北海道羅臼町|北海道よりみち旅2017夏4〜知床最果ての地「相泊」へ

羅臼から、地図上での道の果て「相泊(あいどまり)」までよりみちしてきました。夏季限定のバスで終点の「相泊」まで行き、普段も走っている路線バスが出ているところまで歩いて戻ってきました。途中「相泊温泉」「瀬石温泉」という2つの温泉があります。とても開放感のある露天風呂があります。

【よりみちレポート】北海道羅臼町|北海道よりみち旅2017夏4〜知床最果ての地「相泊」へ

日時:2017年8月〜9月
エリア:北海道(目梨郡羅臼町)

北海道の最東端「納沙布岬」と最北端「宗谷岬」をめざして11日間のよりみち旅。

よりみちスポット

バスで知床最果ての地「相泊」へ

夜が明けると・・・猫の鳴き声が・・・いいえ、ウミネコたちの大合唱です。朝5時頃から鳴いてました。ものすごい数のウミネコたちが羅臼の空を飛び交ってました。朝早く起きる予定だったので、ちょうどいい目覚ましになりました。

朝早く起きた理由は、「羅臼バスセンター」からのバスに乗るためです。羅臼からさらに東の方へ向かうと、道の果ての「相泊」という地区があります。ここより先は舗装された道路はありません。ヒグマの生息地域になっています。

この「相泊」まで行くバスがありますが、8月31日までの夏限定のバスです。しかも朝6時台と、夕方の2本のみの往復です。

まさに、よりみちで行ったこの日が最終日の8月31日でした。

東へ向かうバスは、この2本以外にもありますが、途中の「岩見橋詰」バス停までしかいきません。そこから先の相泊までは10キロほどあります。

今回は行きをバスで「相泊」まで行って、帰りは「岩見橋詰」まで歩いて戻ってくるというルートにして見ました。10キロは歩くことが決定です(笑)

このバスの乗車料金はなんと、100円。生活に使われる方が多いので、補助が出てるんでしょうね。

なぜ、夏限定で相泊までに行くのか、運転手の方に聞いてみたところ、「岩見橋詰」より向こうはほとんど民家がなくて、昆布漁場になってるんだとか。夏は昆布漁の季節で、こちらの漁場に向かう方などのために走ってるのが一番の目的なんだそうです。

海沿いをずっと東に向かいます。

途中に何人かの乗客があって、バス停のないところでも、「ここら辺で」という感じで降りて行きました。昆布漁に行かれるみたいでした。

今年のバスの最終日でしたから、もっと旅の人とかも乗るかなと思ってましたが、最後まで乗ったのは僕だけでした。

40分ほどの乗車で「相泊」バス停に到着。100円をお支払いして下車。すぐにバスは引き返して行って、今度は羅臼に向かって小学生たちが通学で乗るんだそうです。そのためにここまでバスを走らせてるって感じですね。

相泊漁港が目の前にあります。

「相泊」の風景

「キケン!道なし。この先行き止まり」の文字が仰々しく書かれています。

地図では見てたけど、とうとう端まで来たんだなぁって実感します。

ここから先に行かれる方は

「自己責任」です!!!

「とっていいのは写真だけ」

標語のようです。

この先はヒグマの高密度生息地となっています。会いませんように!

ウミネコの大群が飛んでます。

相泊にて「さんぽ」をトイピアノで弾いてきました。

周りではウミネコたちがないています。近くで昆布漁をしているボートの音も聞こえてます。

「この先、道なし」の先はこんな感じになってました。もうちょっと行ったところにも、昆布漁の漁場があるのが見えました。

この先にいかれる方もいて、熊よけに鈴を慣らしながら歩いていかれました。

ここから羅臼の方面へよりみちしながら戻って行きます。

相泊から相泊温泉へ

相泊のあたりを歩いていると、トラックがいっぱい止まっていました。

道の脇の斜面が大きく削られています。こんな風景のところが何箇所もありました。

どうやら、昨年2016年の台風などの雨で、かなり土砂崩れが起きたんだそうです。道東のジャガイモ畑などが水に浸かってしまって、ポテトチップスが発売中止になったりしまいsた。

