佐賀県唐津市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅23〜呼子名護屋城と波戸岬によりみち観光
呼子の加部島にあるイカ料理のお店で、新鮮なイカ料理をいただいた後、名護屋城と波戸岬によりみちしました。名護屋城跡や波戸岬は呼子の定番観光スポットです。
日時:2018年8月〜9月
エリア:佐賀県(唐津市)
天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。
よりみちスポット
名護屋大橋を渡って名護屋城跡へ
呼子にある加部島からバスで呼子大橋を渡って戻ってきました。呼子から加部島に渡る行きのバスは、地元の方ですごく混んでいましたが、帰りの乗車は僕一人だけでした。
加部島線のバスは、このまま乗っていると呼子のバスセンターに戻っていってしまうので、さらに西へ向かうために、その分岐になる、「伊達政宗陣跡バス停」で下車。歩いて「名護屋大橋」を歩いて渡ります。
名護屋大橋からの眺め。高いところを通っている橋なので、海の景色が広く見渡せて素敵です。向こうに先ほど渡ってきた「呼子大橋」も見えました。
名護屋大橋を渡ったところにある、「道の駅桃山天下市」。
特産品・唐津焼・お土産の物産館、新鮮農産物・水産物の直売所、活きいか料理の和食処があったり、甘夏ソフトがいただけたりしますが、日暮れが近いので、次のところへ向かいます。
呼子にある「なごやじょう」へよりみち。「名古屋城」ではなく、「名護屋城」です。によりみち。
この「名護屋城」は、豊臣秀吉の朝鮮出兵に際して建てられた城です。17haに及ぶ面積をもつ巨大な城で、その大きさは大阪城に次ぐ規模であったとされています。
名護屋城跡の入り口で出会ったようかい手々てんさん。名護屋城のことを詳しくご存知で色々とガイドをしていただきました。
名護屋城跡は、大阪城につぐ広さということで、隅々まで歩いて回ると、小一時間はかかるくらいあると思います。
目の前に広がる庭園。や立派な石垣が残されています。
名護屋城本丸跡。この辺りは全部石垣の上にあります。
名護屋城天守閣跡からの眺め。とてもいい景色です。名護屋城跡も佇むのには良さそうなところです。もっとゆっくり見て回りたかったですが、もうひとついきたいところがあって、駆け足で名護屋城跡を回りました。
「名護屋城址バス停」から波戸岬線のバスに乗って、波戸岬(はどみさき)を目指します。
バスといってもワゴン車で運行されているので、見過ごしてしまいそうです。
波戸岬のきれいな浜辺「波戸岬海水浴場」
「名護屋城址バス停」から波戸岬の最寄りバス停「波戸岬バス停」までは6分ほどの乗車です。
バスを降りると、駐車場と、サザエの壺焼きなどがいただけるお店があります。
駐車場から階段を下っていくと「波戸岬海水浴場」があります。
海水浴場入り口のところには、なぜか済州島の守り神「トルハルバン」の石像が2体設置されています。左は学業成就、右は無病息災のご利益があるそうです。
古来、大陸・朝鮮半島と九州北岸を結ぶ航路だったのが「波戸岬」。唐津市と姉妹都市を結ぶ西帰浦市から、姉妹都市締結20周年を記念して贈られたものなんですよ。
とても綺麗な砂浜です。もう9月に入っていましたので、海水浴客はほとんどいません。砂浜で佇む人はチラホラいました。トイレやシャワーの設備もあるので、夏には賑わいそうです。
ちょうど夕日が綺麗に見える方角に海水浴場があります。日が傾いてきて、影が伸びていきます。
海に足を突っ込んでしばらく風景を楽しみましたが、気持ちよかったです。海の透明度が高いです。
波戸岬の「ハートのモニュメント」
波戸岬の先端へ向かいます。平らな草原が広がります。
右に見えている、海の上にある建物は、「玄海海中展望塔」で、海の中に立っているので、海中からの眺めを楽しめます。後でよりみちしました。
「波戸岬」には、インスタスポットもあります。岬の突端には白い「ハートのモニュメント」があります。「ハート岬」とも呼ばれる波戸岬は、「恋人の聖地」に認定されておりデートスポットとして人気です。
ん?「ハートみさき」? 「波戸岬」・・・「はどみさき」・・・「ハートみさき」・・・ダジャレかい!
カップルたちがここで写真を何枚も何枚も撮っていきます。
青い海と空をバックに、思い出に残る1枚をおさめることができます。
海の中を見渡せる「玄海海中展望塔」
先ほど見えていた「玄海海中展望塔」に入ってみます。入場料560円
「玄海海中展望塔」は、日本海では唯一の海中展望塔として昭和49年12月1日にオープンしました。波戸岬の陸地から86メートルの桟橋でつながれ、展望塔は高さ20メートル,直径10メートルあります。海上デッキからは三方に玄界灘の島々を見わたせ、24個の海中窓がある水深7メートルの海中展望室からは魚が遊泳する様子や,海草,貝類を見ることができます。
入場料を支払って、海中展望塔まで桟橋を渡っていきます。
海中展望塔の中を階段で降りていきます。海の中にいるような色彩の展望スペースに出ました。
窓から覗くと、魚たちが泳いでます。ここでゆっくりと眺めてましたが、他の方と誰とも会わず、この空間も独り占めでした!
帰りのバスは、「波戸岬バス停」の次にある終点「波戸岬国民宿舎バス停」から、呼子に戻りました。16時以降の便は、ワゴン車ではなく、昭和バスのバス車両になります。
25分ほどの乗車で呼子バスセンターへ到着。夕暮れの呼子バス停。哀愁漂います。