滋賀県甲賀市|甲賀の山奥にあるMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)へ
延暦寺へのよりみちの翌日、浜大津から甲賀の山奥にある「MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)」によりみちしました。
琵琶湖の辺りを少し散策してから、京阪で石山駅へ。ミホミュージアムへのバスが出ています。駅から人里はんれた山奥へどんどん進んでいき、こんなところに何かあるのか・・・と疑い始める頃に美術館が見えてきます。
日時:2017年6月
エリア:滋賀県(大津市、甲賀市)
京都の車折神社によりみちした後、比叡山を通って滋賀県の大津によりみちしました。
よりみちスポット
浜大津で琵琶湖をぶらり
夜中にかなり荒れた天気だったようですが、翌日はいい天気。琵琶湖から気持ちいい風が吹いてます。釣りをされている方も大勢みえました。
琵琶湖のほとりには、無人の竿が立てられています。
湖の周りにある公園には、ところどころに「外来魚回収ボックス」なるものがありました。ブラックバスやブルーギルなどの外来魚を釣ったものを回収するみたいですね。
ミホミュージアムへのアクセス
「びわ湖浜大津駅」から2駅先にある「石場駅」まで琵琶湖を散策しました。ゆっくり写真を撮りながら15分ほどで到着。ここから、ミホミュージアムへのバスが出ている「石山駅」へ向かいます。10分ほどの乗車です。
「石山駅」に到着して、びっくり。バス停に長蛇の列ができています。みなさん「ミホミュージアム」目当ての乗客です。日本語よりも中国語がたくさん聞こえてきました。「ミホミュージアム」って、こんなにアジアの方に人気があるんですね。知りませんでした。
満員のバスは、ほとんど人を途中で降ろすことなく、どんどん山奥に入っていきます。
そのままの混み具合で終点のミホミュージアムへ。石山駅からは50分ほどかかります。
「ミホミュージアム」へのアクセスは、北側の「石山駅」からバスで行く方法と、南側の「信楽駅」からバスで行く方法があります。
巨大な美術館「ミホミュージアム」へ
こんなところに何かあるのか・・・というところに、ドーーンと「ミホミュージアム」の施設が現れる感じです。
ちなみに、こちらの美術館は宗教団体「神慈秀明会」によって作られた美術館です。「桃源郷」のイメージで作られたのでしょうね。だから、人里離れたところにあるわけです。美術館の近くに来ると、急に田畑が現れます。バスはその田畑の間をぬうように進みます。このあたりで自給自足の生活をされているみたいです。
こちらがエントランス施設です。美術館の入り口というわけではなく、チケットセンターとレストランだけです。
こちらでチケットを購入して奥へ進みます。
美術館まではまだまだ道のりがあります。門を超えて、どんどん奥へと進んでいきます。
トンネルを越えていきます。
暗いトンネルを越えると、その先に外の光が差し込む。「牛久大仏」や、「MOA美術館」などでも、同じような体験をした記憶があります。
宗教にとって、光と闇のコントラストというのは重要な要素なんですね。
トンネルを抜けるとようやく美術棟が見えてきました。建物のガラス面に空が写って、自然と一体になっている感じが素敵です。
歩いてくると、ここまで10分ほどかかります。緩やかですが、坂道を歩くのが大変という方には、無料の巡回バスが走ってます。
建物の内部は、構造体がむき出しになっていて、それを見てまわるだけでも面白いです。
今回の展示は、和ガラスとエジプトという2つの不思議な組み合わせ。江戸って粋だったんだね、って感じる展示でした。
管内にあるカフェ「Pine View」で休憩。日向夏のソルベをいただきました。サンドイッチのランチなどもあります。お昼前に入ったので、まだ店内はゆったりしてました。
外が眺められるいい席に案内していただけました。向こう側に見える建物も、所有の施設なんだそうです。
そうこうしているうちに、お昼を過ぎて、一気に混んできます。ここで、ランチを食べておけばよかったかも・・・
来るときはほとんど歩いている人がいなかったのに、帰りは結構人がいます。
チケットセンターのレストラン「Peach Valley」で食べようかと思って行ってみました。すると、建物の外にまで、レストランの行列が続いていました。さすがに今回は諦めました。やっぱり、さっきのカフェでランチを食べればよかったです。
レストランに入るなら、お昼前の開店と同時くらいならすぐに入ることができます。先に食事をしてからみて回るのが良さそうです。
行きのバスは混んでいましたが、もちろん帰りのバスも、混んでます。バス停のあたりには日除があまりないので、日傘は必須かもしれません。
これにて、京都と滋賀のよりみち終了です。