佐賀県鹿島市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅16〜絢爛豪華な祐徳稲荷神社
大雨のため、公共交通機関のダイヤが乱れていましたが、なんとか次の目的地、佐賀県鹿島市に到着しました。テレビでも話題になっている神社「祐徳稲荷神社」によりみちしました。タイのテレビドラマのロケ地に使われて、タイからの旅行客が増えたという神社です。
日時:2018年8月〜9月
エリア:佐賀県(鹿島市)
天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。
よりみちスポット
肥前鹿島駅からバスで祐徳稲荷神社へ
肥前鹿島駅に到着。ついたときは雨が降っていませんでしたが、いつ降り出してもおかしくない空模様です。
肥前鹿島では白と黒の特急がちょうど一緒に入っていました。並んでいるとかっこいいですね。
肥前鹿島駅の駅前に鹿島バスセンターがあります。1968年(昭和43年)に建てられた建物はノスタルジックな雰囲気がありました。
ここから「祐徳バス」で祐徳稲荷神社に向かいます。終点の「祐徳稲荷神社」バス停までは10分ちょっとです。このバス路線は、最長で佐賀駅から出ています。佐賀駅から1時間20分かかります。
人気があるというので、もっと人が乗るかと思ったら、あんまり乗りませんでした。そしてまた雨が降り出しました。でも、乗り物に乗ってる時だけ降るっていう感じだったのはありがたいですね。
今回は到着しても雨降ってました。「祐徳神社前」バス停。ここから参道を通って歩いて5分くらいのところに神社があります。
祐徳稲荷神社参道のチャレンジショップでランチ
雨宿りしても雨は止まなさそうなので、仕方なく傘をさして参道へ。バス停からすぐのところから参道がはじまります。
参道沿いにはお店の建物がずらっと並んでいます。バス停の近くは少し寂しい感じでしたが、神社に近づくにつれて、開いているお店が増えて行きます。
神社が近くなってくると参道にお土産物屋なども増えて賑わってきます。向こうに見える赤い鳥居のあたりが祐徳稲荷神社の入り口です。
参道を行くと、お土産物で「生丸ぼうろ」というのが目立ってました。漢字で書くと「生丸房露」です。丸ぼうろというと、あの小さくてまん丸でサクッとしたお菓子です。
この丸ぼうろは全然違っていて、小さめのどら焼きくらいの大きさです。イメージは「生もみじまんじゅう」に近いかなと思います。モチっとした皮にあんこが包まれています。
結構何個でもいけちゃいそうです。
雨が止まないので、先にランチをいただきました。たまたま目に入った、「カフェと雑貨のRe.born(リボーン)」によりみちしました。
お店の奥に座敷があって、こちらでランチをいただきました。祐徳門前商店街では、空き店舗を利用した「祐徳門前商店街チャレンジショップ」という企画があります。こちらのお店はそのチャレンジショップで、1年から3年の限定で開いています。
地元の柚子胡椒を利用した、「柚子胡椒のカルボナーラ」をいただきました。
これがなかなか病みつきになるお味。カルボナーラの濃厚な卵と生クリーム感に、柚子胡椒のサワーっとした清涼感が加わって、美味しいです。これはアイデアは思いつきませんでした。
「カフェと雑貨のRe.born(リボーン)」にてようかい手々てん発見。
ご好意で、荷物を置かせていただきました。ありがとうございました。これで、身軽になって、祐徳稲荷神社に登れます。
鮮やかな色彩の祐徳稲荷神社
奇跡的に雨が止んでいたので、この内に祐徳稲荷神社をトイピアノと共によりみちしてきました。週末の祐徳稲荷神社はひっきりなしに参拝の方が訪れています。人を入れずに写真を撮るのはなかなか難しそうです。
「楼門」から朱塗りや豪華な飾りが印象的です。
清水寺のような足場が組んであって崖の上に社があります。緑に朱色が映えて、見た目にもとても素敵な風景です。
階段で上まで行けますが、エレベーターで上まで行くこともできます。近代的!
料金はかかります。
ほんの15分ほどでしたが、雨に降られずに祐徳稲荷神社の風景を見ることができました。ランチのお店に戻って食べてから再び祐徳稲荷神社に行ってみると、大雨。大きな雨粒が叩きつけられてきます。
結構急な階段を登ったりするので、流石にトイピアノを持って歩くのは危険だと判断して、ランチで寄ったリボーンに置かせていただくことにしました。ありがとうございました。
こんな中でも週末なので、結婚式が行われています。新郎新婦の方も着物で雨宿りをしながら移動をしてて大変そうでした。
階段の上にある本殿までよりみちしてみます。
大雨と雷と、強風吹き荒れる中、上の社へと階段を登っていきます。トイピアノを置いてきてよかったと思いました。
立派な舞台造りです。格子の模様が絵になります。
本殿の装飾も豪華絢爛です。
タイのドラマで使われるのもわかる気がします。京都のお寺や神社だとなかなか撮影で使えないところを、佐賀では各地を撮影などに誘致したそうです。
撮影したくなるのは、わかるような気がします。
本殿の脇から、さらに上へと続く階段があります。この300メートルほど先に「奥の院」があります。
事前情報で、カフェ「リボーン」の方から、奥の院への道は最後が険しくて、雨の日だと滑りやすいですよ・・・とのことを伺っていました。とりあえず行けるところまで進んでみることにしました。
奥の院への道には、小さな鳥居が並んでいます。
「奥の院」まで後もう少し、というところで行手を阻むのが、急な石段です。なるほど、これがその険しい石段ですか。旅はまだ長いので、大事をとって今回は断念しました。
またの機会に「奥の院」までよりみちしてみたいです。
晴れていたら、この神社の近くにある宿場町「肥前浜宿」の古い町並みと、太良町の海中鳥居によりみちをしようと思っていましたが、今回はそちらも断念。
この後、ツタヤ図書館や温泉で有名な武雄市に向かいました。