岐阜県大野町|野古墳群と春の風景によりみち
根尾谷の淡墨桜を見によりみちした帰りに、樽見鉄道の本巣駅で途中下車。そこから大野バスセンターまでよりみちして回りました。
大野町には、柿の木畑が広がっていて、他にも菜の花や桜などの春の風景にも出会えました。古墳の脇に咲く桜の風景もありました。
日時:2015年4月
エリア:岐阜県(本巣市、揖斐郡大野町)
大垣から樽見鉄道で根尾の淡墨桜へ。帰りに本巣駅から大野町バスセンターまでよりみちしてまわりました。
よりみちスポット
樽見から樽見線で本巣へ、本巣駅周辺をよりみち
「根尾谷の淡墨桜」がある樽見からの帰りに、樽見鉄道の本巣駅で途中下車して、大野町をよりみちしてまわりました。
「淡墨桜」の開花時期は、樽見鉄道はとても混みますが、帰りも激混みでした。ちなみに、14時台の列車です。
本巣駅に到着。本巣駅から大野町を目指して西に向かいます。
本巣市から根尾川を渡ると大野町に入ります。それまでの本巣市にもいくつかよりみちスポットを見つけたので、ご報告。
本巣駅から西へすぐくらいのところに「つみつみいちごファーム」があります。こちらでは、岐阜特産のブランドいちご「濃姫」がいただけます。いちご狩りの期間は冬ごろから5月半ばくらいまでのようです。「濃姫」が食べ放題になるって、結構贅沢です!
イチゴ狩りができない時期でも、「つみつみカフェ」でカフェ営業がありますので、よりみちしてみてはいかがでしょう。
淡墨桜は満開でしたが、そろそろ桜の散る季節です。本巣ほたる公園にて。桜の絨毯。
ほたる公園というくらいですから、時期にはほたるの飛び交う姿が見られそうですね。5月中旬から6月中旬頃が見頃です。
廃墟といいますか、元あったものの原型をとどめていないものというものには、想像力をかきたてられます。ここでは何を行っていたのでしょうか。
気になる細い道がいっぱいです。
大野町で出会った風景
根尾川を渡るとようやく大野町です。根尾川をこのまま下ると揖斐川に合流します。
工事のフェンスが所々ありますが、これは名鉄電車の名残ですね。昔は大野町や谷汲まで名鉄電車が走っていました。こうやって、線路があったであろう道がまっすぐ残ってるのをみると、まるで、また走ってねって言ってるみたいです。
あちこちで、興味をそそる枝の木を見かけます。写真に撮りたくなりますね。何の木でしょうか?
近くに簡易販売所のようなところがありました「柿」って書いてありますので、多分柿の木なんでしょうね。葉がなくなると面白いデザインが残りますね。大野町やその周辺では柿の生産が盛んです。各地で柿の木の風景を見る事ができます。
川沿いや、陽の当たるところに、菜の花畑が咲いていました。
喫茶「梅の木戸」でコーヒータイム
根尾川にかかる大野橋を渡ってそのまままっすぐ西へ向かうと、左へカーブするあたりに喫茶「梅の木戸」がありました。こちらで珈琲時間。
東海地方の喫茶店というと、コーヒーを頼むと豆やあられがついてくるのが特徴です。こちらでは、あられ以外に、少しだけロールケーキがついてきました。嬉しいサービスです。
お店の方に、このあたりの情報をお聞きすると、「古墳群にいってみたら」との情報をいただき、よりみちしてみました。
「野古墳群」の「城塚古墳」と桜の風景
喫茶「梅の木戸」からもっと西の方へと向かいます。大野町立運動公園の方面へ向かいます。そちらの方に古墳群があります。
この辺りの地名が「野」と言います。潔く一文字です!そういえば「大野町」なので「大きい」が取れて「野」だけになっても、確かに不思議ではないですね。
「野」という地域にはいくつか古墳があるので「野古墳群」と呼ばれています。遠目でもわかる古墳らしき丘が見えてきました。その脇に一本だけ桜が咲いています。なかなか素敵な風景です。
「野5号墳 城塚古墳」です。古墳の横に一本だけしだれ桜が満開になってます。緑の中にピンクがとっても目立ちます。
こちらの風景が、【ウノゾーン通信2016年3月4月号】の表紙の「ここどこ?」写真でした。
「野古墳群」から大野町バスターミナルまでの道も春に素敵な風景があります。
南の方面へと伸びる三水川沿いを行きます。川沿いには桜の木が立ち並びピンク色に染まります。そして、土手には菜の花の黄色で埋まります。ピンクと黄色と空の青という素敵な色彩が広がります。
訪れた時期は4月中頃でしたので、桜の時期からは少しずれていました。また、三色が綺麗に映える時期によりみちしてみたいなと思います。
大野町バスセンターからバスで帰ります。岐阜までは大体45分ほどの乗車時間です。