岐阜県富加町|富加町によりみち観光
岐阜県加茂郡富加町へは、長良川鉄道の「富加駅」から行けます。初めて訪れる土地なので何があるのかワクワク。
のどかな風景が多かったですが、松井屋酒造や、清水寺もありました。
日時:2013年9月
エリア:岐阜県(加茂郡富加町、美濃加茂市)
よりみちスポット
長良川鉄道で富加駅へ
岐阜からまずは美濃太田駅までJRで行き、長良川鉄道に乗り換えて3つ目の駅「富加駅」に向かいました。長良川鉄道はほぼ1両編成のワンマン運転です。
富加駅は、レトロな木造の建物でした。なかなか味がありますね。
道の駅「半布里の郷とみか」が定休日
よりみちのときによくいくのが、道の駅です。その土地のものが集まってきてるので、特産品なんかがわかるんですよね。なので、早速「道の駅半布里の郷 とみか」へ・・・定休日。平日によりみちすると、たまにあるんですよね。美濃ヘルシーポーク食べたかったなぁ~・・・
現在は、年末年始以外の定休日はなく、不定期でレストランが休みになったりするようなので、ホームページでチェックしてみてください。
大梅寺の「身代わり観音」で旅の無事を祈願
道の駅「半布里の郷とみか」から西の方面へ向かうと「身代わり観音」の看板を発見。大梅寺というお寺にあります。
門前にあった、由緒書きには、『元禄八年(1695年)開山された古刹で、ご本尊の聖観世音菩薩立像は岐阜県の重要文化財に指定されていて、身代わり観音として人々を救ってきたという伝説がある』ということが記されていました。
旅の無事を観音様にお願いしてお寺を後にしました。
米寿庵でお団子をいただく
道の駅でお昼を食べようと思っていたのに、まさかの定休日。どこかでお昼を食べようと歩きましたが、なかなかお店がありません。スーパーマーケットはありますが、飲食店がほとんどありません。
そんな中見つけたのが、ヤマザキYショップ。コンビニなのですが、そこに併設されているのが、団子のお店「米寿庵」でした。
コンビニの奥に併設されている喫茶スペースです。お団子と珈琲をいただきました。お米の団子は、表面が焼けてカリカリした食感で、美味しかったです!
コーヒーに団子が2本セットになって550円。モーニングだと、ドリンク代だけで、団子1本か、五平餅かトーストを選べます。
和菓子もあって、ホッとできるお店でした。
秋の実りを感じつつ富加町郷土資料館へ
富加町を歩いて行くと、田んぼも多いのですが、いろんな作物の実りもあります。レンコン、柿、栗。秋の味覚がいろいろと実っていました。
彼岸花も咲き揃っています。なんだかかけっこしたくなるような道ですね。子供たちがちょうど下校していて、走っていきました。
少し高台のところにある富加町郷土資料館。木の組み合わせが印象的な建物でした。
松井屋酒造で梨のリキュール「まるごととみかなしのはなし」
造り酒屋の松井屋酒造によりみち。主屋は1795年に建てられ、大戸、鬼格子、蔀戸、大梁等、江戸時代の町家の佇まいを今に残しています。酒蔵は約三百年前の建物、もう一つは約百年前の建物です。この酒蔵二棟と主屋などが「岐阜県重要有形民俗文化財」に指定されています。
松井屋酒造資料館ではお酒のできる工程に従い酒造用具を見学することができますが、16時まで。今回は時間を過ぎていたので、見られませんでしたが、建物を拝見するだけでも素敵です。
こちらのお酒は「睦鳥」「加治田城」「半布里戸籍」という日本酒です。日本酒でつけた梅酒などもありました。
中でも気になったのが「まるごととみか なしのはなし」。梨のリキュール酒です。珍しいですよね。
富加町にもある清水寺
松井屋酒造場の近くを地図で見ていると「清水寺」がありました。京都の清水寺とは兄弟寺とされているお寺なんだそうです。1200年の歴史があるお寺です。
屋根のカーブが印象的な二天門。岐阜県の重要文化財に指定されています。
とっても静かな佇まいですが、結構地元の方は参拝されるようで、散歩コースのようにみなさんお参りされていました。
おとなり美濃加茂市からコミュニティバス(あい愛バス)に乗る
富加町の清水寺から少し歩くと、もうすぐお隣の美濃加茂市に入ります。この辺りは伊深という地域になりますが、ここから美濃加茂市のコミュニティバス「あい愛バス」に乗ることができます。さとやま線で、美濃太田駅まで行けます。運賃は100円。昔は曜日限定のバスでしたが、現在は毎日運行しているようです。
里山に日が暮れてきました。