石川県珠洲市|能登半島へ4〜狼煙の案山子と能登半島先端「禄剛埼灯台」へ
輪島市の曽々木を出るとほどなくして、珠洲市に入ります。能登半島を一筆書きするように北側を行くと、能登半島の先端に禄剛埼があります。そこまでの道すがら、「垂水の滝」や、揚げ浜塩田で有名な「奥能登塩田村」などがあります。
禄剛埼灯台から少し戻ったところの「狼煙横山地域」は秋になると、案山子の風景で有名です。遠くで見ると、本当に人間が農作業をしているかのような質感の案山子が並んでいます。バスで行く場合は、「狼煙」から2つ前の「川浦バス停」で降りて案山子の風景を眺めながら30分ほど歩いて狼煙に向かうのがいいかと思います。
日時:2013年9月
エリア:石川県(珠洲市)
能登半島をぐるっと6日間よりみちしてまわりました。和倉温泉から、輪島、狼煙、珠洲市を巡ります。
よりみちスポット
能登半島の先端「狼煙(のろし)」へ
曽々木からバスに乗ります。見渡す限りの曇天。イメージ通りの日本海という感じです。雨も降ったり止んだりが続いていました。
狼煙のバス停を降りると奇跡的に雨は降っていませんでした。バス停すぐに道の駅「狼煙」があります。よりみちしてみました。しかしながら「狼煙」もなかなか読めない感じですね。「のろし」と読みます。「狼煙を上げる」で使うそのままの文字ですね。
大豆と塩とお米が特産品なんだそうです。おからを使ったドーナツとコロッケ。ドーナツは大豆のそのものの甘さが効いてて美味しかったです。 コロッケも、ボソボソしがちなおからに、魚のすり身をまぜることで、しっとり感をだしてました。どちらも100円。そして、珠洲市には塩田もあるので、その塩を使った塩サイダーがありました。 甘さの後に塩味が口にほのかに残ります。これが、今日のお昼ご飯でした。
この狼煙では2つよりみちしておきたい場所があったので、雨が降ってないうちに、さっさとでかけました。
お茶目でリアルな案山子たち
一つ目は田んぼです。千枚田も田んぼだったんですが、狼煙の田んぼにあるのが、人間のような案山子たち。案山子のコンテストもあるそうです。
狼煙から2キロほど戻った「横山」という地域に突如出現する案山子たち。稲の実りを見守ってます。
狼煙から歩いて往復すると片道30分ほどかかりますので、途中の川浦バス停から歩いて行くとちょうどいいです。
ウラジオストックまで772kmの禄剛崎灯台
案山子の風景から狼煙に戻り、能登半島の先端の禄剛崎灯台へ。狼煙から少し坂を登って行くと5分くらいで灯台に到着。狼煙の街を見渡せる感じです。
この海の先にウラジオストックがあるそうです。というか、今にも雨が降りそう。しかも、風が台風並みに吹いてました。そんななかでよりみちコンサートをちょっとだけ開催。 風が吹いてたので、「風タチヌ」などをトイピアノで演奏しました。
離れたところにあって、現在はひっそりとしています。
狼煙館に泊まる
禄剛埼灯台のある狼煙地区にはいくつか宿泊施設があります。今回は、「狼煙館」に宿泊しました。
「禄剛崎温泉」で、旅館に内風呂の温泉もありました。単純酸性緑磐泉です。夏休みが終わってオフシーズンの平日だったので、貸切状態でした。宿についてお風呂をいただくと、豪雨に。結構長く、朝方まで降ってたみたいです。明日は晴れるだろうか・・・。
夜のお料理の品数が多く、魚でお腹いっぱいになりました。
翌日、次に行く予定だった須須神社まで車で載せていただけることになりました。ありがとうございました。