北海道礼文島|北海道よりみち旅2017夏15〜スコトン岬からトレッキング その1

礼文島で素敵な夜の体験をさせていただいて、翌日は礼文島の最北端スコトン岬(須古頓岬)からゴロタ岬を通って、スカイ岬に向かう、「岬めぐりコース(旧4時間コース)」のトレッキングコースをよりみちして回ることにしました。

まずはスコトン岬から途中にある1番の難所「ゴロタ岬」を目指します。ゴロタ岬は一番高いところに位置していて、登るも大変ですが、下るのも滑るように下りないといけないので、トイピアノを持っていくのは大変でした。

いくのが大変な分、余計に素敵な風景が続きますので、写真とともにお楽しみください。

【よりみちレポート】北海道礼文島|北海道よりみち旅2017夏15〜スコトン岬からトレッキング その1

日時:2017年8月〜9月
エリア:北海道(礼文郡礼文町、礼文島)

北海道の最東端「納沙布岬」と最北端「宗谷岬」をめざして11日間のよりみち旅。

よりみちスポット

海に向かってたつ「見内神社」

ストコン岬に向かうバスまで、まだ時間があったので、行きの車内で外の風景を眺めてて気になった、「見内(みない)神社」によりみちをすることにしました。民宿海憧が、他の宿泊者の方を港まで送るということで、同乗させていただいて、その途中にある「見内神社」のところで下ろしていただくことにしました。

この日は利尻富士の頭も見えていました。

北の船泊地区から、港のある香深の町へ向かうちょうど真ん中くらいに「見内神社」があります。バスだと「香深井」と「第二手然」のバス停の間にあります。

海に向かって建っているので、道路側から見ると、裏側になります。

海側から見ると、神社の正面になります。そういえば、北海道に来て久しぶりに赤い鳥居を見たような気がします。なぜか白い鳥居が多いんですよね。

「見内神社」の白い案内板があり、不思議な伝説について書かれています。

見ないカムイ(見内神社)伝
 カフカイ岬角の先端の岩の上に「見ないカムイ」と言われる小祠が祭られている。
 この島にアイヌが多く住んでいた頃、アイヌ達はこの岩を非常に恐れて、路を通るにもこの場所を避けて見ない振りをして通行していたので和人が「見ないカムイ」と名付けたものであつた。
 この恐れて通る岩に対してアイヌ達はニシンが多く獲れたとき、またはトドが沢山獲れたときなどは、トド松の枝を切ってこの場所に捧げたので、この枯枝で森のようになっていた。
 明治十四・五年頃の出来事であったが、その年のニシン漁が不漁で香深の山本久衛門の支配人某が腹を立てその枯枝に火をかけて焼いてしまった。
 ところが、この焼け跡に高さ二メートル程の岩が削立しているのが発見された。この岩が「見ないカムイ」の神であった。
 事件後に村には死産が多くなったがアイヌ達はいかにも当然であるかのように話した。
 「安産の神の罰があたったのだ」と・・・。
 アイヌが、この岩を尊敬し信仰の対象としたのは昔、天塩のカフカという毒婦が悪事のために村人に憎まれ、トド松の木で作った檻の中に入れられて海に流されたが、この檻が波に流れ流れて漂着した所がカフカイの岩の下で妊娠していた彼女はこの場所で安産したことから、この岩がお産の神と祭られるようになり安産を祈る妊婦はトド松の枝を捧げて安産を祈ることになったと伝えられるようになった。

「見ない」ところに名前の由来があるんですね。

バスで「スコトン岬」へ

間も無くバスが来たので、バスに乗車。1日数本しかバスがないので、乗り遅れたら大変です。このまま終点のスコトン岬までいきます。スコトン岬まではバスで向かうと、香深フェリーターミナルから1時間、船泊からだと20分ほどかかります。

主要道路(北海道道40号線)をそのまま行くと思ったら、脇道に逸れて行きます。あの、丘の中腹に見えるのが道道です。

市の道路だと市道、県の道路だと、北海道の道路だと・・・道道(笑)

