長崎県対馬市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅27〜対馬比田勝の街の風景

対馬の南側の港町、厳原(いづはら)から、バスで一気に北上して北の港町、比田勝(ひたかつ)へ行きました。比田勝の街をよりみちして回りました。比田勝のグルメ情報や、宿泊情報もご紹介します。

対馬の海岸は入江になっているところが多く、波が穏やかなのが特徴です。ですから、砂浜ができにくいようです。あまり海水浴ができる砂のビーチがありません。比田勝の近くに海水浴もできる「三宇田浜」がありました。その近くには立ち寄りできる温泉があったり、気軽にちょっとよりみちできるスポットがいくつかあります。

対馬を走る路線バスを利用するなら、フリー切符がお得です。対馬交通のバスが乗り放題になる1日券が1000円(2019年から1040円)、1ヶ月券が5000円(2019年から5230円)と破格の値段設定です。

【よりみちレポート】長崎県対馬市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅27〜対馬比田勝の街の風景

日時:2018年8月〜9月
エリア:長崎県(対馬市)

天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。

よりみちスポット

比田勝の街の風景

厳原から2時間半かけて、ようやく比田勝のバスターミナルに到着。ここから、比田勝周辺のいくつかの地域への路線が出ています。

バス停の向かいには、「上対馬総合センター」。文化ホールという500人収容できる大ホールがあり、ピアノ演奏会もできます。

バスターミナルから、比田勝国際港へ向かう道を行きます。路線バスは比田勝バス停が終点ではなくて、この先の上対馬病院と比田勝国際港まで行きます。沿道には住宅も多く、ちらほら飲食店やスーパーもあります。

「バリュースタジアムタケスエ」というスーパーマーケットが対馬で多く見られました。「バリュースタジアムタケスエ比田勝店」は9時から21時までやってますので、夜の晩酌のお買い物もできます。

バスの通る通り沿いにあった「豊崎神社」。この豊崎神社の御祭神は、経津主神、建御雷之男神、宗下野次郎(師大明神)、豊玉姫命とされています。そういえば、九州には「とよ」といった名前がつくところが数多くあります。翌日に対馬の真ん中あたりにある「和多都美神社」へよりみちしましたが、その近くの地名が「豊玉」でした。「豊玉姫命」からきてそうです。

対馬内には神社が多いようです。江戸時代の対馬藩三代藩主・宗 義真(そう よしざね)の調査による島内の神社数は455社(祠がない聖地崇拝などは除く)で、平成29年3月現在、神社庁に登録されている島内の神社は130社(境内にある小さな神社をふくめると約200社)もあるそうです。

下校途中のようかい手々てんさんに遭遇。本日宿泊するところまで案内してくれました。

ようかい手々てんさんに教えていただいたスポット「山田山」。

「山のところに、『山田』って書いてあるので、山田山です。」ほのかにじわっと笑いを誘います。

比田勝で「梅屋ホテル」に宿泊

今回泊まったのは、「梅屋ホテル」。比田勝バス停と、比田勝国際港のちょうど真ん中くらいにあって、街を散策するには便利です。比田勝のホテルはほとんどネット予約がないので、電話での予約になります。

ネット予約できるホテルというと、「DAEMADO HOTEL 比田勝」「花海荘 <対馬>」があります。最近「東横イン対馬比田勝」もできました。

「梅屋ホテル」は外観結構大きいホテルですが、家族経営といった感じです。

部屋はスタンダードなシングルの部屋に、ソファーが追加されて広々としています。

「梅屋ホテル」の朝食。今回の旅では、生卵用の器によく出会います。

比田勝の街の風景のつづき

「梅屋ホテル」に荷物を置いて、比田勝の街をよりみちして回ります。ホテルからすぐに港があって、向こうまで船がいっぱい停泊しています。波がほとんどない海なので、周りの風景がきれいに反射して見えます。

ホテルから海沿いに3分ほど歩くと、「比田勝港国際ターミナル」があります。「国際」とついているように、韓国釜山から船がきます。

ちょうど、釜山からの船がきていました。フェンスの向こう側はパスポートがいります。

これが、今回はパスした「テマドホテル 比田勝」です。「テマド」というのが「対馬」の韓国語読みです。問い合わせのために電話をかけたときに「アニョハセヨ」が第一声だったホテルです。国際ターミナルすぐなので、韓国の団体客でいっぱいでした。

安めの設定のホテルですが、いろいろあるみたいなので、口コミを見てやめました。

比田勝港の近くにはコンビニエンスストアの「ポプラ対馬比田勝店」がありました。24時間営業ではなく、9時から18時までの営業です。夜飲み物が欲しくなったら、21時まで開いていてくれる「バリュースタジアムタケスエ比田勝店」がありがたいですね。

ほぼ日本語表記のないお店や、当たり前のようにハングルがついている場所が多いです。

旗がいっぱい立っているお店。デューティーフリーというのはわかるのですが、何を売っているのかは外からだとわかりません。

比田勝港の近くに「辻馬車」という看板がかかっているところがありました。どうやら馬車に乗れるようですが、馬は見当たりませんでした。

2017年から運行を開始した、新しいアクティビティのようです。火曜日、木曜日、土曜日、日曜日の10時半から1時間おきに運行。最終は3時半だそうです。大人1000円、子ども800円

