富山県氷見市|2019夏の北陸よりみち旅10〜藤子不二雄A作品にあふれる氷見へよりみち観光&グルメ

雨晴海岸から再びJR氷見線に乗って終点の氷見駅へ。8年ぶりによりみちしました。街を歩くと、「忍者ハットリくん」などで有名な漫画家、藤子不二雄Aの作品に出会うことができます。

また、能登半島へ向かうバスも出ている「ひみ番屋街」にもよりみちしてみました。広い公園や、日帰り温泉施設もあります。氷見のご当地グルメ、氷見うどんが食べられるお店もご紹介します。

【よりみちレポート】富山県氷見市|2019夏の北陸よりみち旅10〜藤子不二雄A作品にあふれる氷見の街へよりみち観光&グルメ

日時:2019年9月
エリア:富山県(氷見市)

富山県舟橋村でトイピアノ演奏をしたのち、富山県の黒部や氷見をよりみちしました。観光列車「花嫁のれん」や黒部峡谷鉄道など、列車の旅も楽しみました。

よりみちスポット

雨晴駅から氷見駅へ

雨晴海岸でのんびり過ごした後、再びJR氷見線に乗って、終点の氷見駅を目指しました。2駅で6キロほどです。きれいな海岸が続いているので、浜辺をブラブラ歩いて行ってもいいところです。

雨晴駅から氷見駅までは8分ほどの乗車です。8年前に訪れた時よりも随分きれいになっていました。駅舎自体は変わっていませんが、駅前のロータリーに屋根がついたりしていました。2016年に新しくなったそうです。

藤子不二雄Aの作品に溢れた氷見の街

氷見駅から東に行くと3分ほどで海に出ます。氷見駅から西側に繁華街があります。西に5分ほど行くと氷見の街中を流れる「湊川(万尾川)」があります。

「湊川」沿いは「湊川リバーウォーク」という散策路になっていて、北の方へ行くと、中の橋と復興橋の間にかけられた橋には、カラクリ人形が仕掛けられています。

氷見市出身のまんが家・藤子不二雄Aの作品「忍者ハットリくん」と仲間たち7体のキャラクターが、朝9時から夜7時(夏季は夜9時)まで、毎時0分(土日祝は30分ごと)に愉快なショーをくり広げてくれます。

このほかにも、街を歩くと、藤子不二雄Aの作品に出会うことができます。

「中の橋」から続く潮風通りは「まんがロード」とも呼ばれていて、こちらも「忍者ハットリくん」などのキャラクターに出会えます。

藤子不二雄Aのオリジナルキャラクター「氷見のサカナ紳士録」のキャラクターたちも「まんがロード」沿いにいます。商店街には両側600mにわたり、全部で8種16体のモニュメントが設置されています。モニュメントにはセンサーが内蔵されていて、近づくと、センサーが反応し楽しいお喋りをしてくれます。

「まんがロード」沿いには、「氷見市潮風ギャラリー藤子不二雄Aアートコレクション」という建物もあります。

その向かい側あたりには「プロゴルファー猿」がギュウーンっとゴルフボールを打っています。「プロゴルファー猿ポケットパーク」という小さな公園になっています。

「まんがロード」から少し入ったところにある「光禅寺」というお寺でも、藤子不二雄A作品に出会えます。門の向こうにもう見えていますね。

「光禅寺」は、約700年の歴史をもつ加賀藩前田家ゆかりの曹洞宗の古刹で、藤子不二雄Aの生家でもあります。山門をのぞくと、忍者ハットリくん、怪物くん、プロゴルファー猿、喪黒福造の石像が出迎えてくれます。

「ひみ家」で氷見うどんと氷見牛コロッケ

氷見と言えば、「氷見うどん」。基本乾麺で提供されていますので、お土産として持ち帰りもできます。

今回は、「まんがロード」を北に抜けたあたりにある「ひみ家」で氷見うどんをいただきました。加賀藩献上御用達「氷見糸うどん」がいただけます。富山の氷見うどん発祥の元祖は高岡屋「氷見糸うどん」の歴史にあります。氷見うどんの由来は「氷見糸うどん」に始まるんだそうです。その起源は250年以上も前の江戸中期(宝暦元年1751年)に当高岡屋創業の初代 弥三右衛門が能登門前の総持寺のうどんを作り食べる習わし、能登輪島のそうめん座から技術などを採り入れ、富山氷見の地で「糸うどん」の製法を編み出し始めたことからと伝えられています。手延べで作られているそうです。

ざるうどんは、氷に囲まれて出てきました。ツルッと喉越しのいいうどんです。

「氷見牛コロッケ」もいただきました。氷見牛の旨みとジャガイモのホクホクとした食感が相性抜群です。何もつけなくてもそのままいけます。

比美乃江大橋を渡って「ひみ番屋街」へ

氷見うどんをいただいた「ひみ家」からすぐのところにある「比美乃江大橋」を渡って「ひみ番屋街」に向かいます。

大きな橋というのは、それぞれのデザインがあって、細かいところを見てみるとなかなか面白いです。歩いて渡る時は、見る場所によって変わっていく、橋のデザインを楽しんだりします。

比美乃江大橋から五重塔が見えました。こんなに立派な五重塔なのに、特に観光案内には載っていません。名前は「永明院五重塔」ですが、普通に個人所有の五重塔なんだそうです。氷見網元の社長さんが建てられたとか。2002年に、日本初の大臣許可取得木造建築物の称号を頂いた建物です。なんかすごいです。個人の敷地内にありますので、塀の外側から眺めるくらいしかできません。

比美乃江大橋を渡ると、右手の海岸沿いに広い「比美乃江公園」があります。天に登っていくような展望台があります。

登るのは大変ですが、展望台の上からの景色はなかなか素敵です。気持ちいい潮風が吹いていました。

「比美乃江公園」から道を挟んで反対側にあるのが「ひみ番屋街」です。氷見漁港直送の回転寿し、氷見うどん、氷見牛など地元ならではのグルメがいただけるお店が並んでいます。

前にこの辺りへ来た時は、「氷見フォッシャーマンズワーフ」という施設が近くにありましたが、そちらが閉鎖されて、この「ひみ番屋街」が新しくできたようです。

名古屋からの高速バスも高岡を通ってここまで走っています。また富山側から石川県の和倉温泉へ向かう「わくライナー」もここを通ります。高岡から、ひみ番屋街、七尾、和倉温泉と走っていきます。

日帰り温泉施設「氷見温泉郷 総湯」もあります。源泉掛け流しの天然温泉で、 泉質は塩化物強塩泉です。入浴料は650円。外の景色は見えませんが、外の空気を味わえる露天風呂もあります。

露天風呂のところにあるベンチで日焼けされている方もいました。空に向けて開放的でした。

加越能バスの臨時バス停から、バスに乗りました。氷見市街地周遊バス(ひみ番屋街線)は、1乗車100円とかなりお得です。

バスで氷見駅へ向かいます。12分ほどの乗車でした。

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