和歌山県白浜町|南紀白浜よりみち5〜白浜町の北側臨海地区へよりみち観光&グルメ

南紀白浜で宿泊した「湯快リゾートプレミアムホテル千畳」の近くの観光スポット「千畳敷」と「三段壁」をよりみちした後、バスで北の方へ向かい、そこから海岸沿いに白良浜の方へよりみちして行きました。白浜バスターミナルと白浜駅の中間くらいにある「白浜桟橋バス停」から歩きました。

臨海地区には「京都大学白浜水族館」「南方熊楠記念館」「円月島」などのよりみちスポットがありました。また、地元でも人気のピザのお店「ピッツェリアペスカトーレ白浜」でランチをいただくことができました。

【よりみちレポート】和歌山県白浜町|南紀白浜よりみち5〜白浜町の北側臨海地区へよりみち観光&グルメ

日時:2019年12月
エリア:和歌山県(西牟婁郡白浜町)

和歌山県の「白崎海洋公園」と「白浜」をよりみちして回りました。

よりみちスポット

白浜町の北側の海岸沿いを歩く

白浜町を、海岸沿いに歩いて白良浜までいくことにしました。北側から南の方へ降りてくる感じで行くために、三段壁バス停から、白浜バスターミナルと白浜駅の中間くらいにある「白浜桟橋バス停」まで乗車しました。

「白浜桟橋バス停」からよりみちスタートです。「綱不知桟橋」という桟橋で、綱不知湾にあります。ここから北に突き出した半島のようなところの先にある臨海、番所鼻の方へまずよりみちしていきます

桟橋から北へ向かうと、地元の方向けのスーパーマーケットなどがあります。住宅街になっています。

この辺りは観光客の方はあまり訪れないエリアのようですが、サンゴが山積みになっているお店もありました。店頭では貝のつかみどりなんかもしてました。

海沿いには、ホテルはたくさん建っています。パンダのようなキャラクター「Kパンダ」の「白浜シーサイドホテル」。

海の向こう側には、お城のようなたたずまいの「ホテル川久」があります。これは泊まってみたくなりますね。

このあたりには、近畿大学水産養殖種苗センター、株式会社アーマリン近大があります。近大マグロでも有名ですが、和歌山には、各地に近大の施設があるみたいです。

こちらでは、マダイ、トラフグ、シマアジ、オニオコゼ等の養殖がされているそうです。

近畿大学水産養殖種苗センターのあたりから海に出ると、この辺りが白浜町の北の端です。海の向こう側は和歌山県田辺市の辺りです。

このあたりには、町民プールや白浜球場などのスポーツ施設があります。観光で来るというよりは、地元の方が散歩をされています。

白浜球場の横には「歓喜神社」と「白浜美術館」があります。入館料500円を支払わないと、神社にはいけません。「歓喜」ということで、男女の営みをテーマにした神社と美術館です。「歓喜神社」というのは通称で、正式には「阪田神社」と言います。御祭神は伊邪那岐命・伊邪那美命。夫婦和合や子授けのご利益があります。

北側にも綺麗な砂浜があります。江津良海水浴場。水の透明度も高くて、とても静かな海です。白良浜ほどは混まないようで、ゆったり過ごせそうです。

砂浜が広がる江津良浜のすぐのところに、岩場も広がっています。磯遊びも楽しめそうです。

浜辺に流木の塊のようなものが置いてありました。こうやって堂々と置かれていると、勝手に「アートなんじゃないか」と思ってしまいますね。アートって心のゆとりですね。

人気店「ピッツェリアペスカトーレ白浜」でピザランチ

江津良海水浴場から少し西へ行ったところに、地元でも人気のピザのお店「ピッツェリアペスカトーレ白浜」があります。予約しないと入れない・・・と口コミでも人気ぶりが伺えます。ちょうど開店時間の11時30分に行ってみて、たまたま入れたらピザをいただいて行こうと思って、よりみちしてみました。

回転と同時くらいに着きましたが、駐車場にはかなり車が並んでいます。店員の方に聞いてみると、1時間ほどの時間限定ですが大丈夫ですとのことで、ピザランチをいただけました。