海沿いの道を行きます。

道道よりもこちらの道のほうが、島民の方が住んでらっしゃるところが多いみたいです。

バスは終点の「スコトン岬」へ。バス停は、岬より少し手前に「スコトン」という停留所が終点ですが、岬の近くまで行ってくれます。

岬のところには、駐車場があって、トイレや売店、宿泊施設などもあります。

「利尻礼文サロベツ国立公園」の看板があって、こちらでみなさん写真を撮ります。

礼文島の北端「スコトン岬」の風景

「利尻礼文サロベツ国立公園」の看板を超えていくと「スコトン岬」が見えてきます。階段を降りて行きます。この道の右下の方へ手すりが見えます。そちらにも道があります。

スコトン岬への道から右へそれていく階段を進んでいくと、礼文島最北の民宿「民宿スコトン岬」があります。こんなところにも泊まれるんですね。前に、テレビ東京の番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」の充電旅でもこちらを訪れていました。部屋からの絶景や、女将は25歳と放送されていました。

確かに、スコトン岬の東も西も遮るものがないので、夕日も朝日も両方綺麗に見えそうですね。

礼文島最北の地、「スコトン岬」に来ました。風が心地いい!!!

周りは海、海、海・・・

ちょっと先に見える島は、無人島の海驢島です。

「民宿スコトン岬」に宿泊して、朝から晩までこの風景を一日中楽しむというのもいいですね。

売店「島の人」で「昆布ソフトクリーム」

スコトン岬には、新しい建物の売店「島の人 礼文島の四季」があります。礼文島で取れる、ウニやら昆布やらのお土産物がいっぱい置いてあります。「通販島の人 礼文島の四季」でも購入することができます。

昆布ダシも試飲させていただきましたが、めちゃうまいです。「民宿スコトン岬」の看板にも「島の人」と書かれていたので、こちらと系列みたいですね。

「島の人」で「昆布ソフトクリーム」をいただきました。羅臼でも昆布の粉がかかっている「昆布ソフトクリーム」をいただきましたが、こちらは昆布がソフトクリームの中に混ぜ込まれています。

食べるとほのかに磯の香りが広がります。外で潮風に当たりながら磯の味をいただきました。

絶景!岬めぐりトレッキングコースを行く

礼文島には、いくつかトレッキングコースがあります。「岬めぐりコース」はスカイ岬まで行くと、船泊の方面に戻ってくるのが、4時間コースになっていますが、スカイ岬からそのまま南の方まで通り過ぎていくコースが「8時間コース」で、香深港の方面まで行きます。

一番気楽に行けるコースが、礼文島の南側をいく「桃岩展望台コース」。こちらは翌日によりみちする予定です。その他、「礼文岳登山コース」「礼文林道コース」などがあります。「岬めぐりコース」は、景色はいいですが、結構アップダウンがあります。

体力に自信がない方向けには、宗谷バスの定期観光バスが、スコトン岬やスカイ岬などを巡ってくれるます。景色だけ堪能したい方はこちらがおすすめ。ちなみに、「45°N PASS」の500円割引券も使用できます。

【宗谷バスの定期観光バス】

スコトン岬(須古頓岬)からゴロタ岬を通って、スカイ岬に向かう、「岬めぐりコース(旧4時間コース)」のトレッキングコースをよりみちして行きます。

ストコン岬から「岬めぐりコース」のトレッキングが始まります。「岬めぐりコース」では、写真の真ん中あたりに見えている丘の右側の側面辺りを進んでいきます。まずはバスで乗ってきた道を戻って行きます。

振り返ってみると、さっきまでいた「スコトン岬」のあたりが見えます。

北海道の地形って、こんもりとした地形が多いんですよね。根室も坂道とか多くありました。

スコトンの町の道を行きます。バスで過ぎて行った「スコトン」停留所の可愛い建物があります。

周りは高い木がなく原野が広がっています。

丘を登り始めてすぐくらいのところに「須古頓神社」がありました。トレッキングで怪我のないように無事を祈って行きます。

礼文島のトレッキングの楽しみの一つが、いろんな花に出会えるところです。訪れた9月初旬は、あたりに花がいっぱい咲いている風景を楽しむことができました。神社の周りにも白や黄色や紫色の花が咲き、蝶々も飛び交っていました。

下を走る道を観光バスが行きます。「岬めぐりトレッキングコース」の中だと、「スコトン岬」と「スカイ岬」だけは観光バスでもよりみちしてくれます。それ以外の道は自分の足で歩いていかないと出会えない風景です。

