長崎県対馬市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅30〜対馬大浦から豊玉町仁位へ
上対馬の「鰐浦小屋群」によりみちした後、大浦まで歩き、バスで対馬の真ん中あたりにある仁位(にい)という地域までいきました。
大浦地区は大きなショッピングモールがあります。仁位は、豊玉町と言われる地区にあり、和多都美神社が有名です。そして、対馬といえばアナゴの水揚げ量が日本一!そのアナゴが刺身で食べられるお店「あなご亭」があります。
日時:2018年8月〜9月
エリア:長崎県(対馬市)
天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。
よりみちスポット
「鰐浦」から「大浦」まで歩く
鰐浦から、大浦に向けて歩いていきます。なだらかなアップダウンのある道を行きます。それほど坂がキツくないので、歩きやすい道です。この道を「鰐浦・比田勝循環バス」のバス路線も通っていきます。
この辺りの道はランニングをしている人も多く見かけます。自衛隊の方々がトレーニングを兼ねて走っているみたいです。
道路沿いは、ネットで覆われているところが続いていました。このネットで囲まれたところには、畑があります。動物よけでしょうか。
対馬はあまり田んぼを見かけません。広い土地がとりにくい地形なので、こういうちょっとしたスペースを使って畑として利用しているところが多いようです。
いくつかトンネルも抜けていきます。
旅先でトンネルを歩くことも多いですが、歩いて通るときは緊張します。歩道の幅が狭かったり、電気がほとんどついてなくて真っ暗だったりすることが多いからです。このあたりのトンネルは、歩道も広めにとってありますし、明るさも十分。ライトとライトの間がめちゃくちゃ長いトンネルもあるんですが、こちらは、結構明るく照らしてくれています。
トンネルを抜けて進んでいくと、大浦湾の海に出ました。
天気はあまり良くないんですが、やはりほとんど波がなくて、静かな海です。
観光バスが次々に5台ほど走り抜けていきます。「韓国展望所」に寄った後、厳原方面に向かうようです。全部韓国の観光客のバスです。2018年は、それだけたくさんの韓国から来る人が多かったんですね。日本人の観光客の方にはあまり出会わなかった気がします。
波が静かなので、海に空や周りの風景が映ります。青空だともっと色鮮やかな風景が見れると思います。
大浦湾の海に、黒いブイが一定の間隔で浮いています。対馬では、真珠の養殖も盛んで、どうやらその真珠のアコヤ貝の養殖をしているようです。三重県の英虞湾といい、入江で、穏やかな海で真珠の養殖をしているんですね。
この辺りの山肌も脆い地層の「頁岩」がポロポロと崩れているところが見られました。「豊砲台跡」のあとでも見られる地層です。
【参考記事:】
「本宮神社」と「ともづな石」
鰐浦から40分ほど歩くと、ようやく大浦のショッピングモールが見えてきました。
スーパーマーケットの「バリュースタジアム タケスエ大浦店」やホームセンターの「ライフベース上対馬店」があります。「スーパータケスエ」というと、比田勝の街で見かけたスーパーと同じ系列店ですね。
【参考記事:】
あまりにも巨大なパンだったので、購入。エリーゼさんと比べても、2倍近くあります。
「島の瞳」は、対馬の真ん中あたり浅茅湾に面した美津島町で作られているブルーベリーです。その対馬産ブルーベリー「島の瞳」を使用した、「対馬サンセットソーダ」もありました。爽やかな甘さです。
「島の瞳」を使ったアイスもあります。
そうこうしていると、厳原方面へ行くバスの時間になりました。一本逃すと数時間待ちになりますから大変です。
レトロな雰囲気の「仁位」のバス停
「大浦」から1時間ほどの乗車で「仁位(にい)バス停」へ。厳原と比田勝を結ぶバスは、ここで数分停車して、トイレ休憩が取れます。
この地域は、「豊玉」と呼ばれる地域になります。
バス停の待合室は、なんともレトロな雰囲気。手書きの路線図など味がありますね。
トイレ休憩と言いつつも、観光でこられてる方は、みなさんここで写真を撮っていました。
これから仁位の街をよりみちしてまわります。