沖縄県本部町|沖縄本島よりみち旅4〜「海洋博公園」から南ゲートにある「ハナサキマルシェ」へ

「海洋博公園」は、昭和50年に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して博覧会跡地に設置された国営公園です。「美ら海水族館」が有名ですが、その他にも敷地内にはいろいろな施設があります。北の端にある「エメラルドビーチ」から、南の端にある「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」の「南ゲート」までよりみちしてまわりました。

「南ゲート」を出たあたりに、ちょうど「オキナワハナサキマルシェ」がありました。

【よりみちレポート】沖縄県本部町|沖縄本島よりみち旅4〜「海洋博公園」から南ゲートにある「ハナサキマルシェ」へ

日時:2020年1月〜2月
エリア:沖縄県(国頭村本部町)

沖縄本島に初よりみち。主に北部の名護市、本部町、今帰仁村、国頭村をめぐり、那覇市に戻りました。

よりみちスポット

「エメラルドビーチ」からよりみちスタート

「海洋博公園」北の端にある「エメラルドビーチ」からよりみちスタートです。海洋博公園内にY字型に海へ突き出すように造成されたビーチからは、その名のとおりエメラルドグリーンの海と遠く伊江島を望みます。あいにくの曇り空でしたが、砂浜の白さや、海の青さはとてもきれいでした。

「海洋博公園」内を走る「電気遊覧車」は、エメラルドビーチまできて引き返していきます。「エメラルドビーチコース」「環状コース」「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園コース」の3ルートがあって、エメラルドビーチまで来るのは「エメラルドビーチコース」のみです。「エメラルドビーチコース」「環状コース」は6分くらいの間隔で運転しています。「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園コース」は30分ほどの間隔です。

この道をそのまま真っ直ぐ進んでいくと、「海洋博公園」の北の端にあるゲート「備瀬ゲート」があります。「備瀬のフクギ並木」まですぐのところに出ます。

ここからどんどん南の方へよりみちしていきます。

「美ら海水族館」を越えて南へ

エメラルドビーチから海沿いに行くと、よくわからないけど、金色の建物があり、沖縄っぽい南国の木々が見られます。海岸遊歩道を行くと、ところどころ海辺に下りられたりするところもあります。

「美ら海水族館」の下を通り過ぎていきます。この辺りだけ、人が多くいます。このまま海岸沿いに行くと、「オキちゃん劇場」があります。

オキちゃん劇場を越えると、途端に人の流れがなくなります。木製の通路があり、レストハウスがあります。右の屋根の向こう側のスペースは池になっています。

日本庭園のような雰囲気もありますが、どことなく沖縄を感じる池です。

池の手前にある階段を登ると、総合案内所(ハイサイプラザ)のあたりに出ます。この向かいにはプラネタリウムなどの設備もある「海洋文化館」と沖縄の昔ながらの住居の展示がある「おきなわ郷土村」があります。

「おきなわ郷土村」

「おきなわ郷土村」は、琉球王国時代の沖縄の村落を再現した場所で入場料は無料です。御嶽(ウタキ)、拝井泉(ウガミガー)、ニライ・カナイの拝所といった伝統的な村の共同スペースのなかに、民家や高倉が並んでいる様を見ることができます。

「地頭代の家」の屋敷の門からヒンプンと呼ばれる目隠しの塀を抜けてなかに入ると、地元・本部町のおばぁが出迎えて、お茶やお菓子(黒糖)などをサービスしてくれる他、三線演奏体験も行われています。三線の音が聞こえてきていました。

かなり古い時代の建物から、今でも見かけそうな雰囲気の建物まで、いろいろ展示されていました。

小屋にヤギがいて、エサやりもできます。青いボックスの中に草が入っているので、あげてみました。近づくと、すぐに寄ってきてかわいいです。

「夕陽の広場」のアクアタウンと展望台

再び海岸沿いに下りてきました。途中に「熱帯ドリームセンター」という植物園がありましたが、イベントの準備のためお休みしていました。遠くから見ると、巻貝のような展望塔が真ん中に建っていて気になる場所です。美ら海水族館チケットを提示すると、半額で入ることができます。