対馬観光物産協会のブログに情報がありました。

商店街に「お!な島です、対馬」という旗が掲げられていました。確かに、「お!」と思うことばかりです。

旗の右下あたりに書いてある、魚みたいなマークが可愛いです。対馬の形を省略して簡単に書くと、こんな感じになるんですね。

比田勝のご当地料理で挙がるのが「上対馬とんちゃん」でした。

戦後、在日韓国人から伝えられた焼肉料理を、地元の精肉店が工夫を重ねることにより地域に広まったと言われています。豚のロース肉を、醤油や味噌をベースに、ニンニク、ごま油など数種類の調味料に漬け込んだ国境の島ならではのソウルフード。上対馬で焼肉といえば「とんちゃん」が定番なんだそうです。

「対馬とんちゃん部隊」という盛り上げ隊もあるみたいです。

広い通りと並行して南側にある細い路地に、飲食店が多く並んでいます。バスの通る通りよりも、こちらの方が商店街の雰囲気があります。

死亡事故ゼロ記録が349日。もうすぐ一年無事故という頃でした。

他にも、比田勝で回ってみたいと思っていたところが色々あるのですが、歩いていくとどれも結構時間がかかります。西泊、網代の漣痕、殿崎、三宇田浜、上対馬温泉渚の湯・・・などなど

どこか一つでも行きたいなと思って、「梅屋ホテル」の方に相談してみたら、行きだけ車で送っていただけることになりました。帰りは、ちょうど路線バスあるので、「三宇田浜」と「上対馬温泉 渚の湯」によりみちすることにしました。

静かな対馬の砂浜「三宇田浜」

「梅屋ホテル」の方に「三宇田浜海水浴場」まで送迎していただきました。車だと6分ほどであっという間に到着。歩くと40分ほどかかります。歩いて行くなら、途中に「殿﨑公園遊歩道」があるので、そちらにもよりみちしてみたかったです。

「三宇田浜海水浴場」はびっくりするほど綺麗な砂浜でした。白くてサラサラな砂です。

「三宇田浜海水浴場」にはキャンプ場もあります。シャワーの設備もあって、海水浴の期間は賑わいそうです。

対馬の海は、本当に静かです。波の音がほとんど聞こえません。ザッパーンというより、ヒタヒタという感じの音です。透明度も高くて、魚が泳いでいるのがすぐ見えます。

海を見ながら入れる温泉「上対馬温泉 渚の湯」

三宇田浜から少し坂を登った丘の上にあるのが、立ち寄り湯ができる温泉「上対馬温泉渚の湯」です。入浴料600円。泉質は弱アルカリ性単純温泉です。

期間限定ですが露天風呂あります。海の方面が全面ガラス張りになっているので、海の風景を眺めながらお湯に浸かることができます。まるで、一枚の大きな絵をみてるみたいです。

この「渚の湯」の近くに新しく「東横イン対馬比田勝」のホテルができたそうです。

こちらにもハングルで書いてあります。

1日2往復だけしている、鰐浦・比田勝循環バスで、上対馬のあたりをぐるっと一周してきました。翌日はこの路線の途中にある、「豊砲台跡」と、「韓国展望所」によりみちする予定です。

25分ほどのバス乗車でしたが、いろんな風景が見えて良かったです。運転手さんに色々と教えていただけました。

次来ることがあったら、この辺りも歩いてよりみちして回りたいです。

上対馬とんちゃんや海の幸をいただける「三楽寿司」

夕食は比田勝の路地裏にある「三楽寿司」へ。「梅屋ホテル」から歩いて2分くらいのところにあります。

外で男性がスマホを触っていたのですが、お店の方でした(笑)

なぜ外でスマホ見てたのか聞いてみると、対馬では公共のwifiがあるんだそうです。公共の設備で、wifiが整備されてるみたいです。屋内だと通じが悪いので、外でやってたのだそうです。

やっぱり刺し盛りから。タイやサワラなどの新鮮な魚介が並びます。おすすめ前菜三種盛りもいただきました。これだけでつまみとして十分です。

対馬は、アナゴの水揚げ量が日本一なんだそうです。意外と知らないですね。ですから、この対馬では色々な食べ方ができるんです。例えば、「穴子の刺身」。生で食べる穴子ってなかなかないですよね。

普段だとこちらのお店でも食べられたんですが、この年は不漁で、なかなか穴子が入ってこないんだとか。

ここでは食べられませんでしたが、翌日穴子の専門店「あなご亭」でいただいてきました。

【参考記事:】

「アナゴ」などの魚介の他にも上対馬で気になるご当地グルメがありました。昼間にもポスターを見かけた、「上対馬とんちゃん」です。

キャベツが盛られた上に、にんにくが効いた豚肉が乗ってます。これ、ご飯が何杯でもいける味付けです。お酒との相性もいいです。特にビールが進みます。

上対馬に来たらぜひ、上対馬とんちゃんを食べてみてね!

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