この先に見える一際高いところが、「ゴロタ岬」です。とりあえずあそこが3分の1地点です。あの山は越えていかないといけません。

結構アップダウンの多い道を進んでいきます。こちら側の道をバスではいけないというのが写真からも分かりますね。

9月を過ぎると、爽やかな風が吹きます。気温は20度を切るくらいです。みなさんは秋の格好でしたが、僕は汗っかきですので、ノースリーブにハーフパンツで丁度いい感じです。

時折くる雲の影が、ひんやりとして、丁度いい休憩になります。

海辺にはいくつか小屋があって、ここから海へ漁に出て行きます。

海の道からまた登って白い鳥居がありました。「鮑古頓神社」。ジブリの世界に出てきそうな雰囲気です。

振り返ってみると、さっき通ってきた海辺の砂利道が見えます。こちらもたくさん花が咲いていました。

まだまだどんどん登っていきます。先ほど通った「鮑古頓神社」の白い鳥居が、もうあんなに小さく見えます。そのもっと向こうに見えてるのが、出発点の「スコトン岬」です。

かなりアップダウンがあり大変でしたが、結構歩いてきました。

一番の難所「ゴロタ岬」

この先の「ゴロタ岬」へはさらに登って行きます。今回のコースで一番高いのが、この「ゴロタ岬」にある「ゴロタ山」です。

ふと辺りを見てみると、見事に高い木がありません。緑が地面にくっついているみたいです。

「スコトン岬」がかなり小さくなってきました。まだまだ上りが続きます。

あそこが「ゴロタ山」の頂上です。あともう少し・・・だけど、最後にきてかなりきつい登り坂が続きます。

やっとのことで「ゴロタ山」を登りきりました。雲がとても近く感じます。眼下には素敵な風景が広がってました。

写真を撮りながらゆっくり歩いてきて、ストコン岬からゴロタ岬までは1時間30分かかりました。

「ゴロタ岬」にてトイピアノのある風景。こちらは観光バスでは来られませんので、山登りをしたご褒美に見られる風景です。来てよかった!

しばしの珈琲時間。缶コーヒーで一服。風景を独り占めしました。

まるで、空撮をしているような感じの風景が広がっています。次に向かうのは、あそこに見える岬を超えたところにある「スカイ岬」です。

しかしながら、ここに来るまでほとんど人とすれ違いませんでした。9月になるとトレッキングをする方がグッと減るみたいです。

ここまでですれ違ったのが、初めの頃の須古頓神社あたりですれ違ったふた組のご夫婦(トレッキングではなく、ちょっと登って引き返して来たみたいでした。)と、一人の男性だけでした。男性は僕が写真を取りながら行っていたので、挨拶して、先にいかれてました。

「ゴロタ山」からは下りが待ってます。その前に右も左も絶景の道を行きます。

ここで外国からこられていた男女の1組の方とすれ違います。ようやくトレッキングをされている方2組目にお会いしました。ここでプチよりみちコンサートを開催。鳥になったような気分でトイピアノを演奏しました。

ここでようかい手々てん発見!

彼らは、これから8時間コースを行くそうです。日暮れまでに行けるのかと心配したら、ヘッドライトがあるよって。いく気満々ですね!

ここで外国の方とお別れして僕も先を行きます・・・が、この「ゴロタ山」の最大の難所が待ち構えています。それは、下りです。上る時よりも下る時の方が大変です。

垂直なんじゃないかというくらいの下りの坂道のうえに砂地です。砂地で結構滑ります。怪我をしないよう、慎重に進まないといけません。

尻餅をつく感じで、歩くというよりも滑るようにしておりました。今回のよりみち旅で一番緊張した瞬間かもしれません。多分、トイピアノを抱えてなかったら、大したことはないんでしょうけどね。

下りの風景は、さらに絶景が待ってました。

こちらの風景が、【ウノゾーン通信2019年5月6月号】の表紙の「ここどこ?」写真でした。こ

見渡す限りの大地。雄大さを感じます。

ここからだと、まだ次の目的地のスカイ岬は見えません。ようやく3分の1の道のりをきました。

その2に続く

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です