北海道礼文島|北海道よりみち旅2017夏16〜スコトン岬からトレッキング その2
礼文島の最北端スコトン岬から、岬めぐりコースのトレッキングコースを行きます。スコトン岬から4キロ弱のところにある最大の難所ゴロタ岬を越えて、ここから鉄府という地域と、西上泊の地域を越えてスカイ岬へ。丁度いい時間のバスがないので、浜中の地域を超えて、昨日宿泊した船泊までよりみちして行きます。
全部で15キロ(浜中でバスがうまくこれば13キロです)ほどのコースです。
船泊に戻ってきて、船泊にあるカフェにもよりみちしました。
日時:2017年8月〜9月
エリア:北海道(礼文郡礼文町、礼文島)
北海道の最東端「納沙布岬」と最北端「宗谷岬」をめざして11日間のよりみち旅。
よりみちスポット
「ゴロタ岬」から「鉄府」へ
「ゴロタ岬」を越えると、しばらくは下りが続きます。高く見えるところが、さっきまでいた「ゴロタ岬」です。遠くから見るとなだらかに見えますが、上から見ると垂直の坂に見えるんですよね。
不思議なものです。
くねくねっとした木の階段を降りて来ました。
この先に、人が住んでいる鉄府という地域があります。鉄府を通って「スカイ岬」に向かいます。
ここでお昼を食べていたようかい手々てんに遭遇。
トレッキングの最初の頃に出会って、先に行かれた方でした。
あとで、民宿近くのカフェによりみちするつもりです・・・なんて話しながら、お別れして先に進みました。
丘の下の道をいきます。同じような丘陵の風景が続きます。爽やかな風が吹いてきて、ずっとここで佇んでいたいような風景です。
かすかに建物が向こうの方に見えて来ました。あのあたりが「鉄府」の集落です。
「鉄府」の町の風景
ようやく「鉄府」に到着。ここでようやく半分の道のりです。
スコトン岬を出てから3時間かかりました。
鉄府と書いて「てっぷ」と読みます。
こちらも漁に出られるように港が整備されていました。
鉄府で可愛いようかい手々てんさんに遭遇。
「鉄府」から「スカイ岬」へ
「鉄府」から再びアップダウンがあります。ですが、「ゴロタ岬」に比べれば、大したことはありません。慣れというのは怖いもの・・・いや、ありがたいものでもあります。
二つほど山を越えると、「スカイ岬」のある「西上泊」の集落が見えてきました。昨日の夜に海辺で声をかけてくれた漁師の方は、こちらの集落の方だそうです。「スカイ岬のところで漁をしてるよ」って言ってましたが、今回は再会できませんでした。
「スカイ岬」へは車で来ることができます。駐車場があるので、観光バスでも来られます。駐車場からは売店の建物を超えて、この道を上ると「スカイ岬」があります。
スカイ岬。漢字で書くと「澄海岬」。本当に澄み渡る海です。太陽の光が当たるとスカイブルーに見えたりします。スコトン岬を出てから4時間ほどで到着。確かに4時間コースでした。
こちらは観光バスで来られますので、ひっきりなしに観光客の方がやって来ました。
ゴロタ岬のところで出会った、外国の方とここで再開しました。これから8時間コースの方に行くんだ・・・本当に暗くなっちゃいそうですね。このあと、無事に8時間コースを行けたようで、香深の温泉施設や、港でも再会しました。
売店で「トド肉」をいただく
スカイ岬へ登っていく道の入口あたりには「澄海岬観光売店」があります。お土産物屋や、特産のウニ丼などが食べられる食事処もあります。
その中で気になったトド肉の串焼きをいただきました。珍しいトド肉串焼きは250円。
赤身肉って感じで、淡白な味でした。お試しあれ!
スカイ岬から船泊へ戻る
スカイ岬からは路線バスは出ていません。路線バスのバス停がある「浜中」というところへ向かいます。ここからは舗装されていて歩きやすいです。
でこぼこした風景が広がっています。ハイジになった気分。
30分ほど歩くと路線バスが通る道に出ました。ただ、ちょうどいいバスがなかったのでこのまま浜中から船泊まで歩きます。
礼文島には信号機が2つだけあります。その一つが、船泊保育所の前にありました。
もう一つは香深の礼文町役場の裏手にあります。
船泊の民宿「海憧」に戻ってきました。浜中からさらに30分ほどかかりました。
荷物を預けておいたのでここで受け取ります。ここで学校帰りのようかい手々てんたちに遭遇しました。
船泊のカフェ「談」で珈琲時間
トレッキングを終えて、民宿「海憧」近くにある「カフェ談」によりみちしました。ここで、ゴロタ岬を下りたところで出会った男性と再会。出会った時に、このカフェに寄ると話していたので、ここで待っていたそうです。一緒にカフェでお茶しました。
アイスコーヒーを奢っていただいちゃいました。
「あのゴロタ岬をそんな重い荷物を持って越えるとは、かなりの変態だね(笑)」
・・・褒め言葉ととっておきます。
カフェ談は、カレーやシフォンケーキなど色々メニューがありました。
ゆっくり珈琲時間を過ごした後、南のフェリーターミナルがある香深にバスで向かいました。