「熱帯ドリームセンター」からさらに下に向かう道を行くと、広場に出ました。

「夕陽の広場」というところで、「アクアタウン」という子供向けの遊具施設もあります。3階建ての巨大施設ですが、全部遊んでも無料です。アスレチックがところ狭しとあります。ただ、総合案内所(ハイサイプラザ)から歩くと15分以上かかるので、あまり人はいないみたいです。「電気遊覧車」は通っていきますが、歩いている人とはすれ違いませんでした。

今日は夕陽は見えなさそうです。白い波がかなり高く見えますが、この日はめちゃくちゃ風の強い日でした。風速10メートルくらいの予報が出ていて、歩くのを妨害されるくらいの風が吹いていました。

「夕陽の広場展望レストハウス」があります。登ってみました。

展望台の上に行ってみましたが、強風に煽られて、立っていられませんでした。天気の穏やかな日に来たいですね。あまりの強風で、エレベーターの扉が閉まらないというハプニングがありました。20回くらい「閉」ボタンを押してようやく動きました。

下の階は、レストハウスになっていて、テーブルと椅子が置いてありました。また、植物に関する本が置かれている小さな図書館もありました。

今日のこの後の予定では、海の向こう遥か彼方に見えている「瀬底大橋」を歩いて渡って、瀬底島へよりみちするつもりでした。結果的には、橋の上が今以上に強風すぎて、歩いて渡るのは断念。バスなどを利用して渡りました。

【参考記事:】

ちなみに、このあたりから瀬底大橋までは5キロほど離れています。

一番南にある「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」

「海洋博公園」の一番南にあるのが「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園」です。身近に植物を感じて学びながら遊べるエリアです。400種を越える植物を集めた植物見本区や、植物のクラフト作り体験ができるバンコの森などがあります。

この道も「電気遊覧車」が通っていきますが、「熱帯・亜熱帯都市緑化植物園コース」は30分に1本しか通りません。

亜熱帯の植物や花を見ることができます。

グラウンド・ゴルフができるエリアもありました。植物園入口案内所で申し込みをすれば、無料でクラブ・ボールの貸出しをしてくれます。全24ホール設置されています。

このあたりまでくると、人が多くなります。「南ゲート」が近くにあり、そこにも駐車スペースがあります。グラウンド・ゴルフを楽しまれている方もみえました。

立体花壇を過ぎると、「海洋博公園」の「南ゲート」に到着です。「エメラルドビーチ」からゆっくり歩いてきて、1時間ちょっとのよりみちでした。

昼の「オキナワ・ハナサキ・マルシェ」

「海洋博公園」の「南ゲート」のゲートを出ると、見たことのある風景がありました。そこにあったのは、夜によりみちしたことがあった「オキナワ・ハナサキ・マルシェ」でした。

今回宿泊していた「ホテルゆがふいんBISE」は、この「オキナワ・ハナサキ・マルシェ」の向かい側にある「ホテルマハイナウェルネスリゾート」とは系列ホテルのため、送迎でこのあたりまでくることができました。昼間の「オキナワ・ハナサキ・マルシェ」によりみちしてみました。

スターバックスコーヒーの建物があります。このスターバックスコーヒー沖縄本部店はドライブスルーで購入できるようにもなっていて、車の行列ができていました。

2019年にできたばかりだった「オキナワ・ハナサキ・マルシェ」は、結構おしゃれなスポットです。時間を過ごすのにもいいです。

一階にある海鮮料理のお店「海人料理 海邦丸」など、お昼時には行列ができていました。お昼も夜も、ふらっとよりみちするのにはよさそうなスポットです。

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