岐阜県養老町|養老公園の「こどもの国」から「養老の滝」へよりみち観光&グルメ
岐阜県養老郡養老町は居酒屋チェーン「養老乃瀧」でもおなじみ、「養老の滝」があります。親孝行の伝説から名付けられたそうです。養老の滝がある公園は、子供のための遊具が多く、とても広い公園です。その近くには養老ランドというローカルな遊園地もあります。
まずは養老駅から広い芝生広場がある「こどもの国」を通って養老の滝へ向かいました。養老の滝までの沿道にはお土産物のお店や食事処もあります。気になった養老グルメもご紹介します。
日時:2015年5月
エリア:岐阜県(養老郡養老町)
養老鉄道の養老駅で、養老公園と天命反転地によりみち。隣駅の美濃高田駅までよりみちして回りました。
よりみちスポット
養老へのアクセス
養老の滝などがある岐阜県養老郡養老町へは、大垣駅から養老鉄道で養老駅へ。田園風景の中を抜けて、20分ほどの乗車です。
養老駅舎は大正時代に建てられたもので、とてもレトロです。外の「養老駅」の看板をよく見てみると、瓢箪を加工して作ってあります。
養老に伝わる「孝子伝説」で瓢箪で汲んだ養老の滝の水が酒に変わったという言い伝えがあります。
養老駅の中にも瓢箪がいっぱい飾ってあります。
土日は駅前から養老公園まで無料のシャトルバスが出ています。歩くと10分ほどの道のりですが、坂道を登っていくので、ありがたいサービスですね。
養老公園にある公園「こどもの国」へ
養老山麓にある自然豊かな公園「養老公園」ですが、いくつかの施設を合わせて「養老公園」と呼んでいるようです。
広い芝生や遊具がある公園「こどもの国」、乗り物がある遊園地「養老ランド」、アート作品の「養老天命反転地」、そして「養老の滝」などが養老公園の中にあります。つまりは、とても広い!ということです。
養老駅から10分ほど坂道を登っていきます。まっすぐ伸びる道をいきます。
「岐阜県こどもの国」の門が見えてきました。こちらは無料で入れます。
広い芝生広場があります。平日はとっても静か。こんな広大な空間を独り占めできました。なんか、弾きたくなってしまいます。
「こどもの国」にある公園管理事務所に行ってみると「クイズ石碑ラリー」なるものを発見。記念品がもらえるということで、やってみることにしました。
養老公園内にある石碑について、クイズに答えて、アンケートに記入すると記念品がもらえます。例えば、お相撲さんの石碑がありました。この石碑にまつわるクイズがあります。ヒントは石碑にありますので、行ってみるとすぐ答えが出ると思います。
クイズラリーを終えて、こどもの国の受付カウンターにもってくと、こんなものがもらえました。ゆるキャラ?かな?
マイナスイオンをたっぷり浴びれる「養老の滝」へ
養老の滝までは、川沿いを行きます。日差しが厳しくて暑かったので、水がとても冷たく感じます。
養老の滝まではいくつか飲食店もあります。帰りに後でお昼を食べようと思ってましたが、あまりにもお腹が空いたので、行きに軽く朝ごはん的におにぎりをいただきました。
「米夢(まいむ)」というギャバ米を提供してくれるお店です。残念ながら現在閉業されたようです。米粉のシフォンケーキなど美味しかったですが、残念です。
どんどん木々に覆われていき、木陰はとってもさわやかです。
養老神社の階段脇には「菊水泉」という名水があります。
20分ほど木々の間を登っていきます。養老の滝が見えてきました。
結構滝の近くまで行くことができます。滝のしぶきでミストを浴びているみたいです。マイナスイオンをたくさん浴びることができます。
みなさんこちらで写真を撮っていきます。落差があるので、滝の全景を入れようとすると、結構難しいみたいです。
平日は訪れる方がチラホラなので、写真は撮りやすいです。休日は結構混みますので、人を入れずに写真を撮るのは至難の業かもしれません。
養老の滝までの売店で「養老うどん」と「鯉のあらい」をいただく
養老の滝までの道沿いにはいくつか売店もあります。新しいお店もあり、ジェラートが食べられるお店などもあります。
そんな中昔ながらの観光地の売店、食堂で気になる文字を見つけて、こちらでお昼をいただくことにしました。
「大黒屋」の看板に「うなぎ、こい、ます」とあります。「鯉」もいただけるんですね。早速いただきました。
「鯉のあらい」は酢味噌で頂きますが、何かイメージと違う。そうです、酢味噌といえば市販のものは黄色ですね。白味噌を使っているわけです。ですが、大黒屋の酢味噌は赤茶色。つまり、赤味噌ベースの酢味噌なんです。これは珍しいですね。
鯉のコリッとした食感がよかったです。思ったほど臭みもありませんでした。酢味噌をつけるとサクッといただけます。
時期によってはいただけないこともあるみたいです。
もう一つ期になるものを見つけました。「養老うどん」です。岐阜県さんの小麦の他、粟や大麦など十六穀を使用して、養老の綺麗な地下水で作られているそうです。見た目は蕎麦のように黒っぽいですが、そば粉は入っていません。蕎麦アレルギーの方でもこれは食べられますね。
モチっとした麺で美味しいです。具に目玉焼きが入ってるのが、斬新な気がします。鯉のあらいと両方頼んでも1000円ほどだったので、結構お得な感じがします。
養老駅前の商店で優しい味の「養老サイダー」をいただく
養老駅前に、一軒だけ「きびようかん本家」と書かれているお土産物屋さんがあります。穀物の黍を使った羊羹なんですね。これも結構珍しい気がします。
こちらのお店でいただけるのが、「養老山麓サイダー」です。養老のおいしい水で作ったサイダーです。
優しい甘さのサイダーで、暑い日には炭酸の刺激が身体中に染み渡ります。