【超難問 PART.4】ピアノやってる人なら、これだけでも何の曲かわかる?! クラスター特集
クラシックの楽譜って、どうやって弾くのか一見するとわからないものや、まるで絵のように見えるものなど、眺めてみるだけでも意外と面白いものもあるんです。そんな楽譜の風景をクイズ形式で出題する第4弾。
クラシックのピアノ作品の楽譜が、ほんの一部分だけ表示されています。それだけで、何の作品かわかりますか?
今回も5問あります。今回は「トーン・クラスター特集」。「クラスター」と聞くと、コロナウィルスの集団感染のことか?と思われる方が、ここ最近増えたのではないかと思います。「クラスター」は音楽用語としてかなり昔からよく使われる言葉で、日本語にすると「音塊」です。「集まり・房・群れ」という意味からきています。音楽用語の「クラスター」は、いくつかの音をまとめて塊のように弾くことを言います。一つ飛ばしの音を重ねる和音よりももっと狭い音を一気に塊で弾きます。
「トーン・クラスター」の表記の仕方は決まりがちゃんとしていないので、書き方には各作曲家の個性がでます。曲名や作曲家などの答えがわからなくても、「何じゃこりゃ?!」とか「こんな楽譜あるんだ」と楽しんでいただければと思います。
さて、全部わかりますか?
答えは2ページ目に載せておきます。
今回Twitterからの連動を失敗して、少し見にくくなってしまいましたが、ぜひお楽しみください。
第1問(超難問16)
さくらんぼみたいな形です。
ヒント「この書き方が一番スタンダードです。ロシアの作曲家の作品です」
第2問(超難問17)
両端の音だけちゃんと書いてあって、その間を橋渡しする棒が書かれています
ヒント「クラスターといえばこの人という作曲家です」
第3問(超難問18)
遊びで書いた見たいな黒丸なんてのもあります。
ヒント「ピアノで遊ぶことを目的とした作品を多く書いています」
第4問(超難問19)
こちらもスタンダードな書き方です。拳を使って弾いたりします。
ヒント「静けさの中に、虫の音が聞こえてくる音楽です」
第5問(超難問20)
初めて見る記号の場合は、楽譜のどこかに説明書きがあります。
ヒント「ジャズピアニストに捧げられたクラシックの作曲家の作品です。ロンティボー国際音楽コンクールの新曲課題にもなりました。」
以上、5問全部わかりましたか?
次のページに答えと解説を載せておきますね。