「遊び」は「心のゆとり」

みなさん「遊んでますか!?」

「遊び」というと仕事をせずに怠けている印象がありますね。でも、「遊び」ってとっても大切な感覚のような気がします。

辞典で調べてみると

①あそぶこと。なぐさみ。遊戯。源氏物語桐壺「御心につくべき御―をし」。 ②猟や音楽のなぐさみ。竹取物語「御―などもなかりけり」 ③遊興。特に、酒色や賭博をいう。「―好き」「―人」 ④あそびめ。うかれめ。遊女。源氏物語澪標「―どものつどひ参れるも」 ⑤仕事や勉強の合い間。「―時間」 ⑥(文学・芸術の理念として)人生から遊離した美の世界を求めること。 ⑦気持のゆとり、余裕。「名人の芸には―がある」 ⑧〔機〕機械の部分と部分とが密着せず、その間にある程度動きうる余裕のあること。「ハンドルの―」

イメージの「遊び」は書かれている項目の前半なのではないでしょうか。でも、ちゃんと後半に別の角度のことが書かれていますね。

「遊び」とは「気持ちのゆとり、余裕」であると。

機械にも「遊び」があります。「遊び」の部分でゆとりがあるから、壊れずに動き続けることができるのではないでしょうか。

しかしながら忙しい中に「遊べ」と言われてもなかなか難しいことだと思います。ですから「遊び心」をもって取り組んでみるのはいかがでしょうか。

世の中は「合理的」なものを求めて、どんどん合理化されています。でも、全部「合理化」されてしまっては、何が「合理的」だったのかわからなくなってしまいます。そこで役に立ってくるのが、「遊び」などの一見すると「無駄」に思えるものです。行き詰まってしまったとき、「遊び心」をもって接してみると、新しい道が拓けてくるかもしれません。

だって「ゆとり」がそこにあるから。

たまには「無駄」だと思えることに時間を使ってみませんか

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