静岡県富士市|岳南鉄道よりみち観光

静岡県の富士宮市によりみちしたあと、富士市に戻って、岳南鉄道に乗って沿線をよりみちしました。「岳南鉄道」は、JR東海の吉原駅の北側に隣接したホームから終点の岳南江尾駅までUの字を描くように電車が走ります。

工場の中をぬうように走っていったり、富士山を車窓から眺めることができたりと、いろいろな楽しみ方ができるローカル線です。一日乗車券を利用して乗り倒します。

【よりみちレポート】静岡県富士市|岳南鉄道よりみち観光

日時:2019年8月
エリア:静岡県(富士市)

よりみちスポット

富士駅によりみち

富士宮駅に向かう際は、富士駅でJR身延線に乗り換えをします。乗り換えまでに時間があったので、その時間を利用して、富士駅周辺をよりみちしました。

ちなみに、JR東海道本線の駅は「富士駅」で、それとは別に東海道新幹線の駅「新富士駅」があります。この2つは結構離れていて、歩くと20分ほどかかります。駅をつなぐバスも通っています。

富士駅の南口を出たあたりの「ペデストリアン・デッキ」。駅で2階出口を出たとき、地上に降りることなく、他のビルやショッピング施設に歩いてそのまま移動できる、超快適な大型の歩道橋のことを「ペデストリアン・デッキ」と言います。南口は住宅街、北口は繁華街という感じになっています。

富士市にある「富士ふたば幼稚園」に、クリスマスコンサートを届けにくる予定があったので、下見を兼ねて幼稚園によりみちしてみました。

富士駅の南側には、東西に伸びる「富士駅南通り商店街」がありました。

もう少し南に行ったところに「富士ふたば幼稚園」がありました。お盆に近い時期だったので、休園中でした。チラシだけお届けしてきました。

【参考記事:】

富士駅の南北連絡通路を通って北口へ。こちらの方が少しにぎわっています。

飲食店が並ぶアーケード街「富士本町商店街」などがあります。

駅周辺が少し寂しい感じがします。駅前の一等地が壁で仕切られています。富士ショッピングセンター「パピー」跡地で、平成20年に閉店しました。再開発も予定されているみたいですが、用地取得が難航しているんだとか。

富士宮によりみちした後、再び富士市に戻って、岳南鉄道沿線によりみちしました。

富士山と工場萌えな風景に出会える「岳南鉄道」に乗る

みなさんは「岳南鉄道」をご存知でしょうか。なかなか乗る機会の少ない路線ではないかなと思います。まず、JR線と接続している出発駅が「吉原駅」だということ。富士駅から東京方面に一駅行ったところにあります。

静岡県を東海道本線に乗って横断すると、車内アナウンスで「岳南鉄道線はお乗り換えです」というのを聞くことはあっても、乗る機会はありませんでした。沿線に観光地が少ないということもあるかもしれません。ですから、地元の方の足という感じの路線です。

ただ、鉄道ファンの間では結構有名な路線です。工場の中を通っていく路線ということで、工場と鉄道のコラボ写真を撮ることが出来ます。そのことを利用して、鉄道会社側も、夜の工場をいく「夜景列車」などの企画列車を走らせていたりします。車内をわざと暗くして、工場の夜景を楽しめます。

早速、JR吉原駅から岳南鉄道に乗り換えます。JRの吉原駅のホームから直接岳南鉄道の乗り場へと通じる歩道橋があります。ちょうど写真の右側に見えているのが岳南鉄道吉原駅の駅舎と青っぽい列車です。歩道橋を渡って駅の北側にある岳南鉄道の改札に向かいます。

岳南鉄道は、この吉原駅から岳南江尾(えのお)駅まで、全長9.2Kmを20分ほどかけて走っていきます。1時間に2本ほど走っています。

北側にある岳南鉄道吉原駅の入り口はこんな感じです。

岳南鉄道が1日乗り放題になる「全線1日フリー乗車券」があります。2020年現在720円になりました。吉原から終点の江尾まで乗ると、370円かかるので、往復するだけでも1日乗車券の方がお得になります。

富士市は製紙工場が多くあります。「紙のまち」ということでしょうか、切符は紙製の硬券です。

オレンジの新しい車両や、昔から走っている感じの青緑の車両などがあります。

えんじ色のシックな感じのシートです。

吉原駅を出ると、すぐ工場地帯を抜けていきます。Uの字を描くように東へ進路が変わると、富士山の風景が見えてきます。

住宅街を抜けると、再び工場地帯をいくので、工場越しの富士山の風景がみられます。人工物と自然の対照的な風景がなんとも言えません。

何ヶ所か途中下車してよりみちしてみました。

「岳南原田」で気になるお店「金沢とうふ店」

吉原駅からまず西に向かって、工場地帯を抜けていきます。ほどなくしてUターンする感じで東へと向かいます。この辺りに吉原本町駅があって、吉原の商店街があります。

吉原駅から4つ目の駅「岳南原田駅」で途中下車。吉原の住宅街を抜けて行ったあたりで、この先にはまた工場地帯が続きます。

線路の向こうには工場の煙突が見えています。

プラットホームから富士山も見えていました。

岳南原田駅で途中下車して、駅周辺によりみちしました。

駅を出て、乗ってきた路線を戻る感じで西へ向かいます。5分ほど歩いたところで気になるお店を発見。「金沢豆腐店」。お豆腐屋なのですが、「富士がんもいっち」なるものがあります。豆腐で作った「がんも」をパンで挟んだサンドイッチなので、「がんもいっち」。

