことはできません。それだけ神聖な場所ということですね。

川平にある御嶽「赤イロ目宮鳥御嶽」。「豊年祭」や「結願祭」など、地域のお祭りもここで開催されます。7月に行われる川平の豊年祭では赤イロ目宮鳥御嶽で大きな石を持ち上げて境内を回る「ビッチュル」という儀式がおこなわれます。

泡盛の醸造所「高嶺酒造」。「於茂登(おもと)」「かびら」という泡盛を作っています。

予約不要で、工場見学もできます。手作り製法や直火式地釜蒸留での製造過程が見学できます。

川平を訪れる際には、ぜひ川平の街もよりみちしてみてはいかがでしょうか。

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