東京都港区|街に溢れるデザイン、南青山によりみち
よりみちで行くところは、自然に触れに行くことも多いですが、基本はその街を見て回るという、町歩きです。東京の南青山を歩くと、いたるところに素敵なデザインに出会います。街が全て美術館のように感じます。
街に溢れるアートを捜すよりみちというのも楽しいですね。
日時:2014年12月
エリア:東京都(港区南青山)
南青山で、美術館を巡るかのように、街に溢れるアートに出会いました。
よりみちスポット
南青山よりみちは芸術の爆発からスタート、岡本太郎記念館へ
南青山の街を歩いていると、一際異色な雰囲気を漂わせている建物がありました。「岡本太郎記念館」です。生前、岡本太郎のアトリエ兼住居だった場所が現在は、記念館として見学することができます。
攻撃的な配色、攻撃的な形。攻撃は最大の防御である。なんだか、もともと弱い人だったんじゃないかな。自信がない。だから、外に向けて最大の力を持って制する。
繊細を知っているから、大胆な行動ができる。やっぱり面白い方ですね。
部屋にはピアノも置いてありました。ピアノ弾かれてたんでしょうか。どんな物語がこのピアノから語られたんでしょうね。気になります。
不意に出会う、アートな建物たち
南青山の街には、変わった建物が平然と建っています。「別に普通ですけど」と言わんばかりです。
同じ形が整然と並んでいる形というのは見ていて飽きません。
木の棒が格子状に組まれている建物がありました。スターバックスの太宰府店も、こういった感じの格子模様になっていましたね。
こちらは「微熱山丘Sunny Hills」という台湾のカフェです。店内は格子模様から漏れる陽の光を感じるスペースになってます。
岡本太郎記念館の近くのビルにも、アーティスティックな模様が。「The Upper Residences at Minami Aoyama」という普通のマンションです。ただ、価格は普通じゃないですが。
こちらも格子状の模様があります。全面ガラス張りとなっている建物です。「プラダブティック青山店」。
中の電気屋、外の景色が写り込んでいたりして綺麗です。
無料で入れる穴場の美術館「エスパス・ルイ・ヴィトン東京」
12月の町並みは、どこもイルミネーションにあふれています。表参道も木々が葉っぱの代わりに光をまとっていました。
そんな表参道の中にある美術館ご存知でしょうか?しかも無料で鑑賞できます。それが「エスパス・ルイ・ヴィトン東京」です。表参道ヒルズの向かい側にある、ルイヴィトンの表参道店の中にあります。
ルイ・ヴィトンのお店。なかなか入るのをためらってしまうかもしれませんが、思い切って中へ進みましょう。といっても、入口を入ったらすぐ右手へ。店内に入るというよりは、脇の通路へ入っていく感じです。そこに、エレベーターがあるので、7階へ直行。この7階が全てアートスペースになっています。
だいたい1人のアーティストをピックアップして、広いスペースに作品を展示します。今回は「ソ・ミンジョン」という韓国のアーティストの作品。鉄骨のように見えますが、ポリエチレンでできています。
期間ごとに違うアーティストの作品が見れますので、定期的に訪れると色々と楽しめると思います。
なにせ、ルイヴィトンのお店に入っていくという行為が、なかなか素敵です!
そして、もう一つ素敵なのが、この風景です。表参道からビルが立ち並ぶ東京の風景を見ることができます。オススメのアートスポットです。