岩手県盛岡市|東北よりみち旅3〜盛岡の街を歩くと、石川啄木と宮沢賢治に出会う
岩手県は、日本で一番大きな県です。本州最東端の魹ヶ埼(とどがさき)も岩手県にあります。岩手県の県庁所在地はかなり内陸にあって、太平洋の海よりも、秋田県の方が近いです。観光地でいうと、中尊寺金色堂のある平泉も岩手県ですね。今回は、岩手県の県庁所在地の盛岡市をよりみちして回りました。
仙台から新幹線で盛岡に向かいました。
日時:2014年9月
エリア:岩手県(盛岡市)
東北の宮城県、岩手県、青森県と北海道の函館をよりみちして回りました。
よりみちスポット
石川啄木の文字でお出迎え
盛岡駅に到着。駅の壁面には漢字で「盛岡駅」と平仮名で「もりおか」とありました。平仮名の方は「啄木」の名前が書いてありますので、岩手県生まれの石川啄木が書いた文字なんでしょうね。
開運橋を渡って盛岡の繁華街へ
盛岡の繁華街へは、駅前から東へ伸びる道を10分ほど行きます。途中に、北上川を渡りますが、そこにかかる橋は「開運橋」という名前で、なんとも縁起が良さそうな橋です。
盛岡城跡の岩手公園までのあたりが繁華街になります。アーケード街もありました。岩手というと「冷やしシャンプー」が有名です。床屋さんの前に「冷やしシャンプーあります」ののぼりが上がってました。
商店街を歩くといろんな方に出会えます。今回は宇宙人に出会えました。
商店街を抜けると、盛岡城跡公園があります。俳句を詠むようかい手々てんに遭遇。
レトロな洋館、もりおか啄木・賢治青春館
盛岡の街を歩くと、レトロな建物に出会えます。盛岡城跡公園を越えて東へ行ったところに、ひときわ目立つ洋館があります。「もりおか啄木・賢治青春館」です。元々は旧第九十銀行の建物でしたが、現在は無料で中を見学できるようになっています。
廊下には赤い絨毯が敷いてあって、なかなかシックな佇まいです。
1階では喫茶スペース「喫茶あこがれ」があって、このレトロな雰囲気を味わいながらコーヒーをいただけます。大正浪漫って感じでしょうか。
コーヒーのソーサーに建物の絵が描いてあって、可愛いですね。
いーはとーぶアベニュー材木町で宮沢賢治の世界を感じる
北上川にかかる開運橋から少し北に向かうと、材木町という商店街があります。そこは「いーはとーぶアベニュー材木町」と名付けられていて、宮沢賢治の世界を少し体感できます。
セロ弾きのゴーシュのチェロや、宮沢賢治の銅像などが通り沿いに置かれています。
レトロな建物と、出会い
観光案内の地図を頼りに盛岡の街をよりみちして回ります。大正時代に建築の「紺屋町番屋」も、とってもいい味です。
正食普及会(旧井弥商店)。中でお店をやっていました。
中津川のほとりにて。カキツバタが並んで咲くそうです。川のほとりで出会ったようかい手々てん。このおててに誘われて、ご年配の方々が集まる昼食会場でよりみちコンサート開催。「しあわせ計画舎」にて。笑顔をいただきました。