岐阜県大垣市|大野町から美濃赤坂へ3〜レトロな雰囲気の美濃赤坂駅と昼飯古墳
美濃赤坂は、宿場町です。そして採石場もあり、東海道本線から分かれたJRの終着駅があります。旅客車はそこまでしか行きませんが、美濃赤坂のあたりには貨物専門の線路があちこちにあります。有名なのが、線路が神社の境内を横切っていく風景です。石引神社の境内に貨物用の線路が通っています。
終着駅には、それぞれの風景がありますが、美濃赤坂の駅は、なかなかにレトロな風景が広がっています。
この近辺には古墳も多くありますが、昼飯古墳には上に登ることもできます。
日時:2019年5月
エリア:岐阜県(大垣市)
パレットピア大野から、大野町と神戸町のバラ公園へ。JR美濃赤坂駅までよりみちしてまわりました。
よりみちスポット
古い町並みも残る赤坂宿の宿場町
美濃赤坂は、中山道の宿場町です。川辺にある赤坂港跡や、旧清水家住宅など、古い建物も残っています。
でも、今回の目的は、この宿場町の風景ではありません。
牡丹の花が咲くお茶屋屋敷跡
美濃赤坂駅の近くに、美しい庭園が見れる、お茶屋屋敷跡があります。中には牡丹の花などがあり、季節ごとに花を楽しめます。
竹林の風景も素敵です。
境内を線路が通る石引神社
いろんなテレビ番組で紹介されていて、一度よりみちしてみたいと思っていたのが、「石引神社」でした。境内を線路が通っているのです。この路線は西濃鉄道市橋線です。
この線路は旅客車は通りません。貨物専用の線路です。警報機や遮断機などもありません。いつ貨物車が通るのかは正確にはわかりませんが、「朝6時頃と8時頃、昼11時30分頃と13時30分頃に通ります」との注意書きだけありました。
近くに採石場があり、石灰石などの運搬などに使われるみたいです。うまくいくと、ここを通る貨物も見ることができるかもしれませんね。
美濃赤坂には、西濃鉄道市橋線の他にも、昼飯線などがありましたが、現在は廃線になっています。美濃赤坂の街を歩いてみると、あちこちに、廃線の跡がみられます。
のぼれる古墳、昼飯古墳
美濃赤坂駅から少し西へ向かうと、昼飯(ひるいい)という地域があって、そこに見事な前方後円墳があります。昼飯古墳。
ちょうど下校の時刻でしたので、子供達が古墳の上で走り回って遊んでいました。
のぼれる古墳というのもいいものですね。上からの眺めも結構いいですよ。
【昼飯古墳】「さんぽ」を歩きながらトイピアノ弾いてきた
大垣市にある昼飯古墳で、「となりのトトロ」の「さんぽ」をトイピアノで演奏してきました。今回は歩きながらトイピアノを弾いてみました。
ノスタルジーを感じる美濃赤坂駅
美濃赤坂駅へは、かつては岐阜からも直通列車が出ていました。現在は、大垣駅が始発で、そこから「荒尾駅」「美濃赤坂駅」の二駅しかありません。
採石場に通じていた駅ですが、広大に広がっています。
時間が止まったかのような佇まいです。
この駅から列車に乗るときは、車内で整理券をとって、駅もしくは車内にて精算します。
廃線を巡る旅、ローカル線を巡る旅というのも楽しいものですね。