「富士がんもいっち」は、富士市に100年以上前から伝わる味付けがんも(スイーツがんも)を使用しています。名物なので、結構早く売れてしまうみたいです。この日はもうありませんでした。

気になるので、またの機会によりみちしてみようと思います。

哀愁漂う「岳南江尾駅」

岳南鉄道の終点「岳南江尾駅」に到着。古いタイプで前がオレンジ色の車両がとまっていました。

振り返ると駅の上を東海道新幹線が通っていきます。プラットホームに花壇があって、季節ごとにいろんな花が植え替えられて楽しめるそうです。

終着駅なので、この先で線路が切れています。線路を渡って改札のある駅舎へ。

ノスタルジーを感じる駅舎です。無人駅です。

駅を出ると・・・何もない。ただ駅舎があるだけです。何もないとは言っても、周りには、江尾公園やマックスバリュ富士江尾店や「カフェはなみずき」などがあります。観光スポットはなく、住んでいる人向けのものがあるだけです。

カフェによりみちしてみたかったのですが、ラストオーダーの時間を過ぎてしまったので、断念しました。

「吉原本町駅」でご当地グルメ「つけナポリタン」

商店街や住宅街が多くある「吉原本町駅」。吉原駅から2つ目の駅です。かつて東海道五十三次の14番目の宿場町「吉原宿」が海沿いにありまいしたが、江戸時代に津波の被害を受け、現在場所に移動して発展したそうです。

吉原本町駅から西の方面へ、「吉原商店街」のアーケードが続いています。

その商店街の西の端あたりにある「コーヒーショップ アドニス」。こちらが、吉原のご当地グルメ「つけナポリタン」の元祖のお店と言われています。

テレビ番組の企画で、「つけ麺の達人」こと「めん徳二代目つじ田」の辻田雄大さんと、アドニス店主が開発したご当地グルメこそが、この「富士つけナポリタン」なのです。富士つけナポリタン公認店は、必ずここアドニスで講習会を受けるそうです。現在は吉原の町の何十軒かのお店で食べられるようになりました。

2008年頃に新しく出来たご当地グルメです。ポイントは2つ。スープはトマトソースをベースとしたWスープであること。提供する際は、麺とスープを分けた「つけ麺」スタイルとしていること。

それ以外の部分(トマトソースに併せるもう一種類のソース、使用する麺の種類、トッピングなど)は各店の裁量に任されているそうです。

何はともあれ食べてみようと思って、「アドニス」に向かってみると、お店の人が外にいる・・・あれ?なんと閉店作業中でした。まだ営業時間内なのに!

張り紙がしてあります。

「本日のつけナポリタン終了しました」

まさかの売り切れでした。お盆期間ということもあり、お客さんが多かったようです。元祖はいただけませんでしたが、別のお店でいただくことにしました。

「アドニス」と同じく「吉原商店街」のアーケード街にある「トラットリアキクチ」へ。階段を上がって2階のお店へ。「つけナポリタン」が食べられるお店の前には、大体「つけナポリタン」と書かれた旗が立っています。

店内に入るとほぼ満席で、ほとんどの方が「つけナポリタン」を注文しています。「アドニス」が終了してたので、他のとこに向かうという方も多いんでしょうね。

麺と、ナポリタンのトマトソースが別々のお皿で出てきます。麺をフォークで絡めとってスープへイン。トマトソースを絡めていただきます。

ちょっと物足りなさを感じました。物足りないというか、なぜつけ麺スタイルなのか。つけ麺にする意味があるのか・・・。パスタが、あまりスープと絡まないんです。だったらかけちゃった方がいいかもと思ってしまいました。

なんとなく思うのですが、企画で「つけ麺で」という形だけが先にたっていて、トマトソースを絡めるのはどうかとなったと思います。先に絡めてあるナポリタンと比較して、「つけ麺」にすることで何が利点なのか・・・というところがちょっと僕にはわからなかったです。

普通のナポリタンの方が安くてパッと食べれて利点が多いような気がします。

なんだか、すごく惜しい気がするんですよね。「つけ麺」にする意味が先に立つように工夫していただけると、とても良くなると思います。

工場に近い駅「本吉原駅」

「吉原本町駅」の次の駅「本吉原駅」へ。1駅歩いても5分ほどです。この駅のすぐ裏手が工場になっていて、煙突やタンクが見えます。

駅のプラットホームからは富士山が見えました。ようやく富士山の頭が見えました。

岳南鉄道には10駅しかありません。その中の半分5駅をかけ足でよりみちしてみました。もっとよりみちしてみたいところはありましたので、またの機会に行ってみようと思います。

みなさんも、ぜひよりみちしてみてくださいね。

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