熊本県天草市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅8〜天草オリーブ園AVILOでオリーブオイル手しぼり体験

天草市本渡をよりみちした翌日、九州電力のオリーブ園「天草オリーブ園AVILO」でオリーブオイルの手絞り体験をしました。事前に予約して、予約した時間に向かいます。あいにくの雨模様からスタートしましたが、オリーブ園の見学時は雨も止んでくれて、ゆっくり回ることができました。オリーブ園の紹介の後、オリーブの実を手絞りして、オリーブオイルができるまでの工程を体感できます。オリーブオイルを利用したアイスなどもいただけます。

オリーブ園の見学や、オリーブオイルの手絞り体験などはぐるなび系の旅サイト「ぐるたび」で予約することができます。

【熊本 天草】オリーブをもっと知ろう!農園ツアー&手搾り体験&テイスティングプラン

【よりみちレポート】熊本県天草市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅8〜天草オリーブ園AVILOでオリーブオイル手しぼり体験

日時:2018年8月〜9月
エリア:熊本県(天草市)

天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。

よりみちスポット

バスで「天草オリーブ園AVILO」へ

九州電力のオリーブ園「天草オリーブ園AVILO」に公共交通機関のバスを利用してよりみちしました。普通は車で行くところなので、あまり交通の便は良くありません。「本渡バスターミナル」からの行き方もご紹介します。産交バスの路線バスで北の方へ向かいます。鬼池港行き、通詞島行きのバスがあります。

「天草病院入口」が最寄りバス停ですが、鬼池港行き、通詞島行きで若干バス停の位置が違います。通詞島行きの方が、幹線道路を外れて、天草病院により近いバス停にとまります。次の「天草病院前」で下りても、さほど歩く距離は変わりません。ただ、幹線道路を歩いた方が、道がわかりやすいと思います。

「天草病院入口」バス停から「天草オリーブ園AVILO」までは歩いて20分ほどかかります。

ホテルからバス停に向かう時は雨は降っていませんでしたが、ちょうどバスに乗り込む時一番のザーザーぶりでした。

そして・・・なんということでしょう。バスを降りる頃にちょうど雨が止みました!ありがたや!

天草オリーブ園に一番近い「天草病院入口バス停」で降りて国道沿いを歩いていきます。10分ほど歩くと、「天草オリーブ園AVILO」の看板が見えてきました。ここから国道を外れた道を行きます。

青空も少しのぞいてきました。国道とは違って、走っていく車も少ない道です。

5分ほど進むと、「天草オリーブ園AVILO」の入り口の門があります。オリーブ園の見学受付がある建物までは3分ほど進んでいきます。

きれいに舗装された道は、雨で濡れて、反射して空が写って見えます。道沿いにはオリーブの木がたくさん植えられていました。

「天草オリーブ園AVILO」の見学受付があるオリーブショップに到着。中で受付を済ませて、ショップ内で見学時間まで待ちました。

オリーブ園の見学

オリーブ園の見学は、9時30分から1時間ごとに予約します。今回は一番早い9時30分の回で参加しました。

参加者はウーーノだけ1人。オリーブ園を独り占めできました。

油の搾取機の建物。この中の機械でオリーブを絞っていきます。

オリーブ園の中をスタッフの方の解説を聞きながら進んでいきます。オリーブは常緑樹なので、どの季節に来ても緑が迎えてくれます。実がなっている様子を見たかったら9月上旬~10月上旬、花を見たかったら5月中旬頃の訪問がオススメです。

オリーブの木を見てみると、オリーブの実もちゃんとなっています。

雨が降っていない期間が長かったので、実がシワシワで元気がなさそうでしたが、昨日からの雨で少し復活したそうです。雨を喜んでるオリーブたち。

ガイドさんがいるので写真も撮ってもらえます。

オリーブの手絞り体験

オリーブ園から戻ってきて、続いてこちらの建物でオリーブの手絞り体験です。

オリーブ園の見学が約30分、オリーブ手絞り体験とテイスティングが約30分です。片方だけのプログラム体験も可能です。お勧めは両方とも体験です!

オリーブの実が30粒ほど入った袋を渡されて、この身を手で揉むようにしてしぼっていきます。揉んでいるうちに、袋が破れないように、二重に袋がしてありました。

オリーブの実は種がついているので、種からこそぎ落とすように揉んでいきます。5分ほどすりつぶしていきます。

すりつぶしたオリーブを遠心分離機にかけます。さて、どのくらいの量のオリーブオイルができるでしょうか。

オイルが分離されてます。

あれだけの粒をすりつぶしても、この上澄みくらいの少量しかオリーブオイルが取れません。ですから、こちらのオリーブ園で取れたオリーブのオイルは・・・1万円を超える高級品です。「AVILOエクストラバージンオリーブオイル天草100%リミテットエディション」は100mlで1万円越えますが、人気があり、すぐに売り切れてしまうそうです。

巨大なオリーブ農園で作らないと、なかなか価格は抑えられないんだとか。

遠心分離期にかけている時間に、オリーブオイルのティスティング体験ができます。市販のオリーブオイルと、こちらで取れたオリーブオイルをベースにブレンドした3種類の高級オリーブオイルの試飲ができます。

口に含んでみてすぐわかります。全然違う!

市販のものはオイル臭さが際立ちます。美味しいオリーブオイルは、果実味が感じられます。オリーブってそういえば果実だったんだと実感できます。

イタリア料理などで、パンにオリーブオイルつけて食べる意味が今までわからなかったですが、このオイルで試してみて、オイルの風味で食べるパンの旨味がわかった気がします。

美味しいオイルならいいってことですね!

ここでとれたオリーブ100%のオリーブオイルだと、超高級品で1万円を超えるようなものですが、ブレンドオリーブオイルだと、半額以下で購入できます。スパイシーな感じがするものや甘く感じるものなど3種類あります。下のオリーブショップで購入したり、通販で購入することもできます。

手絞り体験をした建物の上から、オリーブ畑を望むことができます。

耕作放棄地となっていた1.8haの土地にイタリアから技術者を招いて伝統の栽培技術を学んでオリーブを植えたんだそうです。

オリーブオイルをかけたアフォガード

オリーブショップでは、お土産物の購入ができる他、カフェもあります。塩アイスにオリーブオイルをかけたアフォガードとコーヒーをいただきました。

塩アイスは天草産の塩を利用しています。塩味がオリーブオイルに不思議と合います。アイスの乳成分とオリーブオイルで濃厚な口当たりなんだけど、塩味で後味がすっきりする感じです。

五和町へよりみち

オリーブ園の入り口に戻って来る頃には道路も乾いてきてました。次のよりみち場所に向かうために、五和町からバスに乗ります。「天草オリーブ園AVILO」に来るときに降りた「天草病院入口バス停」の次のバス停「五和支所前バス停」へ向かいます。

ここから歩いて20分ほどなので、どちらのバス停に行ってもそれほど変わりません。

国道324号線に戻って、さらに北へ歩いていきます。やはり、車の交通量は多いです。

10分ほど国道を歩くと、天草市役所五和支所が見えてきました。貝津川のほとりに建つ五和支所の建物が、川面にきれいに写りこんでいました。川の流れが緩やかなので、鏡のように見えました。

五和支所前からバスに乗って、さらに北にある「通詞島」に向かいました。

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