栃木県宇都宮市|北関東よりみちの旅6〜餃子と石の街「宇都宮」へよりみち観光&グルメ
栃木県の県庁所在地、宇都宮市というと、餃子が有名です。街に餃子の店がたくさんあります。そして、街を歩いてみると、石造りの建物が多くあります。これは、栃木県に、石の産地「大谷」がある所以です。素敵な石の建物を見て回るのも楽しいです。
日時:2015年11月
エリア:栃木県(宇都宮市)
千葉県からはじまり、茨城県、栃木県、群馬県と北関東を横断しながらよりみちしてまわりました。
よりみちスポット
「餃子の像」がある宇都宮駅の風景
茨城県水戸市から栃木県の宇都宮市へ向かいます。途中小山駅で両毛線に乗り換えますが、小山駅はもう栃木県ですね。栃木県に初よりみちです。
常磐線、水戸線、両毛線を乗り継いで、2時間弱の乗車です。
無事に宇都宮駅に到着。
宇都宮といえば、餃子。「餃子の像」が駅前に立ってます。
この餃子の像は、真っ二つに割れたことでも有名ですね。何度か場所を移動して設置されたんですが、移動する際に、持ち上げたとき、ゴロンと落として、割れてしまったんです。
餃子の像をよく見てみると、継ぎ目があります。壊れた時に直した跡です。
この、石像が壊れてしまったエピソードは有名なんですが、この像が作られたエピソードはなぜかあまり知られていないんですよね。
昔テレビ番組で「おまかせ!山田商会」という、山田邦子が司会を務めて、芸能人が派遣社員としていろんなところに行って働くというのがあったんです。その番組の中で、この餃子の像を作ったんです。よく見ていた番組なので、よく覚えてます。
それはさておき、餃子を見てたら、餃子食べたくなりますよね。スタンダードな餃子を食べに宇都宮に来たことはあったので、今回はスタンダードじゃない餃子のところを探してみました。ちょうど駅ビル内に見つけたのでよりみちしてみました。
お味噌の老舗「青源」の餃子屋
宇都宮駅ビル「パセオ」にある「味噌と餃子青源」へ。こちらは、お味噌の老舗「青源」の餃子屋さんです。なんと、寛永2年(1625年)の創業です。江戸時代初期から続くお店ってすごいですね。
ネギ味噌餃子定食(780円)。タレはもうかかってるので、そのまま食べます。
パリッと焼かれた餃子に、ネギのシャッキリ食感が加わり、適度な味噌味が広がります。具沢山の味噌汁も美味しいです。さすが、お味噌屋さんです。
ネギが余るので、ご飯にかけて、ネギ味噌ご飯でかきこみます。このタレだけでも十分美味しいですね。
餃子のはしごというのも楽しみの一つですね。
宇都宮駅から東武宇都宮方面へよりみち
JR宇都宮駅と東武線の宇都宮駅はかなり離れたところにあるので、よりみちして回ってみます。JR宇都宮駅から西の方面へ向かいます。
駅からすぐのところにある、田川にかかる宮の橋。街灯が立派です。大通りから南の方へ、脇の道に入りました。
善願寺の宇都宮大仏(大豆三粒の金仏)。こんなところで大仏様にお会いできました。各地を回ってみると、意外と知らないだけで、大仏様っていろんなところにおられるんですね。
宇都宮の街を歩くと、素敵な石壁によく出会いました。
ここにも素敵な石壁があるな、と思ってたら、先ほど宇都宮駅で食べた餃子のお店、味噌の老舗「青源」の石倉の壁でした。
東武宇都宮駅に近づくにつれて、商店街が増えてきました。日野町商店街。
商店街の細い路地を覗くと石壁が。そういえば、石壁が多いことに気づきます。
こちらの石壁の蔵は、篠崎材木店の材木を置いておく蔵だったそうです。「大谷」という採石場が近くにあるので、宇都宮には石を使った建造物が多くあるんですね。餃子の像も「大谷石」を使っています。
宇都宮のアーケード街「オリオン通り」。パルコもあります。
まるでヨーロッパの風景のような石造りの建物「松が峰教会」
オリオン通りを抜けると東武線の東武宇都宮駅があります。その少し南には、異国を感じる場所がありました。駐車場の向こう側に突然あらわれます。
「松が峰教会」です。こちらも石造り。ここは日本か、と疑うような風景です。
いろんな角度で写真を撮りたくなってしまいますね。
こうやって宇都宮の町をよりみちしてまわると、やっぱり気になります。大谷の採石場に行ってみたいな。ふりかえってみれば、餃子の像も、大谷石を使用していたんですよね。
宇都宮で、「まさしの餃子」や「みんみん」の餃子を食べたいなって思ってたけど、急遽大谷石のとれる、大谷町によりみちしてみることにしました。