すごい急斜面ですが、足場をずらっと上まで組んで作業をされてました。

相泊からしばらくの間は住居ではなく、漁師の方の小屋が並ぶ風景が続きます。

沖合で昆布漁をしているので、そのための小屋です。二箇所ほど、昆布の直売所もありました。

相泊にてトイピアノのある風景。

この道は、結構バイクのツーリングでも人気のところです。その楽しみの一つが、温泉です。道沿いに「相泊温泉」と「瀬石温泉」の2つがあります。

相泊から10分ちょっと歩くと、駐車場があって「相泊温泉」の看板がありました。

駐車場から階段を下りていくと、相泊温泉の小屋があります。手前が男湯で、奥が女湯です。

小屋というよりは、屋根がついている露天風呂という感じです。脱衣所はないので、岩場のところで脱いで入ります。

防波ブロックがあるので、お湯に浸かる海は見えなくなっちゃいます。

タダで入れますし、旅の思い出にはいいかな。

開放感がすごい露天風呂「瀬石温泉」へ

「相泊温泉」から一本道を進みます。漁のための小屋がある風景はほとんど変わりません。15分ほど歩くと、もう一つの温泉「瀬石温泉」があります。

「瀬石温泉」は、結構有名な温泉です。干潮にならないと入れない温泉。今がちょうど干潮の時。温泉の湯船がちゃんと現れてます。海の中にあるあの岩で囲まれたところが露天風呂の湯船になります。

ですが、「今日の温泉は終了しました」の看板がかかっています。

干潮の時なら入れるのかと思ってたら、そうではないようです。「瀬石温泉」のホームページで確認してみると、「入れる時間が限られていますので、お問い合わせください」とのこと。早速電話で確認してみると、

「今日は掃除してないから、入らない方がいいよという意味です」

とのこと。

近くに行って写真を撮ってもいいかの確認をしてみると、「いいですよ」とのことでしたので、記念撮影だけして来ました。

入ってみたかったです、大海原の中の温泉に。

ここでちょっと一息。昨日「ノーボーダーズカフェ」で頂いたプチトマトと、かぼちゃのベーグルで朝ごはんにしました。

【参考記事:】

トマトがとってもみずみずしい!いろんな種類があって、甘いのやら酸っぱいのやら色々な味が楽しめます。

そして、かぼちゃのベーグル・・・めっちゃ美味い!!!!!

あんまりベーグル好きじゃなかったんだけど、このベーグル超美味しかったです。かぼちゃのアンのしっとり感がいい感じにパンに絡みます。何個でもいけちゃいそうな感じでした。

瀬石温泉でも、「となりのトトロ」の「さんぽ」をトイピアノで演奏してきました。

瀬石から「ルサフィールドハウス」へ

瀬石温泉からひたすら一本道を進んでいきます。

セセキ温泉から少し行くと、「セセキの滝」があります。昨日よりみちした「知床五湖」の「フレペの滝」もそうだったのですが、平面の岩場を流れる滝が多いんですね。

【参考記事:】

イメージの滝って、一本の線にまとまった感じで落ちてくることが多いような気がしますが、こちらは、面で落ちてくることが多いような気がします。

選挙の・・・いえいえ、小屋です。これはリサイクルということですよね。

途中で見かけたバスの時刻表。ね、往復2本しかないでしょ。しかも、夏季限定。

とてもシンプルです。

何気なく川を眺めてみたんです。

あれ?川の流れの模様とは違うものがある。よく見てみると、なんと鮭が遡上してたんです。結構いっぱいいます。上の写真だとなかなかわからないですが、黒い部分の半分くらいが鮭なんです。かなりの群れで来てました。

秋になると、この鮭を狙ってヒグマが出没する可能性が高くなるんだそうです。

クマに会わなくてよかったです。

心が洗われる風景が続きます。

「ルサフィールドハウス」によりみち

「相泊」から1時間半ほど歩いて、「ルサフィールドハウスに到着。世界自然遺産である知床良さを伝えることと、利用する方々に対して、ルール・マナーのレクチャーを行うビジターセンターです。

大自然がそのまま庭です。

入り口でクマがお出迎え。

知床の観光案内や、ヒグマの情報、バードウォッチングなどの情報がいっぱい。長距離を歩くときにありがたいのが、トイレの施設です。ありがたく使わせていただきました。

そしてもう一つ。水分の確保も大切です。ウォーターサーバーがあって、いただきました。こちらもありがたや。今まで歩いて来たところには、ほとんど自販機がなかったですから。ほとんどというか、全く見なかったような気がします。

飲食店もありませんでした。こちらの施設で、食事も取れるかなと思いましたが、たまにカフェが出張営業してたりするくらいのようで、普段はお店はありません。

相泊へ行かれる方は、飲み物と食料の確保をしてからよりみちしてくださいね。

バスが通る岩見橋へ

「ルサフィールドハウス」を過ぎて、このトンネルを抜けると、もうすぐバスが通る「岩見橋詰」です。

この辺りまで来ると、住宅がようやく並んで来ます。だからこの辺りまでは路線バスが普段も来ているんですね。

海辺では昆布を洗う作業もされてました。潮の香りがとってもいいです!

道端で昆布を干しているなんてのもザラにあります。

6時間くらいゆったりめでよりみちして回れました。この後羅臼に戻って、「ノーボーダーズカフェ」でトイピアノのよりみちコンサートを開催しました。

【参考記事:】

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