店内からは目の前に海が見渡せます。テラス席もありますが、冬はさすがに使用できなさそうです。夏は開放感があってテラス席がいいですね。

平日限定ランチセットは、お好きなピザやパスタにプラス380円でドリンクとパルマ産生ハムのサラダをつけることができます。

みなさんは何人かできて、ピザやパスタをシェアして楽しまれていました。

ここはやっぱりスタンダードな「マルゲリータ」をいただきます。サイズが28センチと結構大きなピザです。何気ない味付けなんですけど、トマトの旨味がストレートに感じられて美味しいです。生地も、表面はカリッとしていて、中はもっちりとした、食べ応えのあるピザです。

「ピッツェリアペスカトーレ白浜」にて、プチよりみちコンサート開催。終了後に、ようかい手々てん発見しました。

12時超えると予約の方で満席状態でした。次々に席が回転していきます。やっぱり人気店なんですね。ラザニアやペスカトーレパスタなんかもまた食べにいきたいなと思います。

臨海地区「臨海浦海水浴場」から「白浜水族館」へ

「ピッツェリアペスカトーレ白浜」からさらに西の方へ歩いていきます。「臨海浦海水浴場」。こちらは、波が高く、ウィンドサーフィンを楽しまれている方が見えました。

「臨海浦海水浴場」でも、千畳敷のように、削られた岩肌の風景を見ることができました。

「臨海浦海水浴場」からはどんどん南へ進んでいきます。「白浜水族館」という施設がありますが、こちらは京都大学フィールド科学研究教育センター瀬戸臨海実験所の付属施設です。無脊椎動物(サンゴ、エビ、カニ、ヒトデなど)のコレクションは日本随一の水族館です。

入館料は600円とお安いですが、見応えはあります。

海星もいろんな種類が見られます。

臨海地区「番所山公園」へ

「白浜水族館」をさらに奥へと進んでいくと、「南方熊楠記念館」がある「番所山公園」へいけます。この辺りが白浜町の北西の端です。

「番所山公園」の入り口には道路工事などで見かける信号がついています。車で坂の上にある第2駐車場まで行けますが、道が細いので、片側通行になります。

歩いて登ることもできますが、結構坂がきついです。沿道に、杖が置いてあって借りることもできます。

車道と分かれて途中から歩道はトンネルを通っていきます。まるでジャングルの中を進むような雰囲気です。

トンネルを抜けていくと、「番所山公園」が広がっています。いくつか展望台があって、海の風景を楽しめます。南向きの展望台から、手前に見える島は「円月島」で、その向こうの街が、白浜の町並みです。

「番所山公園」を回ってみると、所々に、木彫りの動物たちが並んでいます。この時は気づきませんでしたが、十二支が彫られているそうです。

階段を登る展望塔もあります。こちらも南向きで、白浜の街が見えます。海辺にお決まりの、鐘もあって鳴らすことができます。

「番所山公園」の北側の道を進んでいきます。こちら側から見える街並みは、田辺市の方です。右手に見える白い建物が「南方熊楠記念館」で、そこまで未舗装の道が続いています。

南方熊楠(みなかたくまぐす)は和歌山が生んだ世界的な博物学・民俗学の学者です。昔マンガで読んで変わった名前なので覚えていました。木曜日が定休日ということで、入ることができませんでした。

ここまで登ってくるのは、かなり急な坂なので、杖を利用した方がいいかもしれません。帰る時は転げ落ちそうなくらいな坂道です。

見る角度で変わる「円月島」

京都大学の「白浜水族館」まで戻ってきました。あそこに見える島は「円月島」と言います。「番所山公園」の展望台からも見えていた島ですが、見る方角によって姿が変わります。まぁ、当たり前のことなのですが、「円月島」という名前の由来は島の形からきています。

どこが「円月」かというと・・・

島が波によって侵食されて、丸い月のような穴があいているので、「円月島」と言われています。

北側の白浜水族館や番所山公園からは、この穴は見えません。白浜水族館から白良浜の方へ歩いていくと、丸い穴がだんだんと見えてきます。

円月島に沈む夕陽は「日本の夕陽100選」に選ばれており、穴のところに陽の沈む夕景が見られたりします。夏は6時30分頃、冬は4時30分頃。

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