愛知県西尾市|愛知県にあるアートの島、佐久島へ
アートの島というと、瀬戸内の直島や豊島、犬島などが有名ですが、愛知県にもアートの島があります。それが、三河湾に浮かぶ佐久島です。大あさりでも有名です。
佐久島へのアクセスははまず名鉄で西尾駅へ行き、バスで佐久島行きの船が出る港に向かいます。それほど大きな島ではないので、一日で歩いて一周できます。
日時:2013年10月
エリア:愛知県(西尾市)
よりみちスポット
名鉄西尾駅から、佐久島行きの船の港へ
名鉄で西尾駅へ。名鉄岐阜からいくと、まず名鉄名古屋本線で新安城駅へ特急で1時間弱。名鉄西尾線に乗り換えて20分ほどで西尾駅に到着です。
駅前のバス乗り場からバスで佐久島行き船乗り場がある「一色さかな広場」へ。
平日朝早めでしたが、見事な貸切状態でした。
バスで一色さかな広場へ。平日朝早めでしたが、見事な貸切状態でした。
このバス路線の残念なところは、本数が少ないところ。1日4往復のみの運行です。
西尾駅から行きの始発が8時台。一色さかな広場からの帰りの最終が15時台とかなり早いです。ですから、このバスで行って帰ってくるとすると、現地の滞在時間は「4時間半」ほどになります。もう一本後の便に合わせてバスがあるととてもいいですね。
他の方法ですと、少し乗り換え回数が増えてしまいますが、「いっちゃんバス」という西尾市のコミュニティバスを使用する手があります。そうすると、もう一つ後の船「佐久島東港17時15分発/佐久島西港17時22分発」というのに乗って一色港に「17時42分着」。46分発の左回りのいっちゃんバスになんとか間に合います。「松木島」バス停で下車。碧南のコミュニティバス「ふれんどバス」に乗り換えられます。これで、名鉄吉良吉田駅か、碧南駅まで行けます。夜遅くまで走っていてくれるので、ありがたいですね。
いっちゃんバスに乗れなかった場合は、ふれんどバスの「大宝橋」まで2キロほど歩くという最終手段もあります。
一色港から佐久島西港までは20分ほどの船旅です。片道820円
佐久島アートピクニックを頼りにアートをめぐる
佐久島に到着。船はすぐに島の東側にある佐久島東港へ向かって出航します。
「佐久島アートピクニック2013」というスタンプラリーのようなものがあったので、これを頼りに全アート作品をよりみちしてまわりました。
佐久島で出会った風景
今回は佐久島をぐるっと一周隅々までよりみちして回ってみました。その先で出会った風景です。途中山道のような場所を行きましたが、蜘蛛の巣がはっています。ということは、今日はまだ誰も歩いてないってことですね。木の枝をフリフリしながら進みました。
各地に色々な風景があるので、ぜひお好きな風景を見つけてくださいね。
以下の中で好きだったのは、「イーストハウス」。佐久島の東にある東屋なので、「イーストハウス」。白くて長〜い廊下の向こうとこっちに開けっぴろげの部屋があります。階段と四角のスペースだけあります。そこに映り込む空の青い風景がとっても素敵です。
たまたま遭遇した島の祭り八剱神社「秋の大祭」
佐久島の西から東へと続く浜の道を歩いていると、遠くで太鼓が鳴る音が聞こえてきました。何かお祭りでもしているのかと思い、音のする方に向かっていると、大きなのぼりを発見。ちょうど八剱神社「秋の大祭」の日でした。毎年10月17日なんだそうです。街に人が少なかったのは、このためだったのかもしれませんね。
子供達が太鼓や笛を演奏してました。
そして、お祭りの最後は、餅まきならぬ、サランラップまき!お菓子屋、キッチン用品も飛んできます。結構危ない!?
ウーーノもサランラップゲット。「ようかい手々てん」の姿もゲットしました。
佐久島といえば「大あさり丼」
佐久島といえば「大あさり」が有名です。ランチをどこかでいただこうと探すも・・・おやすみ。臨時休業です。
そう!今日はお祭りの日! ほとんど臨時休業していました。お店は、お祭りの人々を迎える地元の方で貸切です。
そんな中見つけた「鈴屋食堂」で大あさりをカツしにして、卵でとじた、「大あさり丼」をいただきました。あさりの旨味がつまってます。700円。
佐久島アートといえば「おひるねハウス」
佐久島で一番有名なアート作品といえば、「おひるねハウス」です。船を降りた西港から歩いてそれほどかかりません。
ハシゴを自分で動かして、上のマスに入ることもできます。ボックスの中で佇むと、風の音と海の波の音が吹き抜けていきます。確かに、お昼寝したくなります。
船の出航時間までここで時間を過ごしていてもいいですね。
佐久島を歩いていたら、こんな看板を見つけました。
おや?何かがおかしいぞ?!
17時台の帰りの船は、地元の方でほぼ満員でした。
いろんな風景に出会えて、とっても素敵な1日を過ごせました。