滋賀県米原市|梅花藻が咲く醒ヶ井へ

川の中に咲く、小さな白い花をご存知でしょうか。「梅花藻」という水草の花で、夏に花が咲きます。水のきれいな地域で見られます。友人のフェイスブックに、「醒井で梅花藻が咲いている」という記事を見て、決めました。今回は、JR東海道本線で通り過ぎるだけだった駅「醒ヶ井駅」に初めてよりみちをして、梅花藻の風景を楽しんできました。

【よりみちレポート】滋賀県米原市|梅花藻が咲く醒ヶ井へ

日時:2017年6月
エリア:滋賀県(米原市)

よりみちスポット

醒ヶ井駅へのアクセス

醒ヶ井駅。のどかな風景が広がります。岐阜駅から醒ヶ井駅までは45分ほどかかります。

駅前は国道21号線が走っていて、岐阜から滋賀に抜ける幹線道路なので、結構交通量はあります。

駅前には道の駅のような「醒井水の宿駅」という直売所や食事処が並ぶ建物があります。ランチバイキングのお店もあります。

醒井宿の梅花藻の風景

醒ヶ井の街は「醒井宿」という宿場町です。レトロな建物があります。昔の郵便局の建物を利用した、「醒井宿資料館」。月曜日が定休日のため、本日休館。

醒ヶ井は水の町。宿場沿いに綺麗な川の流れがあります。紫陽花はもうすぐ終わりです。

川の流れの中に、緑と白い小さな花があります。これが、「梅花藻」です。

5月中旬頃から9月頃まで夏の間、白い花が楽しめるそうです。7月〜8月はライトアップもされるそうです。

地蔵川沿いの街並み。木陰がありがたい陽気です。

梅花藻が咲く川沿いで、思わず写真をたくさん撮りたくなってしまいます。

「醒井区集会所」の前あたりが「梅花藻」が咲く風景を一番写真におさめやすいかもしれません。

こちらの風景が、【ウノゾーン通信2019年7月8月号】の表紙の「ここどこ?」写真でした。

水辺に落ち葉などのゴミがなくて綺麗です。たまった落ち葉などは、地域の方々が、ちゃんと掃除をされているそうです。

可愛い花ですね。

朝早めの9時頃によりみちして見ていましたが、1時間くらいすると、観光バスの団体も来られていました。どこかに行く途中によりみちするスポットのようです。5台くらい続けて来て、急に賑やかになりました。

早めに来てよかった!

近くにカフェ「和cafeたち季」がありましたが、現在長期休業中だそうです。インターネットで写真を見ると、かき氷など冷たいものがいただけそうです。

醒井宿を奥に進むとある「加茂神社」。この辺りまで「梅花藻」の風景が見られます。

「丁子屋」の梅花藻ソフトと水まんじゅう

地蔵川沿いにある、「菓子処 丁子屋」で一休み。

梅花藻のパウダーが入った「梅花藻ソフトクリーム」。ほのかに青い味がします。

冷たい水まんじゅうもあります。

醒ヶ井の特産「マス」をいただく

醒ヶ井の町を行くと、いくつか池があります。

覗いてみると、魚がいっぱい泳いでます。醒ヶ井は、「鱒」の養殖で有名なんです。醒井には明治11年に設立された日本最古の養鱒場があり、東洋一の規模を誇ります。

醒ヶ井駅から醒井宿とは反対の西の方へ、国道21号線を歩いて8分くらいのところにある、鱒料理の専門店「おたべ」によりみちしました。

戦後まもなくしてから醒井養鱒場内で開業されましたが、昭和62年より現在の地でお店を出店されました。合わせても70年以上の歴史を持つ老舗の虹鱒料理店です。

色々な料理がありましたが、今回は鱒のフルコース「松御膳」をいただきました。

骨まで食べられる、鱒の南蛮漬けに甘露煮。こちらはお土産で持って帰れます。結構リーズナブルだと思います。

鱒の洗い。酢味噌でいただきます。そして鱒寿司。プリプリした身で、口の中で旨味が弾けます。

ホロホロっと口の中でほどけていく、鱒のフライ。ホクホクの塩焼き。

何匹鱒をいただいたことか。これで、「松御膳」3200円です。鱒でお腹いっぱいになるってなかなかないですね。鱒のお寿司1000円くらいからあります。

醒ヶ井にお越しの際は、ぜひよりみちしてみてくださいね。

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