岐阜県高山市|飛騨高山の定番観光スポットをめぐる
飛騨高山の古い町並みや、宮川朝市、飛騨高山獅子会館からくりミュージアムなど、定番観光スポットをよりみちして回りました。
日時:2011年10月
エリア:岐阜県(高山市)
下呂市と高山市をよりみちして回りました。
よりみちスポット
新しく立て直す前の高山駅へ
2011年のJR高山駅はまだ古い駅舎です。みどりの窓口が狭かったり、かなり使い勝手の悪い駅でしたが、2016年に新しくなりました。
岐阜から高山まではJRの特急「ひだ」で2時間ほどです。そのほか、名古屋や新宿などから高速バスも走っています。名古屋からだと高速バスで2時間半ほどで着きます。
新宿のバスタから高速バスで5時間半ほどです。途中奥飛騨温泉郷の平湯温泉を通っていくので、奥飛騨の方が早く着きます。4時間半ほどで奥飛騨温泉郷へ行けます。
飛騨の郷土人形、「さるぼぼ」がお出迎え。飛騨弁で赤ん坊のことを「ぼぼ」と言います。「さるぼぼ」はさるの赤ちゃんという意味です。災いが「さる」、猿のように子沢山、などと掛け合わせて昔から家庭円満や安産のお守りとされています。
元々は赤色ですが、最近では、願い別にいろんな色のさるぼぼがあります。
飛騨高山の古い町並み
高山駅から10分ほど歩いたところに、古い町並みの通りがあります。車は通行止になっている通りが多くありますので、安心して歩けます。メインストリートは平日休日問わず結構人通りが多いです。
黒色の建物がずらっと並んでいる様は、趣があります。
建物の上を見てみると、小さな社があったりします。「秋葉様」と呼ばれて親しまれている、火伏せの神様を祀った「秋葉社」です。やはり、古い町並みにとって、火事が一番大変ですもんね。
高山祭の屋台の写真を撮るときに一番はえるところが、「中橋」です。普段は車の交通量は多いところですので、写真を撮るときは注意してくださいね。
中橋の近くにあるのが「高山陣屋」です。元は高山城主金森氏の下屋敷の一つでしたが、飛騨が徳川幕府の直轄地となってからは、江戸から来た代官や郡代が、ここで飛騨の政治を行いました。この役所は陣屋と呼ばれ、全国でも残っているのはここ高山だけです。
【高山市】「さんぽ」をトイピアノで弾いてきた
高山の古い街並みにて、「となりのトトロ」の「さんぽ」をトイピアノで演奏してきました。
高山祭を彩るカラクリの実演が観れる「飛騨高山獅子会館からくりミュージアム」
高山では、春と秋に高山祭があります。春は毎年4月14日・15日、秋は毎年10月9日・10日の開催です。週末ではなく、日にちが決まっています。その際、「祭屋台」と呼ばれる山車が春には12台、秋には11台曳き揃えられ、その豪華絢爛な姿を披露してくれます。
その祭屋台で披露される、からくり奉納の実演が祭以外で見られるのが、こちらの「飛騨高山獅子会館からくりミュージアム」です。入館料600円。なんと、ミシュラン1つ星を獲得したんだそうです。
からくりには「山車からくり」と「座敷からくり」があり、両方実演してくれます。
「山車からくり」は、仕組まれた糸を操作し人形を操る糸からくりと、ゼンマイ、バネなどを駆使して操る放れからくりがあります。飛騨高山の春祭り・秋祭りでも、豪華な山車の上で軽やかに演技を披露し、大勢の人々を魅了しています。
「座敷からくり」の代表的な作品は「茶運び人形」で、こちらも実演をみることができます。
「高山祭屋台会館」のある「櫻山八幡宮」
からくりミュージアムの近くにある「櫻山八幡宮」。境内に高山祭の屋台を常時実物展示する唯一の施設「高山祭屋台会館」があります。
八幡大神(応神天皇)を主祭神とし、相殿に熱田大神(日本武尊命)・香椎大神(仲哀天皇・神功皇后)を祀る神社です。
神社から振り返ると、開けた感じで空が見える風景が素敵です。
江名子川沿いの紅葉
桜山八幡宮からすぐ近くを流れる小さな川が「江名子川」です。紅葉を眺めながら、ぶらぶら歩くのにちょうどいいです。10月から夜にはライトアップされるそうです。
笹だんごが名物の「松本餅店」
古い町並みのメインストリートから一本横の道にある小さな団子屋さん。「松本餅店」でちょっと一服甘いものをいただきます。
名物の笹団子。笹で包まれた団子はアンコで挟み込まれてます。メインから外れると急に静かになります。そういうところにも素敵なお店も探すとたくさんあります。
高山といえば、宮川朝市
高山の街の中心を流れる宮川。変わった銅像にも出会えます。
宮川といえば、朝市は外せません。季節によって変わりますが、朝7時頃から正午まで、宮川沿いに朝市のお店が並びます。正午までは車の通行も規制されています。
飛騨名物、赤カブの漬物や、果物など色々なものが朝市に並びます。
飛騨牛の串焼きや、おわら玉天という六方焼きのお菓子など、食べ歩きをするのも一つの楽しみですね。