熊本県熊本市|天草・佐賀・対馬のよりみち旅2〜観光特急「A列車で行こう」に乗車
佐賀県の鳥栖から移動して、熊本へ。熊本駅と三角(みすみ)駅を結ぶ三角線を走る観光特急「A列車で行こう」に乗車しました。三角は、天草への玄関口の町です。ジャズが流れる車内で、ハイボールなどのアルコールを飲みながら過ごすことができたりします。
「A列車で行こう」を予約する際の、おすすめの席などもご紹介します。
日時:2018年8月〜9月
エリア:福岡県(久留米市)、熊本県(熊本市、宇城市)
天草・佐賀・対馬をよりみち旅しました。
よりみちスポット
鳥栖から熊本へ
JR田代駅から列車に乗って、熊本駅へ向かいます。途中の福岡県の久留米駅で乗り換え。10分ほどの乗車でした。ステンドグラスが素敵な駅舎でした。
九州新幹線に乗り換えて熊本駅へ。20分ほどの乗車であっという間に到着です。鳥栖から熊本までは在来線でも行けます。1時間25分ほどかかります。新幹線を利用すれば、かなり時間短縮できます。
観光特急「A列車で行こう」の乗車体験
熊本駅に到着。念願の観光特急「A列車で行こう」に乗ることができました。特急「A列車で行こう」は、全車指定で観光用に内装なども豪華に作られた列車です。熊本駅から、天草地方への入り口となる三角駅までを40分ほどで走ります。
「A列車で行こう」という名称は、ジャズのスタンダードナンバーから来ています。「16世紀に天草地方に伝わった南蛮文化」をテーマにして、レトロな内装や、ジャズの音楽が流れるのが特徴です。
週末や祝日だけ1日3往復走っています。金曜日や、夏休みなどの期間の平日などは1日2往復走る日もあります。夏休み期間ということで、運転日に当たり、乗ることができました。
発車時刻の15分前に熊本駅に到着。すでに特急「A列車で行こう」が入線していました。皆さん写真を撮ったりいますので、観光列車は早めに到着していることが多いです。
ネイビーに金色のラインのボディ。かっこいいですね。
車内も豪華な内装です。僕の勝手なイメージですが、ゴールドラッシュって感じです。もちろんBGMはジャズのスタンダードナンバー「A列車で行こう」が流れています。
2両編成ですが、やっぱり1(ウーーノ)号車をとりました。売り出し日にいち早く予約しました。
混み具合は、2人がけの席を1人で予約した人だと、隣の席は空いているくらいの余裕はありました。2号車は、アジアからの旅行者の団体が占領している感じでした。
風景を楽しみながらハイボールでも・・・
「A列車で行こう」の特徴は、車内にバーカウンターがあって、お酒をいただくこともできます。
熊本特産のデコポンを使った「“A”ハイボール」をいただきました。デコポンの味が爽やかで、飲みやすいです。
その他、A列車限定の天草の塩を使用した「カカオ研究所塩チョコレート」や、塩バニラアイスなどもあります。
車窓からは、海に線を描いたようなデザインの風景が広がります。「御輿来海岸」で見られる、自然が織りなす、不思議な海岸の風景です。
観光特急なので、見どころでゆっくりと徐行運転してくれます。
ちなみに、進行方向右手側に海が見えますので、列車の席を指定するなら、「D席」がオススメ。海が見える窓側の席になります。
ちなみにバーカウンターは1両目にあります。
海に合わせて、もう一杯。青いハイボールをいただきました。
そうこうしているうちに、三角駅に到着。あっという間の40分でした。JR線はここが終着駅です。もう向こうには海しかありません。
素敵な時間をありがとう。A列車、また乗りたいな