北海道札幌市|北海道よりみち旅2017夏22〜札幌の定番スポットと「モエレ沼公園」

稚内から札幌に戻り、札幌の定番観光スポットをよりみちして回りました。そして、イサムノグチが設計した素敵な公園「モエレ沼公園」にもよりみちしました。

【よりみちレポート】北海道札幌市|北海道よりみち旅2017夏22〜札幌の定番スポットと「モエレ沼公園」

日時:2017年8月〜9月
エリア:北海道(札幌市中央区、札幌市東区)

北海道の最東端「納沙布岬」と最北端「宗谷岬」をめざして11日間のよりみち旅。

よりみちスポット

札幌駅から定番観光スポットへ

稚内から札幌に到着したのは夜11時でした。

翌朝、まだ通勤ラッシュの時間帯の朝の札幌駅。みなさん会社へと急いでいて、ワサワサしています。

SAPPORO!

観光地へ行ったという写真を取るためのスポットとして、最近こういうローマ字表記の地名が各地にできてきました。

札幌駅の構内はアートで埋められていました。ちょうど札幌を訪れたこの時期に、「札幌国際芸術祭2017」が開催されていて、各地で展示がされていました。

地下鉄で大通駅へ。地下鉄で札幌市内を移動するなら「地下鉄専用1日乗車券」がお得です。830円。

大通り公園。ここにもローマ字表記のところが。写真撮りたくなります。

ここで札幌雪まつりもあるんですね。なんだか、のんびりしてます。

のんびりしているなと思っていると、道を馬車が走ってました。のんびりしてます。二階建てになった幌馬車を大きな白い馬が引いていました。「札幌観光幌馬車」。

大通り公園から周辺の観光スポット、時計台、北海道庁旧本庁舎 「赤レンガ」をめぐって50分かけて1周します。1階席が2100円で、2階席が2500円。となると、やっぱり2階席に乗っておきたいですね。

「がっかりスポット」で有名になってしまった「札幌時計台」。理由は、周りの高い建物の中に埋れた感じになってしまっているため、小さいと感じてしまうためです。

時計台の正式名称は「旧札幌農学校演武場」。

札幌農学校は、北海道大学の前身で北海道開拓の指導者を育成する目的で1876年(明治9年)年開校しました。演武場(時計台)はクラーク博士の提言により、農学校生徒の兵式訓練や入学式・卒業式などを行う中央講堂として1878年(明治11年)に建設されました。

現在は資料館として開館されていたり、グランドピアノなどの音響設備もあるので、ホールとして貸し出しもしています。

写真に収めようとすると、真正面のところは人が多いのです。おすすめなのは、向かい側の建物の二階です。意外と穴場なのか、誰もいません。他の人とかぶらないように写真を撮るならこちらがおすすめです。

素敵な風景に出会える「モエレ沼公園」

「モエレ沼」というところが、札幌駅から北東の方にあります。札幌駅からは、地下鉄東豊線で、「環状通東駅」へ。そこからバスで30分くらいのところにあります。

元は、ゴミの処分場だったのですが、イサムノグチの設計で、公園に生まれ変わりました。イサム・ノグチといえば、岐阜だと、提灯の設計でも有名ですね。

【モエレ沼公園】

まずは地下鉄に乗って「環状通東駅」へ。ここは、バス路線のターミナルとなっていて、各方面へと向かうバスがひっきりなしにやってきます。

次々にバスが来るので、どれがモエレ沼方面へ向かうバスなのか、迷ってしまいます。

「あいの里教育大駅」行き68系「伏古札苗線」や、「中沼小学校通」行き79系「北札苗線」で「モエレ沼公園東口」バス停まで行きます。

30分ほどで最寄りの「モエレ沼公園東口」バス停に到着。バス停の前にはカフェ「Moeru」があります。2つ手前の「東苗穂13条3丁目」バス停にコンビニ「セイコーマート」があります。

バス停から少し行くと「モエレ沼」の入り口があります。あまり歩いて行く人はいなくて、車で訪れる方の方が多いです。入り口から緑の間を進んでいきます。

入って3分ほど歩くと左手に駐車場があります。その近くの建物で、レンタサイクルもしています。自転車で園内を回るのがちょうどいいくらい、敷地が広いんです。

橋が見えて来ました。モエレ沼の上に架かる橋です。向こうには三角形が特徴的なガラスの建物が見えます。

橋の下には「モエレ沼」が広がっています。

遠くからも見えていた「ガラスのピラミッド」。普段は上に展望デッキがあってエレベーターで登ることができます。グランドピアノも所有していて、演奏会が開催されたりもします。

また、「テイクアウトショップ panier(パニエ)」や、自販機、フレンチレストラン「レストラン・ランファン・キ・レーヴ L’enfant qui rêve」もあります。園内の買い物は、基本ここだけでできると思った方がいいです。

建物の中では、「札幌国際芸術祭2017」の展示がされてました。レコードプレーヤーがあちこちに置いてあって、突然なり出したりします。

1階だけ無料で見られるスペースでした。2階からはパスポートが必要なので、今回は展望デッキにはいけませんでした。

自然がいっぱい。地元の方が、普通にウォーキングやジョギングをしています。いろんな木があるので、色合いの変化が楽しめます。

いくつか象徴的なものがあります。こちらが「モエレ山」。

「モエレ山」は頂上まで登れます。

こんなところに自転車が!

これも、「札幌国際芸術祭2017」の展示の一つです。坂に自転車が止まってる風景というのも、なかなか面白いですね。

「海の噴水 – SEA FOUNTAIN -」という噴水ショーも、「モエレ沼公園」の楽しみの一つです。一日に3〜4回見られます。ある、噴水です。

噴水ショーの開始の前にアナウンスが入り、時間になるとまず一直線に空高くを目指して噴水が上がります。その高さは25メートルになるそうです。

15分のショートプログラムと、40分のロングプログラムがあります。

霧が出たり、グワングワンと真ん中のところが渦を巻くように漏れ出してくる「ビッグウェーブ」、40分見ていても飽きません。15分でも楽しめますが、40分の方にある、ビッグウェーブがお気に入りです。

今回は15分のショートプログラムの時間帯だったので、見られませんでしたが、ロングがお勧めです!

夏季限定で見られる夜の噴水ショーも素敵です。昼間にある40分のロングプログラムに、照明の演出が加わり、幻想的です。

大地を彫刻したような、「プレイマウンテン」。

「テトラマウンテン」。近くまで行ってみると、なんかすごいです!

【モエレ沼公園】「さんぽ」をトイピアノで弾いてきた

モエレ沼公園のモエレ山で、「となりのトトロ」の「さんぽ」をトイピアノで演奏してきました。

モエレ沼公園で「モエレ玉」をいただく

「ガラスのピラミッド」の中には「テイクアウトショップ panier(パニエ)」があります。ランチボックスやおにぎりセット、カレーライスなどのカフェメニューの食事や飲み物がテイクアウトできます。

その中で気になった「モエレ玉」をいただきました。さつまいもで作ったサーターアンダギーみたいな感じ。中に、クリームチーズが入ってます。ほのかな甘さが美味しいです。

クリームソーダも一緒にいただきました。外でいただく食事は、なお美味しく感じます。

さっき噴水のところにいた幼稚園児たちが、坂を滑り降りて遊んでいます。無邪気で楽しそう。

みなさんもぜひ、イサムノグチの世界に触れによりみちしてみてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です