愛媛県大洲市|大洲の町並みと少彦名神社

愛媛県大洲市の五郎で菜の花畑によりみちした後、大洲市内もよりみちしてまわりました。大洲城の城下町で、レトロな建物なども残っています。有志によって立て直された少彦名神社は、清水寺のような立派な舞台づくりの建物があります。

【よりみちレポート】愛媛県大洲市|大洲の町並みと少彦名神社

日時:2018年3月
エリア:愛媛県(大洲市)

桜の風景の今治、菜の花の風景の大洲、段々畑の風景の宇和島と、愛媛県をよりみちしました。

よりみちスポット

大洲城へ

五郎の菜の花畑から、肱川沿いに南西へ向かいます。途中に伊予大洲駅がありますが、駅までは40分ほど歩きました。伊予大洲駅を超えてさらに南西へ向かうと、肱川にかかる肱川橋を渡ります。ようやく大洲城が見えてきました。

桜の中に大洲城がある感じの風景が見えました。

現在の天守は、2004年(平成16年)に主に市民による寄付によって木造復元されたものです。

工事中だった肱川橋から肱川沿いに遊歩道があります。石垣に沿って歩いて行きました。

大洲城は小高い丘の上にあります。石垣の脇を登って行きます。

今治城も、松江城も、こちらの大洲城も、愛媛県のお城は写真におさめやすいです。ひらけたところがお城の近くにあるので、写真映えしますね。

大洲城はイメージ通りのお城という感じがする形で、とてもきれいですね。

遠くから見ても感じたように、大洲城の下には桜があちこちで咲いていました。

大洲城にてようかい手々てん発見。

城下町のレトロな町並み

お城の近くには、レトロな雰囲気の商店街がありました。

軒先が少しアーケードになっていて、雨の日などはありがたいですね。アーケードと言うよりは、新潟にあった「雁木」にも近いかもしれません。

【参考記事:】

大洲城から東に向かうと、古い町並みが続きます。その中にある「おおず赤煉瓦館」。

「おおず赤煉瓦館」は、明治34年(1901年)12月に大洲商業銀行の本店として建築されました。建物は主にイギリス積みの煉瓦建築で、屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れた和洋折衷の様式が特徴です。

大正浪漫という言葉がしっくりくるような建物です。

本館の建物の中では、大洲の特産物や、地元の作家による手づくりの和小物の販売もしています。別館は有料の資料館になっています。

古い町並みがあちこちに残っています。

石畳の道。「臥龍山荘」によりみちしようかと思いましたが、タッチの差で閉館でした。

「臥龍山荘」は「国の重要文化財」に登録されている別荘だった建物です。明治の匠が残した数奇に飛んだ三建築、日本庭園、借景美が楽しめます。中にある「不老庵」では、肱川を借景に楽しみながらお茶をいただけます。

高台にある大洲神社への階段の脇には、大きな「昭和燈」があります。昭和天皇即位を記念して昭和3年に建てられた灯籠です。高さが12メートルもあるそうです。

素敵な舞台造りの「少彦名神社」

伊予大洲駅からの風景で見えていた「少彦名神社」の鳥居が気になったので、神社によりみちしてみることにしました。ただ、駅からは結構離れていて、歩くと40分以上かかります。

臥龍山荘や大洲神社からだと、少し近いです。

大洲神社から南の方へ向かうと、「大洲道路」という高速道路があり、その辺りから東へ向かいます。「大洲道路」は「松山自動車道」に名称が統一されるようです。どんどん市街地から離れていきます。大洲道路の下の道を進んでいきます。右上を大洲道路が走っています。

車はしばしば通って行きますが、歩いている人とは誰ともすれ違いませんでした。

途中に「少彦名温泉」という看板を発見。ちなみに「少彦名」は「すくなひこな」と読みます。

こちらは温泉スタンドになっています。ここに来る途中に、立ち寄り湯で「大洲臥龍の湯」があって、そこがこの「少彦名温泉」です。帰りにひとっぷろ浴びていくことにします。

人気がない道を20分ほど歩くと「少彦名神社」がありました。あたりに静けさだけが広がります。誰も訪れないのでしょうか。でも、こちらの神社は、結構すごいところでした。

これが「少彦名神社」にある舞台造りの建物「参籠殿」です。清水の舞台を思わせる、圧巻のこの格子組。素敵です!!!

何年か前に募金や有志を募って、ようやく再建されたそうです。

こんな素敵な建物なのに、全然人がいません。駅からはかなり遠いですし、路線バスもありませんから、仕方ないかもしれません。この風景を独り占めできるのは、とても贅沢な気がします。

受付の方はおらず普段は無人です。「参籠殿」の前にはお守りなどが置かれています。お守りが欲しい時は、黄色いケースにお金を自分で入れて頂いていきます。

神社の本殿は別にありました。こちらでもお参りして行きました。

夕暮れの道を帰って行きました。まるで後光がさしているみたいでした。

「臥龍の湯」で立ち寄り湯

先ほど通り過ぎた少彦名温泉の「臥龍の湯」へよりみち。入浴料は560円。

温泉の泉質は、アルカリ性のやさしいお湯で、露天風呂もひらけた感じでのんびり浸かれました。

お風呂からでて、空を見上げればほぼ満月がありました。夜になると大洲城はライトアップされてました。

次は宇和島へよりみち。

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